環境に配慮した商品の開発
包装パックや消耗品を環境配慮型に変更
お弁当等のフレッシュフード
2023年5月下旬より順次、お弁当やお惣菜等で使用する容器を石油由来のインクや着色を削減したものに変更しています。石油由来のインクや着色を減らすことで容器本体と、容器の製造工程等において排出されるCO₂を削減します。この容器は着色工程を削減しているため、リサイクルしやすい設計になっています。
また、あわせて容器形状を一部変更する等の改善を行い、物流効率を高める工夫も行っています。対象は、お弁当、麺類、お惣菜等の約60アイテムに及びます。
お弁当などの容器
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- 変更前
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着色剤使用
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- 変更後
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着色剤を削減
麺類などの容器
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- 変更前
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透明フィルム+
印刷インク
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- 変更後
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印刷インク削減
セブンカフェ
セブンカフェでは、さまざまな方法で環境配慮を進めています。例えば、ホットカップの外側のスリーブ部には間伐材を使用。アイスカップにはリサイクルPETを配合した素材を採用しています。そのほか、軽量化・薄肉化などで限りある資源の使用を削減しています。
2019年11月には、100%植物由来で生分解性を有する、株式会社カネカのバイオポリマー「PHBH®」を採用したセブンカフェ用のストローの導入により石油由来のプラスチック製ストローの配布量削減に取り組み、2023年4月からは木製マドラーへの切替も全国で実施、セブンカフェの環境対応を推進しています。
また、2017年度から、一部の店舗から回収したコーヒーかすをリサイクルした「消臭除菌剤」を開発し、セブン‐イレブン店舗での清掃用として導入しています。
おにぎり
2016年4月より、店舗で販売している「おにぎり」のパッケージの印刷に、米ぬかから抽出する米ぬか油の非食用部分を原料とする「ライスインキ」を使用しています。「ライスインキ」は、従来の石油を原料としたインキと比較し、CO₂排出量を削減するなど環境負荷の低減となります。また、原料となる米ぬか油には国産の米ぬかを使用しており、パッケージにおける地産地消の取り組みにもつながっています。また、パッケージ本体には、さとうきびの食用にならない部分を原料とするバイオマスプラスチック「ボタニカルフィルム」を使用。2021年5月からは、「手巻おにぎり」について、フィルムの薄肉化により、プラスチック使用量を約20%削減しています。一部、紙製包材を使用しているおにぎりに関しては、24年7月より順次、植物由来成分を原料としたボタニカルインキに変更しております。
2016年4月より、店舗で販売している「おにぎり」のパッケージの印刷に、米ぬかから抽出する米ぬか油の非食用部分を原料とする「ライスインキ」を使用しています。「ライスインキ」は、従来の石油を原料としたインキと比較し、年間約60トンのCO₂排出量を削減するなど環境負荷の低減となります。また、原料となる米ぬか油には国産の米ぬかを使用しており、パッケージにおける地産地消の取り組みにもつながっています。また、パッケージ本体には、さとうきびの食用にならない部分を原料とするバイオマスプラスチック「ボタニカルフィルム」を使用。2021年5月からは、「手巻おにぎり」について、フィルムの薄肉化により、プラスチック使用量を約20%削減しています。
酒類パック
酒類パックの容器に、従来のアルミパックよりもCO₂排出量が削減できるノンアルミパックを採用しています。これによって紙パックとしてのリサイクルが可能となります。