日野石田2丁目店(東京都)での独立開業(オーナーインタビュー)

  • 飲食店店長 ⇒ オーナー

    樋口裕介・来未さん ご夫妻
    日野石田2丁目店(東京都)
    2016年6月30日オープン

飲食業界からの転職はかなりオススメ。
身体も楽になり、理想の働き方ができています。

飲食店で店長経験をされていたからこそ人のマネジメントが上手な樋口オーナーさま。小売り初挑戦が楽しくて仕方ないそうです。店長経験がある方にはぜひ読んでいただきたいインタビューになっています。

  • オーナーインタビュー
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前職である、同グループの飲食店店長からなぜセブンのオーナーへ?
独立した方たちから悪い話が一切出てこなかったのです。
裕介さん: 考え始めたのが、27歳の副店長の頃。お店の上司や同僚とよく3人で話していたんですね。このまま続けるのか、独立するか、転職するのか、と。3人の中で、セブン‐イレブンが候補になっていて、将来それができたらいいね~って話をしていました。やはり、飲食店では仕事にやりがいもあって楽しかったのですが、2年に1回は異動がある職業なので、家族に負担がかかるかな、ということで独立を決意しました。
その時の3人は現在全員がセブン‐イレブンオーナーになっています。
デニーズからセブン‐イレブンオーナーとして独立される方が当時からもけっこういらっしゃって、仲間同士で聞いた情報を持ち寄ってましたが、デニーズ出身者はみんな成功してて、悪い話はまったく聞かなかったですね。
実際に始められて想定外だったことはありましたか?
売上が思ったよりも高い、が想定外でした。
裕介さん: あまりないですね。聞いている話しと大体同じでした。
1日の売上がこれくらいだと厳しいとか、売れ残り商品の金額の目安とか。実は、この半年間実際にやってみると思ったよりも利益が出ることに驚きました。店長をしていたので、PLを見るなど数字の管理はできるほうなのですが、自分が予測しているよりも、多く出ています。
想定より高く出るのは、うちのお店が他店より粗利率が高かったりするからかな。
どうして粗利率が高くできているのですか?
高粗利な商品を狙って売る、も売り方のひとつです。
裕介さん: OFC※のおかげなのかもしれませんが。OPEN前から粗利率は大事とずっとOFCに言われてきました。
なので、戦略的に粗利率の高い商品の売り込みを頑張ろうと決めたんですね。例えば、粗利率の高い揚げ物商品。仕込み表を作成したり、お客さまに声かけするなど色々な仕掛けを積み重ねることで、OPEN当初から比べると今は1.5倍の売上げとなっています。粗利率の良い商品を戦略的に売り込むことで、想定以上の粗利を出すことができますね。
人件費の管理も、ファミレスの時より簡単で。この金額でいこうと思うと、ほぼその通りにいけるんですね。人件費の計算が得意なのは、前職の経験が活かされています。
※OFC:店舗経営相談員
飲食店経験者からして、セブン-イレブンの面白さはどこですか?
売ろうと思ったものが売れること。これは飲食にはない面白みです。
裕介さん: 面白いと思うのは、この商品を売ろう!と思えば本当に売れるということですね。この商品は売れるぞと思ったら、売れるように配置したり、POPの制作や声かけで売れちゃう。売れない時もありますが、大体売れます。それがおもしろいかな。
実は、売りたい商品は、お客さまが買いたくなるようにしている仕掛けがあるんです。この戦略はセブンに入ってから学びました。最初は信じられなかったですよ。20個注文したら、15個廃棄になる…!と、発注を怖がっていました。でも、やり方次第で売れちゃうんです。飲食業界とは違うので、そういうところは感動しますね。
  • 奥さまインタビュー
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セブンを始める前から、アルバイトで修業に行かれたそうですね
知らないよりは少しでも知っていたほうがいい、と思ったので。
来未さん: 結婚して数年後には、40歳くらいからセブン-イレブンを始めると聞いていたので、それなら子どもも大きくなっているから大丈夫だな、と思っていたんですが。まさか早くなるとはちょっと驚きました。
セブン-イレブンをやると決めた時、自分も少しでも仕事をわかっていたほうがいいだろうと思い、OPEN半年前に別のお店で普通にアルバイトを始めました。特に自分たちが独立するなんてことは言いませんでしたが。なので、OPENから最初半年くらいは、オーナーより私の方が仕事を知っていましたね。
