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沖縄、ついに初出店!
日本すべての都道府県に
セブン‐イレブンのうれしさが届く

2019年7月11日、早朝6時、暑い日差しを予感させる。
お店の前では、オープンセレモニーの準備のために関係者たちが走りまわる。
もうすでに気の早いお客様たちが店のまわりに姿を見せる。
今まで何度もエリア初出店のオープン日を撮影しているが、これほどまでの賑わいは初めてだ。
この日の沖縄では同時に14店舗がオープン。それに伴い撮影チームも分散し、各所でオープンの瞬間を狙う。撮影のチームの人数も限られているので、ひとつのお店を撮ったら、次の近くのお店に向かって走る、まさに撮影リレー、汗だくです。
走り着いた先のお店は、遠目から見てもわかる長蛇のお客様の列。店内には、セブン‐イレブンの自慢の商品、セブンプレミアム ゴールドの「金の直火焼きハンバーグ」や「金の食パン」などが飛ぶように売れている、両手で食パンを山ほど抱えてるお客様もたくさんいた。「沖縄の人たちって、そんなに食パン、食べるのか?」と驚いた。
これは、沖縄の人に聞いた言葉だけど、「友達が東京に遊びに行くと、セブンの商品を買ってきてねと頼みます。」だって。なんか、すごいね、セブンの人気は。

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全国出店、次のセブン‐イレブンへ
向かうために
今回は、
オーナー・従業員の一人一人を
主役にしたいと思った。

今回の撮影では、沖縄の初出店シーンが最初の撮影となる。
「今までどうして沖縄にセブンはなかったの?」と質問を受けることがある。
理由は、セブン‐イレブンが品質に強いこだわりを持っているから。ただ店舗を作ればいいという事ではなく、まず、しっかりしたおいしさを作ることができる工場を作る。お店の近くに工場があることで、できるだけ作りたてのおいしさを新鮮なうちに提供できるからだ。
この初出店はその準備を整えたセブン‐イレブンの思いが日本全国まで届いた証なのだ。
そこで、次のセブン‐イレブンへ向かうこのタイミングは、お店の主役であるオーナーと従業員の方々にフォーカスしようと思った。彼ら・彼女たちに毎日のお店との関わりやお客様への想いをストレートに語ってもらうことが、けれんみのない素晴らしい映像の軸になるのではないかと考えた。

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沖縄、誇り高く受け継がれる
伝統の豊年祭。
そして琵琶湖のボートへ。

「子供たち、耳を塞げぇ、いたーくなるぞぉ!」
地区の住民総出で行われている沖縄県南城市の祭りは、子供たちやその親御さんも耳を塞ぐほどの大きな鐘の音で始まりだ。
楽器のドラを叩く人。身の丈の三倍以上はある大きな旗を交代で支える人。
その人々をかき分けて祭りのメインである、五穀豊穣を感謝する大綱が現れる。
住民が列をなし、広場の真ん中まで大綱を運ぶ。
近くで観ていた僕は、背中を押された。
「ほら、一緒に、入って、入って!」
「え?」
「ほら、みんなで!」
おじさんに押され、大綱を担ぐ列の中に入った。どっしりした綱の重量、まわりの汗だくの人々の匂い、あぁ、祭りだ、と体感した。
その後、住民総出で大迫力の大綱引きが始まった。そして、祭りは“エイサー”という沖縄舞踊へと移る。目の前で祭りに参加している沖縄の人たちにも「セブン‐イレブンのおいしさが届くのだなあ」と、感動した。

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三重・滋賀では琵琶湖をはじめとする雄大な自然を中心に撮影をした。
幸い晴天に恵まれ、水流もキラキラ輝いている。だが、水の上にはゆったりとした時間が流れていないらしい。
流れるようにすすむボートを川岸から撮影し、さらには、勇ましく漕ぐ表情を撮ろうとカメラマンがボートに乗り込んで撮影した。川岸から見ていて、たのしそうだな、と思って、カメラマンに聞くと「いやいやいや、ボートを漕ぐチカラが強くて、撮影が大変でした。思わず、もうすこしスピードを落としてもらうよう頼みました。」と話していた。

