酒々井駅東口店(千葉県)での独立開業(オーナー様インタビュー)

  • セブン-イレブン他店舗店長 ⇒ オーナー
    競合コンビニ→他店舗店長 ⇒ オーナーへ

    佐藤昌史・章子さん ご夫妻
    酒々井駅東口店(千葉県)
    2015年7月1日オープン

子供3人を大学へ進学させられるオーナー業はここしかないでしょ。
競合を知っているからわかる、利益が出る仕組みがセブンにはある。

他チェーンのコンビニを経験後、一度はセブン‐イレブンの他店舗に社員として就職。5年後には従業員独立支援制度を使い、ついに自分の店を持つというご経歴だからこその体験談を伺いました。

  • オーナー様インタビュー
  • オーナー様インタビュー

他チェーンコンビニで、そのまま独立は考えられなかったのですか?
内部を知っているからこそ、比較して選んだのがセブン‐イレブンでした。
昌史さん: もちろん働いていた当時から正社員のお誘いはいただいていました。コンビニでの仕事が楽しかったので、やるならコンビニ事業とは思っていましたが、他のチェーンで働いている友人や、実際に社員で働いている友人の話を聞いて調べまして。コンビニ事業としての会社の強さや、今後の伸び方などで考えた時にここじゃないな、と思ってしまったのです。
実際、今がセブン‐イレブンで働いているからというひいき目ではなく、セブン‐イレブンの商品はお米ひとつとっても味が違う。自分のお店を持つなら、やっぱり美味しいところがいいです。
コンビニ事業じゃなくても独立の道はたくさんあったと思うのですが、なぜコンビニを?
家族を養っていける仕事は、これしかないと思ったからです。
昌史さん: 僕のこれまでの経験は、福祉の仕事とコンビニの経験しかありません。
でも、最終的に子供や家族を安定して守れるのはこの仕事だと思ったんです。脱サラして、お店を持つのが夢だったという方もいますが、一番家族を養っていける仕事はこれだと思うから、この仕事をしようと思うと奥さんにも言いました。
奥さんも巻き込むカタチにはなりますが、安定した仕事を選んでいると思っています。
あとは、自己分析で自分に合っていたんですよね。

他チェーンと比べて凄いと思ったところはどこでしたか?
ロイヤリティが高いと言われがちですが、トータルで考えるとここより安心できるコンビニはありません。
昌史さん: セブン‐イレブンの新商品は、導入何週間は原価が通常より安く仕入れることができるんです。
例えば、通常100円で仕入れられるものを、70円で仕入れられる期間に多く仕入れて販売ができれば、同じ商品を売るにしても利益が出ますよね。
僕がいた頃の他チェーンでは、この安く仕入れられる期間が1日だけでしたので、その商品が売れやすいかも予測できず、仕入れも躊躇してしまいます。それに比べて、セブン‐イレブンでは商品ごとに違いますが、数週間という長い期間があるので、売れ行きを見ながら仕入れ量を調整できるなんて、凄いことなんですよ。
僕の感覚ですが、こういった取り組みひとつで他チェーンよりも圧倒的に利益が出しやすい。お客様にも安く届けられますし、僕たち経営者側としても仕事のやりがいがあります。
セブン‐イレブンのロイヤリティは高いと言われがちですが、水道光熱費が8割本部負担や、廃棄する商品の原価を15%本部が負担してくれたり、またおにぎり100円セールなどに代表される売上をつくるためのキャンペーンが多かったり、全体のトータルで考えればどこよりも安定した仕事だと思います。
経営者であっても安定しているところ。自分も安心して働ける仕事ということですね。
粗利以外で違いを感じたところはありますか?
安心できるメーカーの商品を売れること。
昌史さん: ひいきじゃないですよ!商品の開発力が早いし、量が多い。
僕がセブン-イレブンで働きだした頃が、ちょうどPB商品に力を入れ始めた時でした。PB商品でも製造元のメーカーがしっかりしているんですよね。お客様にご案内するとき、売る時に自信を持ってオススメできる。年配の人にでも「知っている有名な会社が作っていますよ」って伝えると買ってくれたりするんですよ。前の他チェーンのPB商品では製造会社が全く知らない会社っていうのが結構あるんですよ。
商品が美味しいだけでなく、メーカーや製造元がしっかりしているのも営業がしやすいというのはありますね。
給与は安定されましたか?
多い時では、福祉の仕事時代に比べ3~4倍に。
昌史さん: 給料は、今の方が安定していますね。
福祉で働いていた時にもダブルワークをしていましたが、月によっては3~4倍くらいにまで差が出る時もあります。奥さんの働きを加えての世帯年収で比べても、今のほうが増えましたね。
  • 奥様インタビュー
  • 奥様インタビュー