小さなお子さまが2人いますが、OPEN当初は寂しい思いをさせたりしましたか?
OPENから今まで、2人とも家にいない時間はありません。
来未さん: 勤務時間は、OPENから最初の2週間くらいは2人とも少し長くて、7:00~22:00がオーナーで、私が22:00~7:00勤務。24時間を2人でわけてました。家に2人ともいない時間はたったの数分くらいなので、この仕事を始めても子どもにはそんなに影響はなかったですね。
奥さまが深夜にやられているんですね
深夜が好きなのと、昼間のほうがちゃんと寝られるからです。
来未さん: 朝の6:00に仕事が終わったら帰って、朝ご飯を食べさせて、8時くらいに保育園に送って。
8:30~16:30くらいまで寝て、17:00過ぎに保育園に迎えて行って。合計すると8時間くらいは寝れています。よく考えると、深夜に働いたほうが寝れるな、って気付いたんです。深夜に入るのが22時くらいですが、子どもは21時には寝ていますし、その時間には旦那も帰ってきていますので、心配もありません。
お洗濯は朝にすれば、夕方起きると乾いていますよ(笑)。
  • おわりに
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飲食とコンビニ、どちらのほうが楽しいですか?
正直、コンビニ事業のほうが身体は断然ラクです。
今が楽しいですよ。正直言えば、コンビニのほうが身体が楽です。
例えば、飲食は勤務中のほとんどが客席を走り回っています。お客さまに怒られることも、コンビニの比じゃないくらい多かったりします。あとは、自分がオーナーになれば上司もいないので上を気にしなくてもいい。ある程度従業員さんに任せて、自分がやりたいことがやれたり、少しフラッと出かけたりもできます。フラッと出かけるのは、他の店舗などを勉強として見に行っていることが多いです。
今は理想の働き方にかなり近いですね。9:00くらいにここにきて、18:00には帰ります。それをOPEN当初から目標にしてきましたが、1年経たずに実現できました。
そんな勤務体制に最初からできるものですか?
自分が店を離れても大丈夫な体制をどれだけつくるか、ですね。
最初は自分ができないと教えられないので。最初の3ヵ月くらいは、自分でこうやったら早いとか自分で全部やっていたんですけど、全部自分でやるのはやはり大変ですよね。
自分が仕事を理解できた時点で従業員さんに振りわけていこうと思っていました。従業員さんとの会話の中で、適正を見極めて、この人だったらこれが得意そうだな、を考えてやっています。
でも、最終的には自分が外出したいから、ですね。出かけるためには、どうしたらいいのか。この時間に出かけたいなら、この仕事を従業員さんに教えれば実現できる、と考えながら進めていました。
これからはどういった体制をつくっていかれるのですか?
最初は絶対無理と思っていた複数店、今は絶対やりたいと思っています。
OPENした時は、2店舗目なんて絶対無理だと思っていましたが、OPENしてから8カ月くらいでだいぶ余裕が出てきて、お店のことも俯瞰して見れるようになってきたので、2店舗目は絶対やりたいと思っています。
このお店の売上はまだまだ上げられるので、 OFCさんと相談しながらどうやって上げていこうかと、ひとつひとつ課題を決めて徐々に取り組んでいこうと思っています。
来年の今頃には、奥さんの勤務は週3くらいにして家族の時間をとっていくつもりです。無理して働く必要はないので、家族の時間を大事にしてもらおうかな、と。でも週3にするんだから、お店を綺麗にしてくれるのと同じくらい家の中を綺麗にしてもらおうとも思っていますよ(笑)。

<インタビュー後 コメント>
異業種ではありますが、前職のご経験がかなり有利になっているのを感じました。ヒト・モノ・カネでは、人のマネジメントは飲食店経営時よりもスムーズに対応できるという利点に加え、今ではモノを扱う楽しさを感じられているとのこと。前職が活きるのは、とてもいいですね!

    • 担当ライター:とがしみきこ

      リクルート関連の求人制作業務にて、あらゆる業種の取材・コピーライティングなどを数百本経験。現在はWEB業界にて様々な企画、デザイン、取材、コピーライティングを担当している。

      担当ライター:とがしみきこ

      リクルート関連の求人制作業務にて、あらゆる業種の取材・コピーライティングなどを数百本経験。現在はWEB業界にて様々な企画、デザイン、取材、コピーライティングを担当している。

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