志津川戸倉仮設店舗店様へのコンビニ(セブンイレブン)出店 オーナーさまに聞く

東北での取り組み

志津川戸倉仮設店舗店様

オーナーさまプロフィール

山内 様

志津川戸倉が2010年11月契約更新し、改装工事中に被災。津波にて店舗が滅失し移動店舗を実施しながら移転先を探す。自宅のある南三陸町(旧志津川町)、登米市での移転先も考える。2012年2月17日に元の場所で復活して「セブン-イレブン志津川戸倉仮設店舗店」を経営。

店舗データ
営業時間:
6:00-20:00
オープン日時:
平成24年2月17日
店舗面積:
32.3坪

山内 様

仮設店舗を経て通常店舗への昇格を目指す

2トントラックによる移動販売から営業を再開

セブン-イレブン志津川戸倉仮設店舗店は2012年2月17日に元の場所で営業を再開いたしました。お店は津波で滅失したため、最初は2トントラックによる移動販売で営業をスタート。震災発生から約2ヵ月後の2011年5月8日から2011年12月1日まで、移動販売による営業を行っていました。以前のお店はお客さまに支えられ、はや16年が経過していました。そのため店舗の改装を予定しており、震災発生当日はちょうど改装工事がスタートしようとしていたころでした。

通常店舗再開に向けて大きく前進

震災発生時は棚卸を終え商品がない状況でした。そのため最小限の被害で済みましたが、通常、店舗が流出または消失した場合、セブン-イレブンとの契約が解除になるため、震災直後はどうなるんだろうかと不安を抱える毎日でした。しかし約1年後には復興も進み、交通量も回復してきたことから、元の場所で仮設店舗という形で営業を再開。仮設店舗は、通常店舗の営業が元の場所でできるようになるまで、または移転先が見つかるまで、一時的にセブン-イレブンが仮設という形でサポートするというものです。ですから現在も移転先探しは続いていますが、それでも2トントラックで移動販売を行っていたころと比較すると、大きく一歩前進しました。

通常店舗と変わらない品揃えとサービスを提供

お店は32.3坪という広いスペースにおにぎり等のデイリー商品はもちろん、日用雑貨やATMサービス等通常店舗とほぼ変わらない品揃えとサービスを提供。八百屋さんの協力を得て大根やキャベツなどの野菜も取り扱い、お客さまにも喜んでいただいています。お客さまからは、周りにお店が少なくなってしまったため、セブン-イレブンができたことで、以前であれば30分、1時間かけてお買い物されていたところ、近くで手に入るようになって助かるという嬉しい声を多くいただいています。営業時間は朝6時から夜8時までと短く、24時間営業であれば比較的手が空いている夜の時間帯に事務作業等を行うことができたところ、限られた時間の中で作業をすべてこなす必要が出てくるため、一人ひとりの従業員に負担がかかってしまうというのが最大の課題と言えます。

セブン-イレブンとともに歩んでいく

一度は元の場所での営業再開は難しいだろうと思った時期もありました。それがここまでやってこられた。一歩一歩確実に進んできた、その自信を次へとつなげ新たなスタートを切っていきたい。今後はできることなら元の場所でお店を続けていきたいと思っていますが、防災計画がどのように進んでいくのか明らかになるまでは、仮設店舗という形で様子を見ていくことになります。現在移転先の候補地としていくつか挙がっていますが、すでに周りにお店が出店していたり、自宅から離れていたりと、なかなか理想の立地には出会えない日々。息子が高校に進学したばかりということもあり、家族が安心して暮らしながら働ける場所をセブン-イレブン本部の協力も得ながら探していきたいと思います。

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