福井板垣3丁目店(福井県)での独立開業(オーナー様インタビュー)

  • 国家公務員受験生 ⇒ オーナー

    間 亮・歩美さん 親子
    福井板垣3丁目店(福井県)
    2016年2月26日オープン

定年退職後、年金だけでは生活していけない。
息子も含め、家族で助けあえばできる仕事はコンビニ経営だった。

バリバリ働くご主人、専業主婦の奥様(歩美さん)、受験中の息子さん(亮さん)。ご主人が、定年後は年金だけでは生活できないから何か始めたいと考えていらっしゃいました。家族がいればなんとかなる…そんな仕事を探していたそうです。そこで、立ちあがったのがお母様と息子さん。ご主人は今の仕事を続けられる中、2人で店を開業させた親子のお話を聞かせていただきました。

セブン-イレブンを始めるきっかけは?
定年退職しても年金では私たち親夫婦は生活できないというのが一番でした。
亮さん: 最初のきっかけは、父が説明会に行ってみないか?と声をかけてきたことでした。

歩美さん: まず、定年退職しても年金では私達夫婦は生活できないというのが一番で、それなら何か自分で仕事を始めたほうがいいんじゃないか、と。どこかで働かせてもらっても、業績が悪くなれば首切られるし。それなら自分で何か始めたほうが、と。前からコンビニか、飲食店みたいなのを考えていました。一応、コンビニはずっと主人の頭にあったみたいで、準備というか調べてはいたみたいです。
今の時代でも年金だけでは暮らしていけないのですか?
少しくらいの貯金があっても不安しかありません。
歩美さん: 年金定期便とか来て、内容を見ると「これじゃダメだ」って感じていたので。少しは貯金もありますけど、そんなのすぐなくなっちゃうし、病気したらもうダメだし。
定年後も少しは会社に残れるかもしれないですが、いつまでもじゃありませんから。3~5年くらいは残ってくれって言われるかもしれませんが、やっぱり定年になれば、給料は下がっていきます。給料が減りだしたのは、役員定年になってからの55歳の頃ですね。主人は40歳くらいから、定年になったらどうしようかとは考えていました。
オーナーもすんなり受け入れたのですか?
未知の世界ですから、恐怖は少しありました。
亮さん: 怖かったのは怖かったです。国際関係の国家試験の勉強をずっとしていた僕からすると、まったく新しいタイプの世界なので、どういうことが起こっているんだろう、と。未知の世界の恐怖はありました。僕も最初はコンビニの営業時間にびっくりしたんですよね。24時間は長いな~とか、できるのかな~とか。正直最初は心配でした。
そこから直営店で働かれたんですね。
お互いの判断材料になれば、と思ったんですね。
亮さん: 説明会に行った後、「今お仕事されていないのであれば、お店で働いてみませんか?」と提案をいただき、母も含めて二人とも県内の直営店で働くことになったんです。物件もまだ決まっていなかったので、ちょうどいいなと。僕たちも初めてでわからないことが多かったですし、セブンさん側も僕たちにできるのか判断してもらえればな、と。

歩美さん: 私も結婚前に勤めには出ていましたが、辞めてからはずっと専業主婦だったので。レジ打ちすらできないんですから不安でしたよ。
直営店勤務からオーナーになろうという気持ちの切り替えのポイントは?
不安が消えて、自信になっていくのを実感できたので。
亮さん: 直営店の方が丁寧に教えてくれて、ある程度業務の全体が見えてきた頃ですかね。何を言っているかわからないままだとオーナーになろうと思えなかったのですが、それもわかるようになりました。セブンーイレブンの社員の方がいい方で、この人たちと仕事をするならいいかも、と思えたのです。会社がしっかり教えてくれたのもありますし、サポートしてくれる本社の方も信頼できる方だという2つがあって、ですね。
OPENが決まってからはどんなことが起こりましたか?
忙しいとか、辛いとか言っている暇もなかったですね(笑)。
亮さん: 忙しすぎてあまり覚えていないのですが。お酒の講習とか、消防の書類、税理士さんとのやりとり。深夜のシフトに入ったことがなかったので、直営店で深夜の業務をやってみたり。

