インタビュー 長鮮度化

独自の技術を発揮して商品の長鮮度化など環境・社会の課題解決に挑戦していきます。

プライムデリカ株式会社
代表取締役社長 齊藤 正義 様

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常に新たな課題に挑むパートナー工場として設立

当社が誕生したのは、1986年。セブン-イレブンがチルドのオリジナルサラダや惣菜に力を入れていくという方針を打ち出した時で、「差別化された、より新鮮でおいしい商品をお届けしたい」という思いに共感し、神奈川県の厚木に工場を設立したことに始まります。
当初は、から揚げやサラダ、惣菜などとともに、得意とする手作りウインナーやベーコンなども製造していましたが、オープンケースに陳列されているチルド商品の人気は想定以上で、今ではサラダ、惣菜、調理パンやスイーツなどに拡充しています。また、セブンプレミアム商品のラインナップ拡充にも携わってきました。
長いお付き合いのなかで、セブン-イレブンは、おいしさを通じてお客様の満足度を追求してきたことはもちろん、お店や社会とともに成長していくために常に新たなことに挑戦し続けてきた良きパートナーであり、当社およびプリマハムグループの競争力強化につながっていると実感しています。その代表的な取り組みが、商品の長鮮度化です。

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温度管理や工程を工夫して長鮮度化を実現

私が経営に参画した90年代当初には、すでに消費期限が2日程度になっていましたが、セブン-イレブンでは早くからお店が発注しやすい商品、工場やお店で廃棄物が出にくい商品を追求しており、10年ぐらい前からチルド弁当の消費期限を48時間、78時間、96時間へと伸ばしてきました。またその後、7~8年前からは当社が手掛ける惣菜においても、時間単位で管理するのではなく、日付単位で管理していけるよう長鮮度化を追求しています。
長鮮度化に向けては、各社でさまざまな技術が開発されていますが、その鍵を握るのが品質に影響を与える菌の管理です。食材調達から調理、盛り付け、配送まで、いかに工夫して菌の増殖を防いでいくか、それが各社の腕の見せ所です。例えば当社の場合、盛り付け場全体を10℃以下にしたり、調理器具に加熱蒸気オーブンを活用して飽和水蒸気をあて、冷却後すぐに食材に合わせた独自のガスを充填してトップシールを貼るなど、温度管理や工程に工夫を凝らしています。また、積極的に自動化を図ることで、品質維持・向上につなげています。さらに、こうした技術は、NDFに加盟する各社で共有し、オリジナルデイリー商品やセブンプレミアム全体のおいしさ・鮮度・品質向上につなげています。
お店の働き方改革や食品ロス問題を含め、CO2削減やプラスチック削減など、工場でできることはまだまだあると考えています。これからもセブン-イレブンと目線を合わせて、またNDF※各社と切磋琢磨しながら技術を磨いていきたいと思います。

※日本デリカフーズ協同組合 デイリー商品の製造工場における衛生管理レベルの向上や、地区による商品品質の差をなくすために1979年に結成

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