玉村五料店(群馬県)での独立開業(オーナーインタビュー)

  • 自衛官 ⇒ オーナー異業種からのチャレンジ!

    周藤辰雄・好子さん ご夫妻
    玉村五料店(群馬県)
    2006年12月15日オープン

自衛官時代の経験を活かし、
50代半ばで自分のお店を手に入れました。

自衛官としての任務を定年まで務め上げ、第二の人生に選んだ独立という道。「自分で考え自分の意思でできる仕事」をしたいと、50代半ばで飛び込んだセブン-イレブンでどのようなお店づくりを実践しているのか伺いました。

  • オーナーインタビュー
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セブン-イレブン経営を検討したきっかけは?
辰雄さん:定年後は家族とともに過ごしたくて、家族で一緒にできるコンビニ経営に興味を持ち、3社の説明会に参加しました。学校の事務職員や銀行、警備の仕事など選択肢はいろいろありましたが、やはり「自分の意思で何かをやりたい」という気持ちが強かったのでしょうね。独立というと、どうしても不安が付きまといますが、セブン-イレブンはベースがしっかりしていて安心して働けるというのが大きなポイントでした。
開店した当初のエピソードを聞かせてください。
辰雄さん:最初から、大変の「た」の字も感じないくらいで(笑)。仕事をしていても「あ、もうこんな時間か」というほど毎日あっという間に時間が過ぎていきました。開店当初は寝袋をお店に持ち込んで仮眠をとることもありましてね。周りからは「頑張るのは良いことだけど、くれぐれも体には気を付けて」と心配されてしまうくらい熱中していました。大変さを感じずにやれたのは「自分のお店をつくっている」「経営をしている」という実感を持てたからだと思います。自分なりに陳列や商品構成を考えたり、スタッフ教育に工夫を凝らしたり。何もかもが充実していました。それに自衛官時代の経験が生かせる部分も多く、大きな声であいさつをしたり、お店を清潔に保つことや身だしなみなど、違和感なく取り組むことができたのは大きかったですね。
セブン-イレブン経営の醍醐味を教えてください。
辰雄さん:やはり私のお店づくりには自衛官時代の経験がいたる所に活かされていると思います。「これをやろう」と思ったら、即行動。お客さまには一人ひとりにお声掛けをかかさない。それはスタッフにも徹底させています。スタッフからみたら私はやや口やかましいオーナーかもしれませんね(笑)。でも私はお店づくりには「ほどよい緊張感」が必要だと考えています。おかげさまで常連のお客さまからは「あのアルバイトの子は元気でいいね」「商品がいつもきれいに並んでいるね」と言われることも。これは本当にうれしい言葉です。あと経営をしていて面白いと思うのは商品戦略ですね。この玉村というエリアにはセブン-イレブンが数店あるのですが、「○○が売れている」からといって、ここでも売れるかといったらそれは通用しない。同じエリアといえども立地も客層もまったく違いますから、やはり商圏の特性を考えて商品戦略を考えていかなくてはなりません。ときには自分で商品を探してくることもあります。OFCさんと相談して夏には元気の出そうなフルーツジュースを探してきて置いたり、最近では東日本の震災応援キャンペーンとして福島から日本酒を仕入れてきて、販売しました。他にないもの、他がやっていない取り組みをすると必ず反響があるので面白いですね。
今、どのような目標や夢を持っていますか?
辰雄さん:1年目はがむしゃらにやるだけ、2年目以降はこれをやってみようと、さまざまな工夫を重ねてきた。そして5年目を迎える今、目指すは「モデル店」!全国のオーナーさんからお手本になるようなお店づくりをしていきたいと考えています。また、セブン-イレブンで開催しているコンクールで地域一番店を目指したい。ゆくゆくは2号店を手がけるのが目標です。今は息子がお店を手伝ってくれているのですが、このお店を息子に任せて新たにお店づくりをしたい。私はとにかくいつも動いていないとダメな性分で、そろそろ新しいチャレンジがしたいなという願望がムクムクと…。生涯現役でお店に立ちたいと思っています!
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セブン-イレブン経営を検討したきっかけは?
好子さん:実は私「大反対」でした(笑)。主人は、自衛官として日々緊張感のある中で仕事をしてきましたから、定年後は二人でゆっくり暮らせればいいな、と思っていました。ところが「独立したい!」と言い出して…。でも言い出したらきかない人ですから、ついていくしかないなと決めました。
開店した当初のエピソードを聞かせてください。
好子さん:私はとにかく機械音痴で…。レジやお店に設置されているシステムすべてに「触ると壊れるんじゃないか」と、最初は慣れるまでが大変でした。鮮度管理や在庫管理など、セブン-イレブンはシステムで管理されていますので、「ピーッ」とエラー音が鳴るだけで頭が真っ白になってしまって。「この先、私にできるのかしら」と悩むこともありました。また、接客も初めてでしたので、お客さまから商品について聞かれても「どうしたらいいのだろう?」と。でも今では、システムにも慣れましたし、お客さまと冗談を言えるくらいになって、自分の枠をひとつ越えた感じ。本当にやってみて良かったと思っています。
セブン-イレブン経営の醍醐味を教えてください。
好子さん:うちのお店がこだわっているのは商品の陳列です。「見やすく・選びやすく・買いやすく」。これが"陳列三原則"。商品をただ並べているだけではダメ。お菓子ひとつとっても袋が"胸を張って"置いてあるとおいしそうにみえるでしょう?おにぎりもちょっとしたトレーに並べるだけでグッと高級感が演出できるんです。そういう小さな工夫で売上やお客さまの反応も変わります。やっていてやりがいが持てますし、何より面白いです。
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独立を検討している方へのメッセージをお願いします。
好子さん:お店を経営する前は、コンビニというのは不特定多数のお客さまが来店するので、お客さまとのコミュニケーションなんて必要ないんだろうなと思っていました。ところがカゴいっぱいにお買いものをしてくださるご年配の方や、毎日夕食を買いにいらっしゃる若い方など、年々常連のお客さまが増えています。接客は正直苦手だったのですが、今では私の若さと健康の素。セブン-イレブンをはじめて、張り合いのある人生が手に入ったという感じです。
辰雄さん:セブン-イレブンは仕組がしっかりした企業ですから安心してはじめていただけると思います。私は前職が自衛官ですからまったくの未経験。しかしマニュアルも整っていますし、OFC(経営相談員)さんの助言もあります。これまで経営で悩むことはあまりありませんでした。それにやってみなければ分かりませんしね。とにかく「頑張るんだ!」と自分が決めたのであれば何事も苦になりませんし、きっと頑張れます。またコンビニ業界というのは、今ではなくてはならない存在で、セブンイレブンのキャッチコピーにもあるように「近くて便利」。うちのお店もそうですが最近は高齢者のお客さまもたくさんいらっしゃいます。そんなお客さまのご要望に応えていけば、必ずつづけていけると信じています。第二の人生、本当に毎日楽しんでいます。

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