金沢大手町店(石川県)での独立開業(オーナーインタビュー)

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    土倉 浩・由美子さん ご夫妻
    金沢大手町店(石川県)
    2016年8月26日オープン

今の仕事やと、子供が成人する前に定年を迎えてしまう。
60歳を超えても収入を上げ続ける方法は、独立やった。

専門商社で部長職。次は本部長の席もあったにも関わらず、10年後を見据えて独立を決意。独立してから、理想の生活環境が整いはじめているという、そのオーナー術をお伺いいたしました。

  • オーナーインタビュー
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セブン-イレブンを始めるきっかけは?
50歳を超えてから次のステップを考えはじめていました。
浩さん: 現在56歳。50歳くらいの頃から次のステップを考えとったんです。
コンビニも感心があったので、インターネットで調べていたら、まずは説明会に行くんだな、ということがわかりました。それで、妻に何気なく「コンビニだったらどこがいい?」って聞いたら、「そりゃセブン‐イレブンでしょ」って言うので、その週に開催していた説明会に参加したんです。説明によれば、このエリアでは今後の出店計画が多いとのこと。じゃあちょっと考えてみましょうかということになって。
そこだけ見て決めるのもなんだな、と思ったんで、その後ローソンも行ったんです。出店計画も少なく、今年いっぱいなさそうですね、と言われて。そうか~…じゃあセブン-イレブンか!?と。
次の本部長の役職もほぼ決まっていたそうですが、退職されてよかったのですか?
役職があがっても、60歳までじゃないですか。
浩さん: そのへんはやっぱりどこまでいっても中間管理職じゃないですか。60歳になれば、もう老人組って言われてて。そこまでいったら、もう役職者じゃないんですよ。
60歳で退職しちゃうと、収入は1/3くらいまで下がるよって話は2人でしてました。日ごろから蓄えはしていかなきゃいけないけど、実際それも難しい。でも、セブン-イレブンの仕事に就いても、数年はその時の収入よりは下がるだろう。下がるけど2~3年頑張って、もうワンステップ上くらいを目指していけば、前職を超える収入も可能なので。まぁ、年齢的にもまだ体力のあるうちに始めたかったんです。