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いまの時代の中で、
セブン‐イレブンはどうあるべきか?
変わらないこと、変わっていくこと。

セブン‐イレブンは「省人化を目指した、お店の設備」や「外国人従業員向けのおもてなし研修」など、様々なことに企業一丸となって取り組んでいる。 今回は外国人従業員の方が働く様子や研修を受けている姿を撮影させてもらった。撮影したお店のオーナーの声が印象に残っている。
「接客が苦手な子だったり、声掛けが苦手だったり、お辞儀が出来なかったり、でもその都度本当に一つ一つ克服して成長している。」
にこやかに働く外国人従業員の方を撮影する場面では、「自分だったら外国であのように働けるかな?」と撮影チームから尊敬の声が多くあがった。

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今回の映像ではオーナー・従業員の笑顔を主役に「全国出店を果たしたその先へ。
新しい一歩を踏み出そうとするセブン‐イレブン」を表現した。
現在、日本全国に2万1千店あまり。その土地に暮らす一人一人を想い、その店舗の一つ一つが愛されるように。
変わらないものは大切に、変わっていくものは真摯に向き合う。
いつまでも、はじめましての気持ちを忘れないように。

永澤仁/クリエイティブディレクター

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  • クリエイティブディレクター

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    永澤 仁 海の家 クリエイティブディレクター

    「近くて便利」クリエイティブについて考えたこと

    セブン‐イレブンが向かう先は?

    日本にコンビニエンスストアという事業を拓き、日本全国津々浦々に店舗があるセブン‐イレブン。いまの時代において、その役割は大きく変わりはじめている。掲げるタグライン「近くて便利」、その「近さとは、生活者の心理距離」「便利とは、品質」と解釈し、そして、日本のまいにちの生活に溶け込んだ、なくてはならない存在として「日本のおいしい食卓へ」というキーワードを開発した。

    たとえば、お年寄りなど、生活者たちにとって、セブン‐イレブンの今日的な価値。それを、日本の原風景と調和する懐の深い表現をすることで、生活者を後押しし、さらには店舗のオーナーたちの誇りにつながると考えた。もちろん、映像ひとつひとつの密度がなによりも重要だ。日の出に重なるボールサイン、電車と並走する自転車の女子高生、つねに、撮影は長時間、日の出前から深夜にまで及ぶ。

    日本最大の流通企業であるセブン‐イレブンは、もはや日本の生活インフラだ。その自らの責任を心に刻み、ブランドの根幹を担うコミュニケーションであり、その先の、日本のしあわせをちょっとでもふやす試みだと、僕は、信じている。

    永澤 仁

  • 監督

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    清水 亮司 株式会社ロボット クリエイティブディレクター、CMディレクター

    東京で生まれて、東京で育った。

    妻は九州大分の出身で、「あなたに地方で生まれた人間の気持ちはわからない」などと言う。確かに経験がないのだから、わからない。

    セブン‐イレブンは、いまやほぼ日本中にある。そしてこの「近くて便利」のCMも日本中で流れている。同じCMを、四国で見る人、東北で見る人、九州で見る人、関東で見る人、北海道で見る人、関西で見る人、がいる。

    我々がCMのために撮影した風景や、商品や、家族の姿や、その笑顔を日本中の人々が皆同じ気持ちで見ているとは限らない、とは思う。

    でも、日本に生まれ、育ち、あるいは暮らす人ならば、同じ想いで「きれいだね」とか「おいしそう」とか「楽しそう」と感じてくれる映像があるはずだ。

    人の気持ちはいまだにわからない。自分の気持ちでさえわかっている自信がない。わからないけれど、そんな人と人とが同じ何かを感じ共有できる瞬間がある。と信じて今日も、風景や、商品や、人に向き合ってこの「近くて便利」のCMを作っています。