湖西白須賀南(静岡県)・豊橋天伯町店・豊橋二川南店(愛知県)での独立開業(オーナーインタビュー)

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  • 大手スーパーバイヤー・売場担当 ⇒ オーナー小売業経験を活かしての独立

    加藤雅史・喜世子さん ご夫妻
    湖西白須賀南店(静岡県)2001年8月29日オープン
    豊橋天伯町店(愛知県)2010年1月22日オープン
    豊橋二川南店(愛知県)2012年11月22日オープン

「むずかしいことを分かりやすく」。
それこそがお店の発展のカギだと思います。

スタッフの定着率もよく、高いレベルのお店づくりを実現されている加藤オーナーさま。1号店オープンから14年目、現在3店舗を経営するベテランオーナーさまにお店経営の極意について伺いました。

  • オーナーインタビュー
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なぜ独立をしようと思われたのですか?
雅史さん:以前は大手スーパーで寝具、インテリア、ベビー服、子ども服、バッグなどの仕入れを担当していました。どうしたらもっと売れるのか、いいお店ができるのか試行錯誤しながらも売場づくりに没頭する毎日でした。新聞や業界誌などで同業他社の好事例を研究したり、それを売場に取り入れることはできないかと仮説を立て実際にやってみて検証したり。こういうことが結構好きだったもので、仕事はとても楽しかったですね。でも、やはり低迷する景気のため、少しずつ限界を感じるようになって…。14年間勤めた頃でした。そのときよく読んでいたのがセブン-イレブンの本だったんです。先見性、大胆さ、新奇性、行動力…見習う部分は多く、どんどんセブン-イレブンに惹かれていきました。
小さなお子さまを抱えてのオープン、当初はご苦労もあったのではないでしょうか?
雅史さん:確かに最初はお客さまも売上も少なく、順調なスタートと言えるものではありませんでした。でもセブン-イレブンのやり方とこれまでの自分の経験でお店づくりや人材教育をしっかりやっていけばきっと良くなっていくという自信がありました。それに前職に比べて、通勤時間も含めた勤務時間が圧倒的に短くなり、それが仕事へのやりがいにつながりました。悲観することなく、意欲的にお店づくりに取り組めたのはよかったですね。時間に余裕ができたことで、家族との時間が増えたのもプラスに働きました。家族みんなで夕食を囲む生活は、私の元気の源です。
お店経営をする上で重要なことは何だとお考えですか?
雅史さん:「むずかしいことを分かりやすく」。これは、セブンイ-レブンの仕組みやシステムすべてに共通して言えることです。誰もがオーナーとして一定基準のお店経営をできるようになっているのはすごいですよね。これこそが発展の原点だと思います。これらをさらに分かりやすく噛み砕いて、一つひとつの売場づくりに落とし込み、スタッフに伝えていくのが私の仕事。そのために私が力を入れているのは作業割り当てです。例えば、時間帯ごとにそれぞれやるべきことを細かく分解して、一覧にすることでスタッフが効率よく動けるようにしています。またその日の注意点などは口頭だけではなく、目で見てわかるようにわかりやすい場所に貼り出したり。そうやってスタッフのレベルをあげていくのです。それでも伝わらないこともありますが、それはスタッフが悪いのではなく、私のやり方がまだまだということ。「どうしたらもっと分かりやすくなるか」は、14年目の今でも試行錯誤しています。
こちらのお店は、長く勤めているスタッフさんも多いそうですね。
雅史さん:ふたりの女性店長を筆頭に、現在70人近いスタッフが活躍してくれていますが、長く続けてくれる人が多いのは本当にありがたいですね。そういうスタッフが多ければ、お店のレベルはアップしますし、自然とそれはお客さまへの安心につながります。ですから職場環境には配慮するようにしています。社会保険を完備したり、勤務時間の都合をつけられるようにしたり。そして何よりこの仕事を「楽しい!」と思ってもらうことを大切にしています。私は出勤してきたスタッフとは、まず一緒にコーヒーを飲みながら、一人ひとりと会話をするんです。といっても冗談を言ったり、「最近どう?」とか他愛のない話で笑いあったりするくらいですけどね。それを3店舗すべてまわってやっているので大忙し!(笑)でも複数店の経営に何より欠かせないのはスタッフですから、大事なことだと思っています。
  • 奥さまインタビュー
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小さなお子さまを抱えてのオープン、当初はご苦労もあったのではないでしょうか?
喜世子さん:当時、子どもは上の子が小学2年生、下の子が双子で保育園児。3人の子を抱えての独立は大きな決断でした。幸いなことに義母が一緒に住んでおりましたので、サポートしていただくことで何とか乗り切ることができた感じです。当時のことを思い返すと、何より大きな壁だったのは自宅から店までの車通勤(笑)。ペーパードライバーでしたので、運転の練習からはじめたほどです。あとは愛知県と静岡県のちょうど県境にあった一号店は、それはそれは寂しいところで…。海と山に囲まれた人もほとんどいないような場所で、「こんなところでやっていけるのだろうか」と不安になったのを覚えています。
こちらのお店は、長く勤めているスタッフさんも多いそうですね。
喜世子さん:不器用でなかなか仕事を覚えられず、最初はミスをしてしまうスタッフももちろんいます。でも私たちはそれですぐに叱ったり、「この子はダメね」と判断しません。必ず一人ひとりいいところがあるし、得意分野があるからです。例えば、仕事に時間がかかるスタッフ。 それは裏を返せば丁寧であるということですよね。そういう方には細かな管理を必要とする仕事を任せると本当に安心。70人それぞれに個性があって強みも違う。それを活かす場を見つけるのが私たちの仕事。それがうまくまわれば、本当に強いお店になると思います。
  • おわりに
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今後の抱負をお聞かせください。
雅史さん: 1号店オープンから早14年目。おかげさまで3店舗を経営させていただいていますが、まだまだ通過点に過ぎないと思っています。今はどんなトラブルがあっても、どんな時間帯であっても、私がいなくても乗り切れる力をすべてのお店につけていくことを目指したい。お店を増やすことよりも、質の良いお店を育てていきたいですね。そのためにはやはり「むずかしいくことを分かりやすく」。そして「スタッフを大切に」。これは私の永遠のテーマです。セブン-イレブンが発展してきた歴史を胸に、私たちのお店も進化をつづける。それが私の使命だと思っています。

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