八王子長房町店(東京都)での独立開業(オーナーインタビュー)

  • 食品関連企業 ⇒ オーナー

    松本善武・まゆみさん ご夫妻
    八王子長房町店(東京都)
    2015年1月22日オープン

オーナー:10年かけて妻を説得。今は上昇していく未来しか見えません。
奥さま:私、こんなに笑顔になれる道を歩めて良かった。今ではそう思います。

10年前からセブン‐イレブンのオーナーになりたかったという松本オーナーさま。奥さまの反対で10年待った結果の念願のオープン。こばみ続けた奥さまの気持ちはどうなのでしょうか。お二人に率直なご意見を伺いました。

  • オーナーインタビュー
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前職でセブン‐イレブンを知ってから、オーナーへ転職希望だったそうですね。
取引先だったイトーヨーカ堂の方たちの人間性が本当に良かったことが頭にずっと残っていました。
善武さん: 前職が食品関係でしたので、直接の担当ではなかったですがセブン‐イレブンのことは知っていました。実家が小さな商店をやっていましたので、個人の商売ではここまでの仕組はできないことも知っています。いいシステムだなと思いましたよ。仕入れに行ったりしなくていいし、店舗運営のトータルなシステムがいいなと思っていました。
一時期、グループ会社のイトーヨーカ堂を担当していまして。その時は色々なことをイトーヨーカ堂の方に教えてもらうことが多かったです。企業全体で人間性が良いというか。もちろん、仕事には厳しいですけどね!それがずっと頭に残っていました。
もともと独立は夢だったのでしょうか?
サラリーマンを続けていても55歳の頃の状況は見えていたので、他の道を考えていました。
善武さん: このままサラリーマンを続けても、どうせ55歳くらいになれば大事な仕事から外されるだろうと。役員にならないと収入が多くならないのを見ていますし、年功序列もなくなっているので、できればサラリーマンじゃない道を、というのは思っていました。 セブン‐イレブンがこんなにやりたいと思った理由を簡単に言うと、仕組みがきちんとしているところ。なので、他チェーンの競合は目に入らなかったです。10年間、セブン‐イレブン一筋です。
あとは、やはり業界No,1なところですね。やり方が他社に比べていつも先行しているというのを感じます。
実際に経営されてすごいと思うところはどんなところでしたか?
OFCさんのアドバイスで売上が全然違います。
善武さん: 売上はずっと前年120%で推移しています。上がり続けていますね。
セブン‐イレブンは1人じゃないんですよね。OFC※さんが、ちゃんと見てくれてるし、アドバイスしてくれる。私だってこれまで仕事をしてきたので、なんとかなるんじゃないかな~なんて思ってましたけど、やっぱりOFCはプロです。
例えば僕の考えだと、カップラーメンの新商品は何も考えずにドンって入れるんです。うまく商品をまわせてるな~って思っていたのですが、実際の売上は上がっていないんです。OFCさんが売上が伸び悩んでいる状況を見て、来店する客層に合わせて商品の品揃えを変えたり、売場の見せ方を変えると、売上が変わりました。そんなくらいできるだろうと思っていたんですが、やっぱりプロはプロです。全然違いましたね。そんなサポートがあるので、経営者だけど1人じゃないという安心感はあります。
※OFC:店舗経営相談員
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ずっと独立することを拒まれ続けてきたんですね。
10年前から言ってましたが、ずっと聞こえないふりをして取り合わなかったんです。
まゆみさん: 開業する10年前くらいですかね。絶対にセブン‐イレブンをやるって言ってましたが、私はずっと聞いてないふりを。だって前の会社を20年間勤めあげて、定年まであともう何年かじゃないですか。何度言われても、私はほとんど上の空です。でも、セブンのバイトに行って勉強してこい!とか言うんです。
拒み続けてきたんですが、前職の仕事を辞めると決めちゃったので、しょうがないなって。でも私は一緒にやらないよって言いました。
何が一番嫌だったのでしょうか?
どこがいいのよセブンなんて!私には絶対無理、と言い続けてました。
まゆみさん: 24時間営業。あとは接客・・・レジもやったことがなかったので。
たまにパートは出ていたんですけど、こんな仕事は初めてでした。まず、レジができない。このレジのシステムを覚えなきゃいけないじゃないですか。覚えられないって思いました。絶対無理だ、こんなこと私にできない、なので1人でやって、と。
リクルート担当の方にも言われたのが「旦那さん、こんなにセブン‐イレブンが好きなのに」って。どこがいいのよセブンなんて!と思ってましたが、しょうがないですよね。この人は好きなんですよ。
今はどんな気持ちですか?
主婦の時はこんなに笑わなかった。ただの主婦で人生を終わらなくて良かったと思います。
まゆみさん: 主婦の時は、あまり笑わない生活でした。なので、昔は夫が仕事から帰ってくるたびに文句ばかり言ってました。
でもセブン‐イレブンを始めた今は、お客さまと触れ合うと自然と笑顔になる。私、このまま老けなくてよかったなって思います。人と触れあうと若返るというか。笑わないまま終わらなくてよかった。
お客さまに「最初はひどかったよね、奥さん。今できるようになったじゃない。よかったね~。ほら、その顔。前はひどい顔してたよね」っておばあちゃんに言われたんですよ。あー私、変わったんだ!って。
そして、母にも言われるんです。「今のあんたは別人みたいって。あんなに暗かったのに、ふさぎこんでいたのに。外に出るとこんなに明るくなって」と。
今まで、続けてこれたポイントは?
セブン‐イレブンに関わる人は本当に良い人ばかり。人に支えられています。
まゆみさん: 私は本当に人に恵まれています。人間関係では神経をつかうことがないんですよ。
従業員さんが勇気づけてくれるんです。
奥さん、今は大変だけどもうちょっと頑張りな!って。ここまできて、こんなに仕事できるようになって、レジもこんだけできるようになったでしょ!奥さんが抜けたら、旦那さん倒れちゃうよ。だから頑張って!こんな悪い時ばっかりじゃないから、上を向いていかなきゃだめだよ。
こう言ってくれる人が多いんです。
そう言われて、旦那が倒れちゃダメだ!だから栄養のあるもの食べさせようって思うんです。前はそんなこと全然思わなかったのに。どうでもいいや!って(笑)。従業員さんに支えられているんです。今まで生きてきた中で、こんなに人に恵まれているとは思わなかったんです。
旦那さんは、セブンの人はみんな苦労しているからだよ。だから優しいし、人の痛みがわかるんだよ、って。
  • おわりに
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お金や収入の不安、将来の不安などありますか?
下降していく未来しか見えなかったサラリーマン時代に比べて、今は上昇することしか考えられません。
不安はないですね、先が見える安心というか。
サラリーマンでいると、年齢と共に上がることはなくて、下降気味なんです。でも、セブン‐イレブンの経営をスタートして、上がっていく気持ちにしかなりません。なので、次のことを考えられる楽しみがあるっていうか。
実は、収入に関しての話を事前に聞いてもあまり頭に入ってこなかったので、不安がないと言えばうそですが、なんとか今は不自由なく来ています。
これからはどんなお店にしたいですか?
人に愛されて、従業員さんにも愛されるお店に。
人のコントロールがまだなので、それをまたしっかりやって休みをしっかりつくっていきたいですね。まだちゃんとお休みはないので、今後、人が育ったら登山とかゴルフに行きたいですね。

