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堺辻之店(大阪府)での独立開業(オーナーインタビュー)

  • 医療関係パート勤務 ⇒ セブン‐イレブンオーナー

    永戸律子・貴也さん 親子
    堺辻之店(大阪府)
    2013年2月28日オープン

家庭以外で家族が戻ってくる場所が増えた。
親子経営の良いところは、家族がひとつになれることです。

OPENから4年9ヶ月目時点の取材

律子オーナー「最初にやりたいって言い出したのは主人なんです。コンビニ自体が生活のライフラインのように大切になっているのを凄く感じていて、定年後会社にしがみつくのも悪くないけど、家族の収入としてコンビニ経営に携われたらもっといいんじゃないかって。」

  • オーナーインタビュー
  • オーナーインタビュー

セブン-イレブンの経営を始めるきっかけはなんだったのでしょうか?
主人が最初に興味を持って、まずは1店舗から始めようということに。
律子オーナー: 一番最初に興味を持ったのは、主人だったんですよ。
主人は普通に会社員をしているのですが、世の中の変化で売れ筋だった商品も売れにくくなったりと、会社も伸び悩んでいて。主人は辞めませんでしたが、会社から自主退社を求めてくる時期もありました。そんな時代の中で自分たちで何かやってみるのも良いんじゃないか?って話になっていって。ちょうど息子が就職活動時期だったので、一緒に話だけでも聞きに行ってみようよ、と興味本位で説明会に参加したんです。
なぜコンビニ事業だったのでしょう?
コンビニが生活の中でライフラインのように大切になっていると感じたんです。
律子オーナー: 話を聞いていましたら、やはり世の中のニーズに合っていると言いますか。
主人が、今の贈答品関係の卸の仕事はニーズに合ってないと感じていたようなんです。それで何が一番求められているのかを考えた時に、震災の時のことも考えるとコンビニが地域に貢献していると感じたんですよね。
コンビニ自体が世の中に必要になってきていて、ライフラインのように大切になってきているというのを凄く感じまして。そんなコンビニ経営に携われたらいいねってことに。
でもご主人ではなく、息子さんと開業されたんですね。
主人には今のまま働いてもらい、先にセブン-イレブン経営を始めてプラスアルファの収入を得ようと。
律子オーナーやはり本気でやろうってなった時に、ほんとにそれで生活していけるのかという不安はありました。下の子がまだ大学生だったので。
なので、主人にはそのまま会社に勤めていただき、定年になったらお店を手伝ってもらおうと。でも、やるからには1店舗ではなく、2,3店舗をやってこそ自営のメリットだと思うんです。なので、まずは1店舗をなるべく早くOPENさせて軌道に乗せていくことが第一なんじゃないかという考えなんです。
いま、収入は右肩上がりだそうですね。
息子が結婚して、ひとつの家族を守れるほどの収入はもらえています。
律子オーナー: 右肩上がりであがっていますね。
息子は結婚して子供もいますし、一つの家庭を持てるぐらいの収入を出すことが出来ています。
私の分に対しては、ほぼ貯金しています。
主人の仕事のほうで、私達夫婦の生活費は十分間にあっていますので、私が働いている分は老後の資金としての蓄えです。息子は、2店舗3店舗持ちたいと思っているので、それに対する費用の蓄えの形も少しずつですけども残していけるようにがんばっています。
  • マネージャーインタビュー
  • マネージャーインタビュー

息子さんとしては、驚きの選択ではなかったですか?
最終的には、僕が自分からやりたいって言いました。
貴也さん: 最初のほうは何も知らなくて、家に帰ったらセブン-イレブンのパンフレットが置いてあったので、なんなんやろ?って。
その後説明会に誘われて、ちょうど就職活動の時期だったのもあって、就職説明会と同じ目線で説明会に行きましたね。こういう仕事もあるんだな~程度です。
説明会から帰ってきて今後の自分のことを考えたんです。会社に就職すると60歳で定年になってしまう。でも、60歳なんてまだまだ元気ですよね。しかも僕たちの年代ではもらえる年金の額も少なくなって、年金があてにならない時代になっているかもしれないというニュースも見てて。それなら自分が動けるうちは働けるセブン-イレブンでの仕事が魅力的に見えたんです。
親と一緒に働いてみようと思ったポイントは?
抵抗はありましたが、僕がお店を支えようという意識で始めました。
貴也さん: 親と一緒に働くことにまったく抵抗が無かったわけではないんですが・・・。
でも僕のほうが若いですし、いずれ僕が主体になって最終的に僕がメインでやっていくと思って始めました。なので、実際にお店を始めてからも、自分のことは自分でできるように意識して、なるべく僕がお店を回していけるようにしようと思いながらやっていました。昔、コンビニでバイトしていたこともあって、仕事の大変さはなんとなくわかっていましたし。
コンビニで働く辛さを知っていてもやろうと思ったんですね。
すべてが大変なわけじゃないし、大変かどうかは自分次第だと考えていました。
貴也さん: そうですね、僕が行っていたアルバイト先のコンビニでは厳しい環境だったように見えましたし、先輩オーナーに話を聞きに行ったときも「大変だよ」って言っていました。でも、コンビニは全て大変なわけじゃなく、その人次第だと思ったので自分が頑張ればいいって考えるようにしました。大変かどうかは実際やってみないとわからないし。
何に苦労しているか聞くと「従業員の教育」って言っていましたね。実際、自分が経営側になっても従業員さんの教育が一番大変だったと感じたので、みんな同じ課題を通ってるんだなと。そういうのを乗り越えて、お店をやってるんだなって後から思えましたね。
  • お二人に
  • お二人に