歩美さん: 私はペーパードライバーだったので、もう一度教習所に行って運転の練習をしました。さすがに自転車じゃ通えなかったので。
もし、オーナーになっていなかったら他の人生があったと思っていませんか?
全然わからないですね。何をやっていたんだろう・・・。
亮さん: 公務員試験は受けていたと思います。それで、どこかに就職をしていたと思いますし。でも、今オーナーになってなかったら僕は何をしていたんだろうって思うと、大きな決断でしたが実は救われたって気持ちもあります。公務員試験も受かってなかったかもしれませんし。
公務員で国際的なことがしたくて、英語も含めて勉強していました。なので、今では留学生の方が来店した時に役立っています。
人生の道を変えて良かったことはどんなことでしょう?
責任ある仕事に就けて、人生変わりました。
亮さん: いろんな人に会えたことですね。会う人の幅は広くなった気がするんです。でも、悪かったことは正直思いつかないんですよ。後悔もしていませんし、今の状態に満足しているというか、やりがいがあるっていうことでしょうか。
いろいろあるのですが、自分がお店をまわしていかなきゃいけないことが責任ある仕事だと思うので、そこにやりがいを感じます。責任が重いと辛いという人もいますが、僕の場合はそれがやりがいになっています。
これまでにこんなに責任を持ったことはありません。自分でも意外だったのですが、そこがやりがいだったのかな。
お母様から見て、息子さんは変わられましたか?
大人になったと感じます。
歩美さん: 昔に比べてイキイキしているとは思いますね。お店に入ったらニコニコしてるから「何かいいことあった?」って聞くと、「今日はお客様がいっぱい入って忙しかった」って笑って言うんです。
忙しくて疲れてないのかな?と思ったりするのですが、それ以上にお店の成長や売上を気にしているのを見ると、成長を感じますね。この前まで学生だったのに、大人になったな、と。
お父様の勧めはよかったということですね。
家族で支えあえる仕事がコンビニだったんです。
歩美さん: コンビニだったら、家族で支えあってできるからいいんじゃないか、と。夫も定年になったら手伝えるし、人も増えていくだろうし、と。且つ、セブン-イレブンは福井県内でもまだまだ伸びしろがあると感じていました。

亮さん: 家族が賛成してくれることも良かったですね。弟がいるのですが、賛成してくれて。たまにシフトにも入ってくれたりしています。まさに家族で支えあっていますね。
今後の目標は?
自分自身もコンビニのイメージが変わりました。それを伝えたい。
歩美さん: そもそも最初のイメージが、コンビニはポテトチップスやジュースを買う場所だと思っていました。でも、実際はおにぎりやお弁当、サンドイッチなどを買う場所。野菜など買われる人も多いですよね。男の人もカット野菜とドレッシングとか。なので、身近な人に来てもらいやすいお店、美味しいものが買えるお店にしていきたいです。

亮さん: 実は僕も、お客様がお弁当やお蕎麦を買っていく。コンビニはそういう使い方もあるんだって初めて知りました。
お店の発展としては、ある程度従業員さんが揃えば2号店、3号店も。売上をあげて法人化して、厚生年金や社会保険もつけられたら、従業員さんも働きやすくなりますし、レベルの高い従業員さんを残せる。お客様の満足もあがりますしね。

<インタビュー後 コメント>
最近は親子の開業も増えていますが、息子さんの初就職がオーナー業というのもスゴイです!「家族で支えあえる仕事」というのが、とても心に残りました。今後は定年退職をされたご主人も加わり、きっと大きく発展していくのでしょう。まさに家族での経営店舗ですね!

    • 担当ライター:とがしみきこ

      リクルート関連の求人制作業務にて、あらゆる業種の取材・コピーライティングなどを数百本経験。現在はWEB業界にて様々な企画、デザイン、取材、コピーライティングを担当している。

      担当ライター:とがしみきこ

      リクルート関連の求人制作業務にて、あらゆる業種の取材・コピーライティングなどを数百本経験。現在はWEB業界にて様々な企画、デザイン、取材、コピーライティングを担当している。

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