なぜコンビニだったのでしょう?
お金に関わる内容が、とてもわかりやすかったんです。
浩さん: コンビニは、初期投資やロイヤリティなどがとても明確でした。飲食業界のFC制度も見てみたのですが、ロイヤリティなどが私にはあまり理解できず、先行きにも少し不安を感じました。 FCの制度にもいろいろあるっていうのは、本で少し勉強しましたが、各企業ごとの契約方法も様々で、ロイヤリティなどの負担もやっぱり一様ではなかった。
その中でも、セブン-イレブンは最初の投資がいくらであるとか、ロイヤリティ、最低保証制度があるなどとてもわかりやすく、安心できたんですよね。
その中でもセブン-イレブンを選ばれた理由は?
北陸エリアではまだ伸びる、そして挑戦し続けている姿勢ですね。
浩さん: 石川に進出してきているお店で見ても、セブン-イレブンは北陸地区ではまだ伸びていく印象です。そして、事業的にも先頭走っているところ。セブン-イレブンはチャレンジしている事業と思っています。チャレンジしているっていうのは企業として絶対必要な軸です。これが、っていうのはないんですけど、総合的なイメージでセブン-イレブンは時代の先を突っ走っている感じなのが理由ですね。
あとは、タイミング。自分は、待つっていうのがあまり好きじゃないので、1年待って開店とかよりも、今すぐ決断して前に進めたことが大きかったです。
大手商社の部長職経験から見て、コンビニ事業の面白いところは?
経営の仕組みに隠れているものが何もない、だから頑張ろうと思える。
浩さん: 仕組みとしてはちゃんとしてると思いますね。会社だとブラックボックスがあったり、経営トップの考えも、事業部という枝葉が分かれていくほど変わってしまい、言っていることとやっていることが違うとか起こります。セブン-イレブンはそこがない。
自分たちはFCとしての加盟ですが、お店のオーナーとして様々な挑戦や工夫ができるので、やっぱり独立開業なんです。自分がどうすれば、利益を上げられるかがわかってきたので、私次第なんだってことが分かりやすいですね。
  • 奥さまインタビュー
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ご主人の転職は賛成だったのでしょうか?
将来を考えると、転職したほうがいいとは思っていました。
由美子さん: 今、子供が3年生で、このまま会社員でいると中学校の時に定年になっちゃうんで、どう考えても新しい仕事を探した方がいいかなとは思っていました。私のパートでカバーできる感じでもないと思ったので、辞めるということには反対はなかったですね。
どっちみち自分も子供が小3になったら働く約束はしていたので、一緒に何かできるならそれでもいいや、と。
コンビニに対しての反対はありませんでしたね。漠然と大変だろうな…とは思っていましたけど、それよりも会社員のままでいるよりはいいんだろうなと。
奥さまも一緒にコンビニ事業を手伝うと聞いた時どう思われましたか?
大変な仕事かもしれませんが、生活にハリが出るんです。
由美子さん: 他のフランチャイズがわからないので、比べるのが難しいのですが。この仕事は大変なんですけど、仕事をやっているほうは、生活にハリが出るという感覚はあります。深夜とかどうなるのかなっていう不安はありましたが、そのくらいですかね。
それにセブン-イレブンは、他のコンビニとは違うってイメージがずっとあって。やるならセブン-イレブンっていうのはありました。まだ石川に進出していない頃に、県外で食べたものが全部美味しくて。その感動が残っていたのもあります。
お子さまのことは心配ではありませんでしたか?
最初のお留守番の時は、大変でした。
由美子さん: 最近は仕事も落ち着いてきて。私が店にいるときは、主人が家にいるので。子どもだけで家にいるってことがない状態です。OPENの頃はそうもいかなかったですけどね。
私が見ていると、やっていいこととやって悪いことはちゃんとわかっているので大丈夫だと思ったのですが、実際お留守番をやってみると、部屋の中で好き放題やってて(笑)。私がいると絶対やらないことをやってたりするんです。今はちゃんと話し合ったのでできていると思います。
こんな生活になると予想していましたか?
実は…もっと大変になると思っていました。
由美子さん: 今、私は土日休めているんですよ。
始める前に2店舗くらい他店舗に話を聞きに行ったんですけど、その時のマネージャーの生活は10:00~22:00の勤務でした。今の私は、シフトに入るのは週2回くらい。あとは、その週によって、出られなくなった人の代わりに出ています。
シフトに入るとレジが中心になってしまうので、シフトには組み込まずに大体9時くらいから、早い時は16時くらい。発注や品だしを中心にしています。シフトを安定させるには、そういう柔軟に動ける人が必要ということで、そのポジションにいます。
  • おわりに
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オーナーはどいういうシフトですか?
僕ができることは、従業員さんもできる。だって同じくらいのキャリアですから。
浩さん: 完全にシフトに入っているのは、日曜と月曜の深夜。あとは木曜と金曜の早朝と昼。
隙間隙間を埋めるっていうか、どこでも入るって感じですかね。もともと、こんな店は1人でできるもんじゃねえと思っていましたので、最初からできるだけ任せられることは任せていくっていう体制はとっていました。一緒にやれなかったら、長いことやっていけないだろうと。
なので、今は人さえ2~3人いれば、出なくてもいい状態ですね。教育というか、一緒にやろうよっていうスタンスです。キャリアは同じくらいだからね、僕ができることは多分できるはずだし。やってみればいいだけでしょって。できなかったら一緒に考える、そんなやり方です。
今後どういうお店にしていきたいですか?
長く働いてよかったと思ってもらえる店にしたい。
浩さん: 僕は、来年くらいには2店舗目欲しいんですけど。そのためには準備は必要だなって思ってて。僕がもっと勉強しなきゃいけないのはありますけど、どうやって店をつくっていくか考えながらも、人が大事だなって思っています。
今だと、この1店舗でも頑張れば、前職の収入と同じくらいの水準にはいきます。もう1店舗やることで、さらにワンステップくらい上にいけるかな、と。
あとは、一緒に働いてくれる従業員さんの待遇をよくしていくことですね。一緒に働いてくれる従業員さんが長く働いてくれて、従業員さんも長く働いてよかったなと思ってくれるためには、そういう待遇をつくらないと。
あとは、ここに就職できる関係になれればもっといいですね。その時には、コンビニってカタチではなくて、何店舗かやっている会社になって新卒社員を迎えられることがベストです。そこまでいくかわからないですけど、次の目標がまずは2店舗目を。
アルバイトだけの集団っていうよりは、もっといいお店にしたいんです。いいお店にするためには、いい従業員さんがいないと叶えられないですからね。
<インタビュー後 コメント>
従業員さまとキャリアは同じ、だから一緒に頑張ろう!というスタンスが、従業員さまも嬉しくて頑張っちゃうのではないでしょうか。オーナーさまの経営手腕で、シフトも安定。理想の働き方に近づいているというのは聞いていても嬉しいですね。オーナーで独立という選択は、60歳を超えても働きたいという希望のひとつの解決方法なのだと実感いたしました。
    • 担当ライター:とがしみきこ

      リクルート関連の求人制作業務にて、あらゆる業種の取材・コピーライティングなどを数百本経験。現在はWEB業界にて様々な企画、デザイン、取材、コピーライティングを担当している。

      担当ライター:とがしみきこ

      リクルート関連の求人制作業務にて、あらゆる業種の取材・コピーライティングなどを数百本経験。現在はWEB業界にて様々な企画、デザイン、取材、コピーライティングを担当している。

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