お店をやられて、息子さんに変化はありましたか?
責任感を持って、しっかりしてきましたね。
律子オーナー: 彼も大学を卒業してすぐの未熟な状態で、マネージャーという形で経営者側の立場に立たないといけないという状況でしたが、少しずつですけれども責任感といいますか、自分がまずお手本にならないといけないんだという意識が見えてきていますね。学生の頃の息子から比べると、しっかりしてきたなって思います。
いろんな年代のお客さまや従業員さんの間に入って、マネージャーとして関係を取り持ってくれていることにも感謝しております。
親子で独立するメリットはありますか?
家族がひとつになれることです。
律子オーナー: 今まで、主人は会社がある、私は家庭を守る、子供たちは子供たちの世界があるということで、結構バラバラでした。
小さい頃は一緒に出かけたりもありましたが、それぞれ中高校生になったら、クラブ活動やらなんやらでそれぞれバラバラになっていたのが、このセブン-イレブンをすることによって、また一つに戻る場所が出来たというか。変な話ですが、家庭以外で集まるところが増えたといいますか。
それに、息子がもし会社に勤めていたら、彼が社会の中でどんな風に頑張っているかなんて姿は見れないですよね。
こうやって一緒にお店をすることによって、息子がどんな風に成長していくのかを見れたり、この子って意外とこういう一面があったんだなって、今まで見れなかった部分が見えてきたりですとか、それをまたどういう風にしてあげたら、彼が伸びていくだろうかと考えるのも私の一つの楽しみになりました(笑)。
お友達と比べて、独立での経営のほうが楽しいなと思ったことはありますか?
従業員さんが僕たちの考えに沿って動いてくれた時は感動ですね。
貴也さん: せっかくお店を経営するのだから、こういうお店にしたい!という僕達の思いがありますよね。
その考えに賛成した行動を、従業員さんが進んでやってくれたりとか、こういう風にしたほうがいいんじゃないかと提案して実行してくれた時は、すごく嬉しいし有難く思いますね。
雨の日でお客さんが少なくて普段よりも時間があるときに、早朝シフトの子が自ら棚の掃除をしてくれたことを聞いた時は、凄く嬉しいですし、経営者側の仕事をやってよかったなと思いましたね。
忙しくても、この仕事をほんまに辞めたいと思ったことは無いんです。単純に疲れたな~とか、1日中この店におったな~とか、そのくらいです。
今後の目標は?
従業員さんから見て、低賃金でやりがいのないお店にはしたくない。
律子オーナー: 私はやはり最終的には、彼がメインとなって頑張ってほしいな、と。そして、その息子を支えるのはお嫁さんだと思いますし。お店を任せられるようになったら、私は影から彼達を支えていくつもりです。
主人が定年退職を迎えましたら、夫婦としての将来といいますか、普通にといったら変ですけども旅行が出来たり孫と遊びに行ったりとかして、そういう普通の生活半分、お店半分というような形で手伝っていけたらなと思っています。

貴也さん: 店舗はまだ1店舗しかないので、もちろん複数のお店を持ちたいです。
従業員の子たちが頑張ってくれていますし、この前も「いい接客だなぁ」って褒められているのを見たんです。このお店のために頑張ってくれている子達を見て凄く嬉しく思うので、もっと待遇や時給を上げていってあげたいと、ずっと思っていました。そのためには、1店舗だけでは無理で、複数店を持って環境を整えていきたいんです。
色々ニュースでも問題になっている、ノルマを課せられるとか、労働時間が守られていないとかブラックバイトと言われるバイトもいっぱい知っています。コンビニだって忙しいので、楽なバイトじゃない。
でもその時間の中でも自分が出来ることを考えてやってくれているような従業員さんがいてることを僕自身知っているので、そういう子達のためにも、なんもやりがいのないというお店にはしたくないっていうのはあります。

<インタビュー後 コメント>
大学卒業からの就職が、セブン-イレブンの経営側に入るというのはすごい選択ですよね。そして、どんなオーナーさまに会っても「その年齢からセブン-イレブン経営を始められるなんて羨ましい」と言われるそうです。今後、そう言われる理由が見えてきて、経営に現れてくるのかもしれません。オーナーであるお母さまとの連携で、23歳経営者としての将来がとても楽しみです。

    • 担当ライター:とがしみきこ

      リクルート関連の求人制作業務にて、あらゆる業種の取材・コピーライティングなどを数百本経験。現在はWEB業界にて様々な企画、デザイン、取材、コピーライティングを担当している。

      担当ライター:とがしみきこ

      リクルート関連の求人制作業務にて、あらゆる業種の取材・コピーライティングなどを数百本経験。現在はWEB業界にて様々な企画、デザイン、取材、コピーライティングを担当している。

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