まゆみさん: 私は週1でお休みをいただいています。今の私は従業員さんに恵まれているので、今後どうやってお返ししようかなって思っています。少しずつ仕事に慣れて、システムも覚えて。店の周りの住人の方と仲良くしながら、従業員さんが仕事しやすい環境にしていきたいですね。

身内にも、友人にも勧められる仕事です。
最初はサラリーマンでの組織の仕事を経験したほうがいいとは思います。でも、50、60歳になると年金もわからない時代なので、それならこの仕事をしたほうがいいと思うので、オススメしたいですね!

<インタビュー後 コメント>
「本心はサラリーマンの嫁のほうが楽なんだよ」と言っていたオーナーさまと、人生が変わったという奥さまの一生懸命なコメントが忘れられません。辛いこともあるけれど、この仕事にはそれ以上の喜びや感動がある。そういったことを教えてくれたご夫婦でした。

    • 担当ライター:とがしみきこ

      リクルート関連の求人制作業務にて、あらゆる業種の取材・コピーライティングなどを数百本経験。現在はWEB業界にて様々な企画、デザイン、取材、コピーライティングを担当している。

      担当ライター:とがしみきこ

      リクルート関連の求人制作業務にて、あらゆる業種の取材・コピーライティングなどを数百本経験。現在はWEB業界にて様々な企画、デザイン、取材、コピーライティングを担当している。

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