流山青田店・柏松ヶ崎店(千葉県)での独立開業(オーナーインタビュー)

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    西川道程・陽子さん ご夫妻
    流山青田店(千葉県)2002年8月23日オープン
    柏松ヶ崎店(千葉県)2009年12月11日オープン

2号店のオープンを決断できたのは、
社員や従業員さんの存在あってこそです。

西川オーナーさま夫妻が営む柏松ヶ崎店は、東京近郊を結ぶ国道16号沿いに位置するセルフ・サービス・ステーション(以下SS)との複合店。2号店として2009年にオープンしました。1号店での経験を活かし、どのようなお店づくりを実践しているのかをうかがいました。

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セブン-イレブン経営を検討したきっかけは?
道程さん:やはり「子どもとの時間」です。当時、長男はもうすぐ2歳、下の子はまだ1歳にもならない頃。この子たちの成長を見守りたいというのが一番の理由でしたね。それまでは、サラリーマンで営業畑一筋でやってきました。仕事から帰宅して子どもたちの寝顔を見るのではなくて、一緒に時間を過ごしたいと思ったのです。独立を考えてからは、自分たちはどんなことをやりたいのか?やれるのか?と妻と話し合いの日々。いろいろな選択肢があり悩みましたが、実は学生時代、セブン-イレブンでアルバイトをしていたこともあって、とても身近な存在でした。それに企業としてしっかりしているというのも魅力で、すんなり決断に至りました。
開店した当初のエピソードを聞かせてください。
道程さん:1号店オープン日のことです。自動ドアの鍵を開けようとしたらOFC(店舗経営相談員)さんが「一度開けたら、お店をたたむまでお店は24時間開きっぱなしですよ」と。「覚悟」を問われるような一言でしたね。「ここでやっていくんだ!」とあらためて背筋を正した瞬間でした。オープン当初は、地元の方々への理解という面でとても苦労しました。この場所は土地勘もなくて、地元の方々からは「よそからやってきたオーナー」くらいにしか見られていなかったのでしょう。そこでそんなイメージを払拭するために、自治会から声がかかれば顔をだして自分はこういう人間ですとアピールしたり、お弁当一個から配達をしたりと、自分たちのお店を理解していただくための活動には力を入れました。その甲斐あってようやく1年経った頃から受け入れていただけているな、と実感できるようになりました。今では地域に馴染み、常連さんの多いお店へと成長できました。
セブン-イレブン経営の醍醐味を教えてください。
道程さん:常連のお客さまの多い1号店に比べて、国道沿いの交通量の多い2号店は一見、常連さまが付きにくく難しいと思われがちですが、私はそんなことはないと考えています。確かにセブンーイレブンとSSの経営は、まったく同じ方法では通用しません。たとえばSSでは何らかのトラブルのときに、どう対応し解決していくかが重要。「洗車機で車に傷が付いた」というお客さまがいらっしゃったとしたら、ただ頭を下げるだけではダメ。なぜそうなったのかを現場をみて、話を聞いて、その状況にあわせた臨機応変な対応が必要とされます。最初はこうした対応方法には戸惑いました。でもよく考えたら実はこれは大きなチャンス。SSは客層も幅広く、セブン-イレブンの経営を底上げできるチャンスである、と。ご納得いただける対応ができれば、お客さまは必ず「また来よう」となります。そしてセブン-イレブンの方にも足を運んでいただくことができ、常連のお客さまが増えていく。すると、お店づくりも定まってきて、良い循環が生まれていくのです。2号店はまだオープンから2年もたっていない"新米店"。これからもっともっとお客さまに愛されるお店にしていきたい、いける、と信じて従業員一丸となって頑張っています。
今、どのような目標や夢を持っていますか?
