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高崎倉賀野町南店(群馬県)での独立開業(オーナーインタビュー)

  • 他店でセブン-イレブン店長 ⇒ セブン‐イレブンオーナー

    山際貴之・晴美さん ご夫妻
    高崎倉賀野町南店(群馬県)
    2013年8月23日オープン

他を経験したことあるからわかる。
コンビニの中ではセブン-イレブンが唯一無二じゃないかな。

OPENから4年6ヶ月目時点の取材

貴之オーナー「ずっとセブン-イレブンしかしてきてないから、一時期他チェーンのコンビニでも社員で働いたんです。そしたら、やっぱりシステムも商品力も原価も、自社工場の有る無しの影響の大きさも実感。同じコンビニでもすべてが違って、セブン-イレブンの凄さを再認識しましたよ。」

店舗を変えてもずっとセブン-イレブンでバイトを続けられたんですね。
同じ商品を扱っていても、オーナーが変われば店が全然違う。
貴之オーナー: 最初は高校1年生で。昔はそんなにアルバイト先も多くなかったからね、結果近所のセブン-イレブンになったんです。大学に進学しても、週末は高校時代から続けているセブン-イレブンで、平日は大学の近くのセブン-イレブンでバイトをしていました。オーナーが変わると同じセブン-イレブンでも切り口が違う、それが面白いなって。
いつかは独立しようって思われていたんですか?
自分が考えた販売方法でお客さまが商品を手に取る、そんな感動を続けたかった。
貴之オーナー: 初めて発注を任された時に、新商品を展開していくうえで目標数値を持って何個売るのか、その為にはどういう売り場を作るのかということを自分なりに考えはじめたんですよね。お客さんがポップを見て自分が並べた商品を手に取ってくれたあの瞬間、なんとも言えない感動があって。何かやり続けてればまたあの感動に出会えるのかもしれないとか、自分みたいなもんでも必要とされる仕事に就けるのかなっていうのをその時考えて。
将来的にセブン-イレブンできればいいよなっていうのもあったし、自分でやってれば人に指示されずに自分の考えで色々やって、それでご飯を食べられたら幸せかなっていうことを漠然と思っていたんです。
そのまま社員になられたんですよね?そんなに魅力があった?
当時は簡単な仕事にしか見えない、生意気な奴でした。
貴之オーナー: 大学辞めてきたんで社員にしてください、ってオーナーにお願いして(笑)。
当時はほんとに仕事が簡単に見えたんですよね。たぶん今から独立しよう、起業しようっていう方と同じ感覚だったと思うんです。
機械を使って発注すれば物も来るし、多くの管理は本部がやってくれるわけですし、何も苦じゃないじゃないですか。自分で営業かけて仕入れをして、原価を払ってということもないですしね。そういう部分からすれば非常に楽だと思ってました。もちろん24時間365日の苦労っていうものは、皆さんを見ていれば大変なんだろうなとは思っていましたけど、それでもなんとかなるんだろうなと。
それが壁にぶち当たったと?(笑)
自分の力だけじゃない、周りの人に支えられていたからだということを実感。
貴之オーナー: 3号店のオープンを任されたんです。その時は開けば売れるもんだと思っていたんです。最初のオープンセール3日間に関してはそれなりに出ましたけど、4日目から厳しい現場になりまして。これが現実かなって、同じことを一つやるにしても周りを固めてくれてる人が居たから今までできていたんだと思いました。
そこからは、他店がやってないようなことをしなくちゃっていうことで、試行錯誤しながらやれることを色々しました。家の都合で実家に戻るために辞めるまでの期間、3年半で売上げは倍くらいにまで伸ばしましたよ。
どうして次は独立ではなかったのですか?他チェーンも経験されたとか。
商品管理システム、自社工場での生産、何をとっても圧倒的。
貴之オーナー: 実家に戻りアルバイトの面接を受けました。次は独立だろ?と思われますが、お金もないし土地も知らないというマイナス面を、まずはクリアしたかったんですよね。そこでセブン-イレブンで店長の仕事と、かけもちして他チェーンのコンビニも受けました。正直なんでセブンが強いのか、セブン-イレブンが良いのかっていうのも漠然としていたんで、他のチェーンも見てみたくて。
そしたら、やっぱりシステムだったり、商品力や原価もそうですし、やっぱり自社工場を持ってる持ってないっていう所もありますし、全体的にやっぱり違いましたね。同じPB商品をつくるにしても、協力してくれるメーカーが大手になる。こういうところの交渉力、商品力、お弁当にしてもどこで作ってるのかって気になってくるじゃないですか。そういう部分も違うなと。
ここまでたくさんの店舗を見てきて、セブン-イレブンオーナーの良いところが見えましたか?
どこでもやらないことを先にやっていく、その強さは唯一無二です。
貴之オーナー: 独立するなら好きなところでやればいいと思うんです。でも、コンビニの中でやっぱり冷静に考えていけば、セブンが唯一かなと思います。他のチェーンがやってないことを先んじてやってますし。大手企業の傘下でやっているとか、強みはそれぞれです。セブン-イレブンは独立した企業体なので、独自性の部分ではやっぱり強いのかなと。逆にセブンが衰退していくってことは、他のチェーンも衰退していく、コンビニっていうものが無くなっていく時代になるんだろうなって思えたので、私はコンビニをやりたければセブン-イレブンがいいんじゃないかなって。これは私の勝手な自論なんですけどね。
オーナーになると見えるものが変わりましたか?
生活のライフラインやコミュニティーをつくる、という考え方が生まれました。
貴之オーナー: 肩書き自体はどうでもいいのかなって思います。でも、店をやって商売をするだけでいいのかなって思ってましたけど、オーナーになるとまたちょっと感覚が違って。
地域の人たちのコミュニティーであり、ライフラインじゃないですけど、そういう部分でのコンビニとしての社会的使命みたいなものも感じるようになりました。それを保っていかなくちゃいけないんだな、そういう立場になったんだなっていうのも思いますし、雇用を捻出していくという部分でも社会貢献をする立場なんだ、と。
店長だったら「やーめた」って言ったら逃げられるんですよね(笑)。なのでそこまでの責任はもしかしたら無かったかもしれないです。
奥さまもセブン-イレブン経験者ですよね。オーナーの奥さまって大変ですか?
息子がお店を仕切っているので、私より子供のほうが大変かな。
晴美マネージャー: 私が一応マネージャーで2番手的な感じですけど、実を言うと仕事ぶりでは私とオーナーの間に、息子と娘がいるんですよ。
大変なのはたぶんこの子たち。何から何まで任されて、店長が居る時間は息子の店長が仕切って、店長が居ない時間はチーフの娘が仕切って。長男以外の4人がお店で働いてくれてるんです。
今までを振り返ると、家事との両立はどうでしたか?
子供に協力してもらっているので休みはしっかりとれてます。
晴美マネージャー: 主人がセブン-イレブンで店長として働いていたときは、休みはちゃんと合わせたり、子供の学校の行事でのシフトもちゃんと考えてくれたんで。そういう部分では、他の普通の会社のパートで働くよりも融通はきくのかなってその時は思ってました。なので子供が夏休みだよって言うと連休を入れてもらって、みんなで家族旅行に行かせてもらったりしたね。

