醍醐大構町店(京都府)での独立開業(オーナーインタビュー)

  • 卸売業・営業 ⇒ オーナー異業種からのチャレンジ!

    吉川 薫・信子さん ご夫妻
    醍醐大構町店(京都府)
    2005年12月8日 オープン

スタッフとのコミュニケーションで見えてきた
セブン-イレブン経営で大切なこと。

醍醐大構町店の特徴の一つである「パートミーティング」。スタッフ全員がお店づくりに参加できる仕組みということですが、この取組みに至るまでのお話を吉川ご夫妻に伺いました。

  • オーナーインタビュー
  • オーナーインタビュー

以前からセブン-イレブン経営にはご興味がおありだったのですか?
薫さん: はい、以前は酒・食品の卸で営業をしていまして、セブン-イレブンには配送等のフォローでよく行っていました。当時はセブン-イレブンが京都に初進出した頃で、私自身利用するのは初めてだったのですが、おにぎりやサンドイッチ等の商品のレベルの高さに驚いたのを覚えています。コンビニ業界ナンバーワンというのを肌で感じた瞬間でした。そんな縁からフランチャイズ募集説明会に参加、「ここでお店をやってみませんか」というお話をいただき、トントン拍子でセブン-イレブンオーナーになっていたという感じです。
念願のセブン-イレブンオーナーになっていかがでしたか?
薫さん: 「セブン-イレブン=即成功」。オープンするまでどこかでそう思っていたんですね。OFC(※)さんからは「厳しいですよ」と口酸っぱく言われていたものの、どこのお店も繁盛しているし、セブン-イレブンのシステムに乗っかれば何とかなるだろう、「いうてはるだけやろ」と。ところがオープンセールが終わって数日後、パタっと客足が途絶えたのです。セールのときのような忙しさが続くとばかり思っていたので、「これは大変なことになったぞ」と思いました。そこから本気で「セブン-イレブン経営」に取り組みました。
※OFC=オペレーション・フィールド・カウンセラー(店舗経営相談員)
具体的にどんなことを取り組まれたのですか?
薫さん: OFCさんから最初に言われたのは「お店はオーナーさんや店長さんだけでつくるものではありません。スタッフと一緒に作り上げるものです」と。そこで私はスタッフにお店づくりに興味を持ち参加してもらうか?を考えました。こだわったのは朝礼の場。単にあいさつをして伝達事項を伝えるだけではなく、毎日のキャンペーンや予約活動の状況、私自身の考えなどを伝えるようにしました。またスタッフから売場づくりや予約活動についての意見をもらったり。この朝礼を2年くらい継続したころでしょうか。本当に少しずつですが、お客さまが増え売上も安定して伸びていくようになったのです。
「朝礼」の場を通してオーナーご自身に気付きがあったということですが?
薫さん: それは「スタッフと一緒に働いている」「彼らがいるからこそこのお店がある」という意識です。最初の頃は、正直なことを言うと「従業員を大切に」と言いながら、「働かせてやっている」「ダメなら代わりはいくらでもいるんだ」とスタッフを叱ってばかりいました。でもそうじゃない。売場一つひとつはスタッフのアイデアが生きているし、お客さまも「○○さんがいるから」とご来店してくださったり、予約商品をご購入してくださる。お店が良い方向に向かったのは、私自身が本当の意味で変わったことが大きいのかもしれないですね。
  • 奥さまインタビュー
  • 奥さまインタビュー

奥さまはセブン-イレブン経営に不安はありませんでしたか?
信子さん: 当時、子どもも小学生でしたし、何より商売の経験がない私たちに経営ができるはずがないでしょ!ぜったい無理!と思っていました(笑)。説明会でも何となく分かったけど、「やれる」という自信までは持てなくて。ところが後日、担当の方が自宅近くまで来てくださって、私が納得するまで何時間も経営のことや仕組みのことを説明してくださったんです。そこでようやく「やれるかもしれない」という思いに至りました。
現在は「朝礼の場」がさらに進化しているとか?
信子さん: 3年目くらいから朝礼以外に、毎週「パートミーティング」を行っています。これは基本的には店長である私から、新商品やキャンペーン情報、売上状況等、お店に関することをひと通り伝え、それに対して自由に発言してもらう場です。例えばキャンペーンなどがあれば「こういう売場にしたら面白いのでは?」「じゃぁ、私はポップをつくりますね」といった意見が次々出てきます。また、担当商品の発注について相談し合ったりする場にもなっています。幅広い年齢層のスタッフが集まるので、スタッフ同士のコミュニケーションや刺激にもなっているようです。うれしいのは、その日にシフトに入っていないスタッフもミーティングに参加してくれること。一人ひとりが「自分のお店」という気持ちを持ってくれているのは本当にありがたいことですね。
  • おわりに
  • おわりに

最後にこれからの目標をお願いします。
薫さん: 偉そうな言い方ですが、セブン-イレブン経営は人生の価値を高めてくれるものだと思います。スタッフ、加盟店オーナーさん、OFCさん、そしてお客さま。多くの人とのつながりを持つことで、自分の人生はどんなに豊かになったことか。この数年で多くの気付きがありましたが、良いことも悪いこともすべて人を通して得たものばかり。これはとてもありがたく、嬉しいことです。今後はこうした私の人生を豊かにしてくれる周りの方に何か返していくことができればと思っています。たとえばスタッフには少しでも長く楽しく働ける環境をつくっていきたい。また、自分のお店を良くすることで、世の中のセブン-イレブンブランドをもっと高めていけたらと思っています。

オーナーインタビューピックアップ特集