道程さん:目標は二つ。一つは「目指せ!ミニスーパー」です!日々お店に出ていると、「少子高齢化」の波を肌で感じます。お店をはじめた約10年前に比べて、お店の使われ方はだいぶ変化し、以前はドライバーさんの昼食が中心だったのが、今では女性のお客さまが夕飯のおかずを購入しにご来店されることが増えています。まさに「近くて便利」を感じていただけています。ですから、さらにこうした地域のお客さまひとり一人のご要望に一つ一つに応えられるお店をつくっていきたいと思っています。もう一つは「従業員さんの幸せ」。私たちはともに頑張ってくれる従業員さんを「ファミリー」と呼んでいるのですが、特に長年社員で活躍してくれている方には、家庭や家を持ち幸せになって欲しいと願っているし、それを見届けたいと思っています。それが地域一番のお店づくり、お客さまへのサービスにもつながるはずだから。
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セブン-イレブン経営を検討したきっかけは?
陽子さん:私は両親が自営業をしていまして、どこかで憧れもあったんでしょうね。「私も夫婦で何かやりたい」という気持ちはもともと持っていました。2度の出産を経験して、そのたびにパートを辞めて、また探して・・・というくらいなら夫と一緒に何かやりたい!と。経営者になれば、自分たちなりにやりようはいろいろあるはず。そうポジティブに考えていました。
開店した当初のエピソードを聞かせてください。
陽子さん:1号店の近くには、もともとすごく大繁盛している競合店があったんです。実際に接客もサービスも本当にすごく良くて、確かにお客さまが足を運ぶのもうなずけるお店。そんなところに挑んでいくわけですからプレッシャーはすごかった。そのため従業員教育はとにかく徹底しました。お客さまにかける言葉ひとつ一つにも目を光らせて(笑)。そこまで徹底したのは、お客さまには、必要以上の接客、やり過ぎるくらいのサービスをしてはじめて認めてもらえるからです。そんな小さな努力が実って、今では「わが家の冷蔵庫代わり」なんて言われるほど。「奥さん、今日は皮なしウィンナーないの?孫のお弁当用に欲しいのよ」などといったご要望をいただけるようになりました。こういう毎日のお客さまとのコミュニケーションが楽しいですね。
セブン-イレブン経営の醍醐味を教えてください。
陽子さん:2号店をやろうと決意できたのは、社員や従業員さんの頑張りがあったからこそ。それが一番の理由です。いま2号店を任せている店長は、1号店でずっと私たちと共に頑張ってきてくれた社員。まだ彼がアルバイトだったときに、「社員でやってみないか」と声をかけたら、「このお店ならぜひやりたいです!」と言ってくれて。本当に嬉しかったですね。こんな社員や従業員さんたちと仕事ができることに幸せを感じます。
今、どのような目標や夢を持っていますか?
陽子さん:「いつまでもお店に出ること!」それが私の目標(笑)。忙しさからお店の裏で作業をしがちですが、やっぱりお客さまに「奥さん!」と声をかけていただくことは嬉しい。そして、お店の中だけではなく、地域全体の頼りになる"奥さん"になれるといいな、と思っています。
  • おわりに
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独立を検討している方へのメッセージをお願いします。
道程さん:子どもとの時間を大切にしたくてはじめたお店でしたが、当時小さかった子どもたちも今では小学6年生と5年生に成長しました。一緒に遊んだり宿題をみてあげることは日常ですし、授業参観があれば、私たち夫婦と近所に住んでいる両親と、家族総出で出席してしまうほど。家族との時間はしっかりつくれていますね。また私がお店をやってよかった、と思うのは「報われない努力はない」ということ。やったらやった分だけ必ず跳ね返ってきます。ありきたりですが、充実感があります。サラリーマンをやっていた頃はどうしてもあきらめざる得ないこともあったのですが、今では全てが自分の責任である分、納得ができる。自分の気持ちにまっすぐに生きていきたい方にはぜひおすすめしたい人生です。たとえば、レジで、小さなお子さんがお母さんと一緒に買い物に来ていたら、全て袋に入れるのではなくて、ひとつだけお菓子にシールを貼って手渡してあげるんです。するとお子さんが本当にうれしそうな顔をするんですね。こういう顔を見るだけで、こっちまで楽しい気分になる。小さなことですが、こんな楽しい瞬間がたくさん詰まっているのがセブン-イレブンの経営なんです。

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