九段北4丁目店(東京都)での独立開業(オーナーインタビュー)

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    齋藤昭彦・栄さん ご夫妻
    九段北4丁目店(東京都)
    2006年8月23日オープン

「やりがいは今がいちばん!」。
夫婦ともに「今」を楽しむ毎日です。

いつも一緒に出勤し、一緒に帰宅。仕事も休日も一緒に過ごすという齋藤オーナーさまと奥さまに、ご夫婦で働くことの魅力について聞いてみました。

  • オーナーインタビュー
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オーナーとして独立したのは、何か心境の変化があったのですか?
昭彦さん: 以前は企業の役員のドライバーをやっていました。そこで出会った役員の方が、強い信念と責任感、誇りをもって働かれていたんです。やはり責任ある仕事をしている方はすごいなと、感動しました。そのうちに、私も責任ある仕事で頑張ってみたい、新たな道でチャレンジしてみたいと考えるようになりました。それが独立したきっかけですね。当然、収入面などの不安はありましたが、こればっかりはやってみなければ分からないと飛び込んでみることにしました。
オープン当初の頃はどんな思いでしたか?
昭彦さん: 正直なことを言いますと、最初は忙しい日々の中、「なぜ始めてしまったのか」という思いがたびたび頭をよぎりました。お客さまはたくさんいらっしゃるのに、思うように売上が伸びない。当然、収入もそこそこ。妻にはしょっちゅう不平不満を並べ立て…。そんなあるとき「文句言っていても収入が上がるわけじゃないのよ、もっと建設的に物事を考えてみたら?」と妻からの一言。ハッとしました。忙しさのあまり「どうしたら売上を上げられるのか?」ということが二の次になっていたことに気がついたのです。それからは、妻やOFCさんの助言をもらいながらご来店していただけるお客さまのために、お店づくりを考えるようになりました。少しずつ売上も伸び、昨年5月には晴れて2号店もオープン。妻のあの一言は、私のオーナー人生を大きく変えてくれました。
2号店オープン時に第二の転換期があったそうですが?
昭彦さん: 2号店を前向きに考えはじめたとき、OFC(※)さんから言われたのが「やるなら接客面を磨いて欲しい。今のままでは店舗の経営は難しいです」と。うちのお店は、平日は朝からお客さまが溢れるほどで、レジではスピードのみを重視していました。「ありがとうございました」とお辞儀をすることはほぼ皆無…。今までやっていなかったことをお店全体でやるのは、相当な努力が必要でした。そこで私はスタッフを本部の研修に参加させたり、他店を見学させたりと、さまざまな手を尽くしました。中でも難しかったのは、自分自身の意識改革。まずは私が率先してあいさつ・お辞儀をする。最初は照れ臭くてなかなかできなくて。とはいえ続けていくうちに、お客さまを通してあいさつの大切さや意義を感じるようになり、「品揃えやスピードだけではいいお店とは言えない」ことに気づくことができました。「本当に質の高いお店とは何か?」を考えられるようになったのは、私の大きな転機と言えますね。
※OFC=オペレーション・フィールド・カウンセラー(店舗経営相談員)
  • 奥さまインタビュー
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奥さまは、お仕事をされていたと伺いましたが?
栄さん: 介護の仕事でポストもあがり、やりがいを感じ始めていた頃でした。介護の仕事を続けていこうと思っていたので、最初はすごく悩みましたね。でも私は、自分で言うのもなんですが前向きな性格で(笑)。反対するばかりじゃ何も良いことはない。「一緒に働いたら、夫の新しい面が発見できるかも」と考えを変えてみたら「それも面白そう!」と思えたんです。私は主人のことが大好きですし、そうやって主人と24時間一緒にいるのも魅力的と思えて。ただ、家庭との両立や休みは取れるのか?といった心配はありました。
セブン-イレブン経営をご夫婦でやってみていかがですか?
栄さん: 仕事はたいてい主人とともに出勤し、帰りも一緒に帰宅。たまに仕事帰りに一杯飲んで帰ることもあります。休日は、ふたりで趣味のゴルフへ。心配していた休みも取れていますし、何よりいつも主人といっしょにいられるのはとても幸せに感じています。もちろん年中一緒にいるので、ケンカもしょっちゅう(笑)。でもそれは、どんな些細なことも本音で言い合うことができている証拠。お店の売上のこと、スタッフの教育のこと、季節のキャンペーンのこと…いつでもふたりで"激論"を戦わせています。おかげでしっかり意思疎通ができますし、お店がいつも一つの方向に向かっていけるのだと思っています。一緒に働かなければ気づけなかった、夫の「仕事に対する熱心さ」を発見できたのも収穫ですね。
  • おわりに
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最後メッセージをお願いします。
昭彦さん: よく「昔は良かった」とか言うじゃないですか。でも私たち夫婦は「今」がいちばん!自分たちの思うようにお店をつくり、そのために物事を進めていける。なんてやりがいのある仕事だろうと思います。もちろん、最初からそう思えたわけではありません。やはり重要なのは、最初の数年は勉強期間と考えて、どんなことも受け入れてやってみること。お客さまやスタッフ、OFCさんなど…たくさん方々の助言を柔軟に取り入れてみること。辛いこともあるけれど、続けていくうちに、少しずつこの仕事の楽しさが見えてくるはずです。やると決めた以上は、この「楽しさ」をしっかり自分のモノにして欲しいと考えています。あとひとつだけ言いたいのは「夫婦でやるって素晴らしい!」。お互いの良いところ、悪いところを補うことで、きっといいお店がつくれる。ぜひお二人で力を合わせて頑張ってください!

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