貴之オーナー: 人と売り上げがあればなんでもできるんだなって。あとはオーナーの承認ですよね。今度自分がオーナーになると皆さんに申し訳なくてなかなかできないもんな(笑)。

晴美マネージャー: けっこう休みを取ったりとかは、子供が店を見てくれるんで「休みを貰いたいんだけど」とか、「ここ連休取るよ」とかできてますよ。今はちょっと人が居ないからなかなかできないけど、オープンしてからすぐ休みたいところは休めたりしたよね。
家族でセブン-イレブン経営は楽しいですか?
子どもと一緒にいられるので、私は楽しいです!
晴美マネージャー私は楽しいです。子供とも一緒に居られるし、子供が大好きなんで。
ただ子供からしてみるとこのオーナーが厳しいので辛いところもあるみたいで(笑)。まあ、一緒に居るから助けてあげられてる部分もけっこうあると思うんで、そういう部分は良かったと子供達も言ってくれるとは思うんですけどね。
セブン-イレブン一筋の人生から見て、今後のコンビニはどうなると思いますか?
これからのコンビニをどうするかの責任を持っているのは、一人一人のオーナーですから。
貴之オーナー: 利益が出ないからとか言って無くなるお店も多いわけで。セブン-イレブンがなくなるということは、コンビニ自体が消えていくと同じことと言いましたが、無くしていくのは私たちオーナーとして関わっている人間達が足を引っ張って無くしていくんだろうなということは、危機感として思ってますけどね。 だから単にサラリーマンからの鞍替えみたいな軽い気持ちではやってほしくないというのは本音です。自分は胸を張ってセブン-イレブンという商売を続けていこうと思っています。

<インタビュー後 コメント>
ここまでセブン-イレブンをご経験されているからこそ言える厳しいお言葉もいただきました。リスクの少ない低資金でできるオーナーの事だけど、将来のコンビニのあり方を担っているのもオーナーです。まさに、コンビニを好きになるか嫌いになるかはオーナーさまにかかっているとも思えます。一人ひとりのセブン-イレブンオーナーが未来を牽引することを期待しています。

    • 担当ライター:とがしみきこ

      リクルート関連の求人制作業務にて、あらゆる業種の取材・コピーライティングなどを数百本経験。現在はWEB業界にて様々な企画、デザイン、取材、コピーライティングを担当している。

      担当ライター:とがしみきこ

      リクルート関連の求人制作業務にて、あらゆる業種の取材・コピーライティングなどを数百本経験。現在はWEB業界にて様々な企画、デザイン、取材、コピーライティングを担当している。

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