ご自身が店長をするなどの実感はございましたでしょうか。
まったく実感ありませんでした。
章子さん: 夫がもともとセブン‐イレブンで社員として働きだした頃から、独立が先にあるというのは聞いていたと思うのですが、全然実感なくて。なので、自分でオーナーとして店をやるって言われた時、「まぁいいんじゃないの」と答えました。その時は、まさか自分が店長になって一緒にやるっていうのは思っていなかったので。
自分が研修に行ったりするようになって、ようやく実感がわいたという感じです。「あぁ、私もやるんだな・・・」と。子供は1歳、3歳、8歳くらいの時でした。
実際にやられてみて一番困ったことは?
人の下でしか仕事をしたことのない私が、急に上になったことが大変でした。
章子さん: 今まで経験したことないことばかりです。
仕事内容ではなく、立場的なことが辛かったですね。今までは人の下でしか仕事をしたことがなかったのですが、自分が上になるという立場になったことが一番難しかったです。
このお店はもともとあったお店で、経営者が変わるという流れでしたので、従業員さんはみんな経験者ばかりです。みんな私より知っていて、私が知らないことばかり。それでも「これどうしたらいいですか?」と聞かれると、えっ!どうしよう…って一緒に悩んでしまっていたり。それがまずいな、と思いました。
このお仕事をやられて、何か自分の中で変化はありましたか?
1日の時間が足りない!って思います。
章子さん: 人とのコミュニケーションの取り方が変わりました。午後シフトの従業員さんなんかは、年も上だし、私より全然長くやられているので、わからないところは素直にわからないと言って教えてもらったりしています。

昌史さん: 僕から見てもそうだし、お客様から明るくなったと言われますね。すぐ近くの不動産屋の店長さんに言われたのが、「前はもっと寡黙な感じだったけど、明るくなったというか、接客を頑張っているというか、声をかけやすくなった」と言っていました、雰囲気が変わったと。
それは僕も言われて嬉しいですね。心配はしていたので。
  • おわりに
  • おわりに

地域にあわせたお店づくりをされているとか!
お客様の流れを掴んで、品揃えの時間を調整していきました。
例えば…うちのお店はおじいちゃん、おばあちゃんが多く利用してくれています。実は、スーパーが線路越えないとないし、21:00には閉まってしまうんです。
そんな環境なので、夜に寄ったコンビニが品薄なのは悲しいですよね。しかも、駅前なので18時の帰宅客のピークだけでなく、意外と22時以降でもお客様が来る。そんな状況を見て、スーパーが閉まってしまうニーズを取り逃がしちゃダメだと思ったんです。
夜食べるものがないよ~という状態は避けたいので、揚げ物や惣菜などスーパー代わりになる品ぞろえに気をつけています。その時間でも美味しいものが揃っているということを認知してもらうには少し時間がかかりましたが、今では欠品していると「今日はないのー?」なんて笑って言われるくらいになりました。
独立されてよかったですか?
自営でも子供3人は大学まで進学させてあげられる仕事です。
そう思っていますよ。いろんな人と出会えました。
お客様もそうだし、従業員もそうだし。たまに保育園を休んでうちの子供を店に連れてきたりすると、若い子たちが遊んでくれて家族ぐるみになります。自分の子どもだけじゃなく、学生の子たちを含めいろんな人の成長が見れています。奥さんも、妻としてだけじゃなく、社会人として変わっていくのも見れますし。
家族が増えた感じです。
オーナーになったから贅沢ができるというわけではなく、今は子供たちのために貯蓄をしています。
今の時代で子供3人は多いほうだと思うのです。でも、この仕事なら自営でも、子供たち全員を大学まで出してあげられると思います。
<インタビュー後 コメント>
「こんなに安定している仕事はない」という意見を聞くことができました。でも実際のオーナー様の仕事ぶりや、落ち着きようを見ていると本当だと感じます。また、他社を知っているからこそ見える利益の出し方や、ロイヤリティの仕組みなどが目からウロコばかり。悩んでいるたくさんの人に読んでいただきたいインタビューでした。
    • 担当ライター:とがしみきこ

      リクルート関連の求人制作業務にて、あらゆる業種の取材・コピーライティングなどを数百本経験。現在はWEB業界にて様々な企画、デザイン、取材、コピーライティングを担当している。

      担当ライター:とがしみきこ

      リクルート関連の求人制作業務にて、あらゆる業種の取材・コピーライティングなどを数百本経験。現在はWEB業界にて様々な企画、デザイン、取材、コピーライティングを担当している。

オーナーさまインタビューピックアップ特集