野々市押野1丁目店(石川県)での独立開業(オーナーインタビュー)

  • 大手外食チェーン店長 ⇒ オーナー異業種からのチャレンジ!

    中川浩一・由希子さん ご夫妻
    野々市押野1丁目店(石川県)
    2014年2月21日オープン

一歩ずつ一歩ずつ。
じっくり腰を落ち着けて
自分のお店を育てていきたい。

25年間勤務した大手外食チェーンで店長をされていた中川オーナーさま。同じお店の経営とはいえ、「自分のお店」を持つことによって変化した仕事のやりがい、面白さなどについて伺いました。

  • オーナーインタビュー
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なぜ独立を考えられたのですか?
浩一さん: 「鶏口となるも牛後となるなかれ」。これは私の好きなことわざで、「大きな国の配下として服従するよりも、独立した一国の主として立ち向かえ」という意味があります。長年外食チェーンで店長をしていましたが、言葉どおり一国一城の主というのを意識するようになったのは、子どもが生まれてから。転勤もないところで腰を落ち着け、自分の思うように経営をしたいと考えるようになっていきました。前職の仕事は全てにマニュアルがあり、なかなか自分のやりたいようにはできませんでしたからね。セブン-イレブンは、外食業界から見ても気になる存在で、その動向は常に追いかけていました。また同僚が一足先にオーナーになっていたこともあり、独立を考えたときにすぐに「やるならセブン-イレブンだ」と思いました。
実際にセブン‐イレブン経営は当初のイメージ通りでしたか?
浩一さん: 実はお店を持つまでコンビニはあまり利用したことがなかったんです。「値段が高い」「当たり前の品揃え」といったイメージしかなかったもので、たばこを買いに行くくらいでしたね。でも実際やってみて一番驚いたのは、商品力。添加物を使用しない多種多様なオリジナル商品は、実際自分で食べてみて感動しました。しかもそれらがスーパーと変わらない価格であるという点は、セブン-イレブンのブランド力、圧倒的業界トップクラスの力を感じずにいられません。それはオープンして丸2年経つ今も日々感じます。とはいえ、それらをどうお店づくりに展開していくのか?はオーナーである私の仕事。毎日試行錯誤しながら「失敗した~」「今回は成功したぞ!」とか、一喜一憂しながらお店づくりに力を注げるのは楽しいですね。
お店経営をするにあたって気をつけていることはありますか?
浩一さん: 前職と比べて感じるのは、お客さんとの会話の多さ。「今日は早いですね」「髪型変わりました?」といった会話から、お客さまから「差し入れだよー」と旅行のお土産をいただいたりとコミュニケーションが非常に密ですね。前職でも接客はありましたが、スピード重視でマニュアル以外の会話はほとんどなかったので、それは新鮮でした。当然セブン-イレブンの接客もスピードは重要です。でもお客さまが求めているのは、それだけじゃないんですよね。ほっと一息したいとか、話を聞いて!とか。そんなお店の経営をするにあたって気をつけていることは、お客さまのちょっとした変化に気づくこと。お客さま一人ひとりをしっかり見ることで好みや生活スタイルなども見えてきますから、さらに心のこもった接客ができると考えています。
  • 奥さまインタビュー
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セブン‐イレブンに加盟するという話を聞いて奥さまは?
由希子さん: 寝耳に水です。我が家には子どもが3人いまして、一人目の子の出産時に私は仕事を辞め、それ以来ずっと専業主婦だったんです。私の人生180度変わっちゃうような出来事に対して、何の相談もなかったので、腹もたちましたね(笑)。言われるままにセブン-イレブンの説明会に連れて行かれ、話がどんどん進んでいくので不安ばかりが膨らんでいきました。でも一方で私自身、セブン-イレブンそのものに憧れはあったんです。数年前の北陸初出店のときはニュースで取り上げられるほどでしたし、学生時代はラジオから流れる「セブン-イレブン~♪」というCMに「ここにはない都会的な存在」として映っていて。私が憧れているように、この地域にはそういう方がいっぱいいるんじゃないかなと思ったら、だんだんと面白そうだな、やってみたいなという気持ちが強くなっていきました。
セブン‐イレブンをはじめてご自身にどんな変化がありましたか?
由希子さん: 子どもたちからは専業主婦時代よりも「お母さんイキイキしてる!」と言われます。確かに専業主婦の頃よりもかなり世界が広がり、毎日が刺激的。オープンして2年も経つと常連のお客さまも増えて「昨日来たけどいなかったわね」とか、体調が良くないときは「大丈夫?」と声をかけてくださったり、「ここに来るのが楽しみなのよ」と言われるのは私の原動力になっています。仕事が終わって家に帰るとクタクタなんですけど、3人の子どもたちが「聞いて聞いて!」とその日あったことを次から次へと寝る間際まで話してくるのですが、それは私にとって幸せな時間。子どもたちと前よりも濃密な時間が過ごせるようになっているかもしれませんね。
  • おわりに
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今後の抱負をお聞かせください。
浩一さん: 複数店は夢ですが、現段階では現実的ではありません。複数店をやるからには人材を育てていかなければなりませんが、今は自分自身が学んでいる時期。小売経験は初めてなので、OFCさんにいろいろ教えていただきながら、いろいろなことを吸収する日々です。今はこのお店を地域で一番のお店に育てること。お客さまにとって「欲しいものが手に入る」「ほっとできるお店」という点で少しでも100点に近づけていけたらと思っています。急がず一歩ずつ、まずはそこをクリアすることが複数店への実現につながると信じています。複数店の夢が叶ったら、妻にお店を任せて趣味のゴルフ三昧といきたいところ…(笑)。ですが、こんなこと言ったら妻に怒られちゃいますね。

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