気仙沼公園仮設店舗店様へのコンビニ(セブンイレブン)出店 オーナーさまに聞く

東北での取り組み

気仙沼公園仮設店舗店様

オーナーさまプロフィール

作並 様

南気仙沼駅前通店が被災し、津波で店舗滅失。2012年7月27日にセブン-イレブンとして初めての仮設店舗である「セブン-イレブン気仙沼公園仮設店舗店」を運営開始。気仙沼漁港を中心とした近隣エリアにおいて移動販売車も稼動。2012年2月17日に「セブン-イレブン平泉バイパス店」の経営も新たにスタートする。

店舗データ
営業時間:
7:00-20:00
オープン日時:
平成23年7月27日
店舗面積:
8.7坪

作並 様

お店を再開することで地域の人々の役に立ちたい

リニューアル後再スタートを切ろうとした矢先の罹災

セブン-イレブン気仙沼公園仮設店舗店は約100世帯(約300人)が入居する気仙沼公園仮設住宅内に2011年7月27日にオープンいたしました。セブン-イレブンとして初の仮設店舗で、移動販売車両「セブンあんしんお届け便」の運営も同じ日にスタート。以前のお店である南気仙沼駅前通店は気仙沼漁港が近く、お客さまの多くが水産関係の方でした。そうした立地にあったため津波でお店は滅失。築後17年程経過していたそのお店は、地震発生の1ヵ月程前にリニューアルを終えたばかりで、心機一転新たなスタートを切ろうとしていた矢先の罹災でした。

地域の人々が集い、安心できる場所を

震災発生の1ヶ月後からは罹災した店舗に対して2トントラックを改造した車両や仮設店舗での営業再開がセブン-イレブン本部の取り計らいで進められていました。私たちも震災後程なくして営業を再開。仮設店舗は8.7坪と決して広くはないスペースですが、野菜など、知り合いの問屋さんから仕入れてお客さまが欲しいというものをできるだけ取り揃えるようにしました。また罹災された方々は不安と焦燥の中で日々暮らしておられますので、私たちの頑張る姿が少しでも皆さんの励みになればと思い、店内に子どもたちの写真を貼ったり、お店の隣の集会所でイベントを開催する等さまざまな取り組みを行ってきました。

お客さまにより近くなる移動販売車両

移動販売車両「セブンあんしんお届け便」は全国で導入が進んでおり、ここ東北では2012年5月現在、3台が稼働しています。おにぎりやお弁当はもちろん、ソフトドリンクやカップ麺等の加工食品も販売。震災当初は特に仮設住宅にお住まいの方など、周りにお店もありませんから「来てくれるだけで助かる」という声を多くいただきました。町が復旧して、徐々に小売店やスーパーが出てきた現在においては以前ほど必要とされないのでは、あるいはもうそうした時期は過ぎてしまったのかという思いもありましたが、やはり待ってくださっているお客さまも大勢いる。お年寄りなど歩いてお買い物に出掛けるのが大変という方にとって「セブンあんしんお届け便」の存在は大きいようです。お客さまは何曜日と何曜日は必ず来るものだと思っておられますのでその期待にお応えしなくてはいけない。大変ではありますがだからこそ喜びも大きい。隈なく回ることによって新たなお客さまとの関係ができて、それだけ楽しさも増えていく。お客さまと近い関係が築けるからこそ、「御用聞き」ではないですが、さまざまなアプローチが取れる。お客さまにとっても私たちにとっても移動販売車両の利用価値は高いと思います。

多くのお客さまが待つ慣れ親しんだ土地でお店を構えたい

仮設店舗、移動販売車両の運営と並行して通常店舗として再スタートするための立地探しも行われ、幸い私たちはここから50キロほど離れた平泉に新たな拠点を設けることができました。12名の従業員のうち6名が家族ということもあり、彼らのためにもオーナーである自分が立ち上がらなくてはという強い思いが今の自分を動かしています。気仙沼自体はすでに都市計画が始まっており、少しずつではありますが回復に向けての道を歩み始めています。いつの日か、多くのお客さまが待っている慣れ親しんだ土地に戻りお店を構えたい。遠くない未来、そんな私の夢が実現することを願っています。

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