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橿原南八木町1丁目店(奈良県)での独立開業(オーナーインタビュー)

  • 大手総合スーパー(セブン&アイグループ) ⇒ オーナーUターン・Iターンで、
    仕事も生活も心機一転!

    柴 誠一・真紀子さん ご夫妻
    橿原南八木町1丁目店(奈良県)
    2013年1月31日オープン

大好きな奈良に暮らし、
ここで愛されるお店をつくれる喜び。
それが私たちの原動力です!

東京、新潟ご出身の柴オーナーご夫妻が独立の地として選んだのは、奈良。長年の小売業の経験を持つお二人は、新天地でどのようなお店づくりをされているのでしょうか。その様子を取材しました。

  • オーナーインタビュー
  • オーナーインタビュー

Iターンで独立とのことですが、多くのハードルや不安があったのでは?
誠一オーナー: 前職での最後の赴任地が奈良で、夫婦共々この土地に一気に魅せられてしまって。もともと私は東京で妻は新潟出身ですが、奈良は趣味の山登りも気軽にできるし、西日本方面への旅行も日帰りできてしまうほど。こちらに来てから神社仏閣にも興味を持つようになり、ますますここを離れたくない気持ちが強くなりました。そんなときグループ会社であるセブン-イレブンがオーナーの社内公募をしていまして。周りにはすでに独立し成功している先輩オーナーもいましたので、30年のサラリーマン生活から転身することに全く不安はありませんでした。むしろ、収入アップも可能という夢の方が大きかった。もちろん独立は一筋縄ではいかないし、苦労は覚悟の上。それほどにここ奈良で将来暮らしていきたいという気持ちが強かったですね。
希望を胸に新天地での新たなスタート。オープン直後の率直な思いをお聞かせください。
誠一オーナー: 3日間のオープニングセールは大盛況で、本部のみなさんも応援で駆けつけてくださったので順調な滑り出しでした。ところがその後からが大変で。おでんのつくり方、フライヤー商品の仕込みからして分からない。みんなで材料とレシピを手に右往左往。その間にもお客さまはご来店され、レジもやらなくてはならない、商品の補充もしなくてはならない…と、てんやわんやでした。前職では「最初にやるべきこと」とか「この場合はこう対処する」という細かい決め事や仕組みが確立されており、その中で動けばよかったのですが、ここにはそれがない。本部からのフォローやマニュアルはあっても、お店の細かなルール作りは自分の手でつくっていかなければならなかった。
お店が順調に稼働しはじめたのはいつ頃から?何がきっかけだったのでしょう?
誠一オーナー: スムーズに動きだしたのは半年ほど経ってから。半年間はお店のルールを確立し、スタッフが働きやすい環境づくりに注力しました。例えば、布巾はどこに何ヶ所置くのか?トイレ掃除は1日何回・誰がやるのか?商品補充のタイミングは?…と細かなことを一つひとつ、スタッフを巻き込んで決める作業をしていきました。このプロセスをしっかり行ったことでお店全体のチームワークが育まれたように思います。また、お店のLINEグループをつくり様々な情報共有をすることでスタッフが「自分のお店」という高い意識でお店づくりに参加してもらえるような仕組みづくりも進めました。今ではスタッフ自らが率先してキャンペーンやセールを盛り上げてくれるようになり、私や店長もだいぶ余裕が生まれました。おかげでスタッフ一人ひとりに目を向けられるようになり、さらにお店全体がボトムアップするという好循環も。スタッフ同士の団結力こそが、お店のターニングポイントとなりましたね。
  • 店長インタビュー
  • 店長インタビュー

慣れない土地でお店経営することにご苦労はありませんでしたか?
真紀子さん: 文化や習慣といった面で最初は戸惑うこともありました。例えば品揃えだと、ソースひとつとってもこちらは関西で人気のものがあったり、お客さまとのコミュニケーションも言葉のイントネーションの違いから相手の言っていることが聞き取れなかったり、こちらの想いが上手く伝わらなかったり。でもこれは今思えば何でもないことでした。時間が解決してくれますし、一緒に働いてくれるスタッフも助けてくれますから。何よりお客さまがあたたかく受け入れてくれたのが嬉しかったです。レジでお客さまの方から「ありがとう」という言葉をいただくことも。また「ここのお店は売場を見ているだけで楽しいね」「綺麗なお店だね」と言ってくださるお客さまもいて、「もっと楽しいお店づくりをしないと!」って逆にパワーをいただいています。本当に奈良にIターンしてきて良かったって思っています。
お店を持ち、働きつづけることに抵抗はなかったのでしょうか?
真紀子さん: 最初のうちは家のことは全くできませんでした。できるようになったのは、お店の体制が整った半年くらいから。今は週に一度はお休みをとり、余裕があれば午前中だけお店に出て午後は自分の時間に充てたりしています。とはいえ、私自身家にいるより仕事をしている方が好きで、お客さまとお話したり、お店づくりをしている時間が一番楽しい。セブン-イレブンはお客さまとの距離がとても近く、自分の対応が目の前で結果となって現れるのは本当にやりがいがあります。だからこそもっとお店を良くしたいという想いは膨らみますし、商品一つひとつも愛情込めて大切にしなきゃって思うんです。前職以上に仕事に対する意識はずいぶんと積極的になりましたね。
  • おわりに
  • おわりに

Iターンで飛び込んだ独立。現在の正直なお気持ちをお聞かせください。
誠一オーナーここ1年くらいでスタッフが力をつけて、お店のこともかなり任せられるようになってきました。おかげさまで2号店のオープンも決まり、今はその準備で忙しい日々を送っています。複数店経営にあたって私が大事にしているのは、ただお店を増やすのではなく地域のお客さまに信頼されるお店でなくてはならない、ということ。そのためには今以上にその想いを共有できるスタッフ教育に力を入れていかなければと思っています。スタッフとともにお客さまに愛されるお店を、この大好きな奈良で増やしていくこと、それが現在の私の目標ですね。そしてお店の経営が落ち着いてきたら、ゆくゆくは、ときどき東京に帰り一人暮らししている母と過ごしたり、趣味に打ち込める時間も持ちたいなぁ…と夢は膨らんでいます。 先日、そんな夢を東京にいる娘に話したら「そんなに楽しそうなら、私もいつか手伝いたいわ」なんて言ってくれて本当に嬉しく思っています。
    • 担当ライター:神野扶由子

      リクルートで求人・住宅・大学などの広告ディレクション、ライティングに携わる。その後フリーディレクター・ライターとして独立し、これまでの業務をこえ、企業のブランディング支援やイベント企画など幅広く活動。

      担当ライター:神野扶由子

      リクルートで求人・住宅・大学などの広告ディレクション、ライティングに携わる。その後フリーディレクター・ライターとして独立し、これまでの業務をこえ、企業のブランディング支援やイベント企画など幅広く活動。

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