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創業の理念

「既存中小小売店の近代化と活性化」
「共存共栄」

写真:1号店のオープン

株式会社セブン-イレブン・ジャパンの前身である株式会社ヨークセブンが設立されたのは1973年。当時の街の小売店の大多数は、規模が零細で生産性は低く、人件費をはじめとするコスト上昇に苦しんでいました。売上を伸ばすためには、消費者のニーズを的確につかむ必要がありますが、経営者の能力にかかわらず、売筋や流行の商品についての情報を得る機会はありませんでした。また知りえたとしても、個人商店に優先的に卸してもらえる環境ではありませんでした。ほかにも資金繰りや会計処理、商品管理や労務管理など、多くの業務を人手の少ないなかでこなさなければならず、家族経営の小売店は将来に対する深刻な不安に陥っていました。

一方で、全国各地でスーパーマーケットをはじめとした大型商業店舗の出店が相次いでおり、地元商店街をはじめとした中小小売店による大型商業店舗の進出反対運動が盛り上がりを見せていました。売上が伸びないから、営業時間を延ばしたくても、人を雇うだけの収益がない。人件費が払えないから営業時間を短縮して、横並びで開店・閉店時間を合わせ、一斉休業日を設ける。営業時間さえ一緒にしていればお客さんは来てくれるという、過去の売り手市場の考え方そのものであり、そこには近代化をすることで労働生産性を上げるとか、付加価値をつけることで他店との差別化をするなどという発想はありませんでした。

そんななか、「中小小売店の労働生産性を高めなければ、小売店の生き残る道はない。中小小売店の近代化・活性化は、まさに国家浮沈にかかわる大課題である」という強い信念を持って、株式会社ヨークセブン(現セブン-イレブン・ジャパン)を設立し、あらたなビジネスモデルである「コンビニエンスストア」を誕生させました。同年9月に中小小売商業振興法が成立し、国としても経営の近代化を推し進めていた時代に重なります。以来、お客さまや加盟店オーナーさまから学びつつ、世の中の変化に対応することだけをひたむきに考え、「コンビニエンスストア」を発展させ続けています。