地域生活に密着した取り組み
地域に根差した商品開発
包括連携協定の締結を機会に各自治体と連携したさまざまな地域活性化の取り組みを進めています。
お取引先様と一緒に、全国160拠点を超える製造工場で「地域に根差した商品開発」を行なっています。全国各地において、産地が近い、工場が近い、セブン‐イレブン店舗が近い、というこの環境があり、地域に根差した商品の開発が可能になります。
地域で親しみのある商品の開発
地域によって歴史や文化、習慣が異なるのと同様、「食」においても、味、嗜好、メニュー、食べられ方などの多くに違いや特徴があります。
そのため、「だし」や「つゆ」を地域ごとに使い分け、小麦粉や蕎麦粉を厳選し麺の太さや形状、食感を商品ごとに変え、地域の食材を使用するなど、きめ細かく対応することで、地域のお客様にご満足いただける商品を目指しています。
地域の嗜好に合わせた一例
全国のおでんつゆの種類分布図
その際、重要になるのが、地域のセブン‐イレブン店舗で働く方や、生産者の方、行政の方など多くの方々からの情報です。その地域に関係する方々と一緒に取り組むことで、親しみのある味・品質、美味しさが生まれます。
地域の優れた原材料を使用した商品の開発
セブン‐イレブン・ジャパンでは、地域の優れた原材料を地元で使用する「地産地消」の取り組みを行なっています。地元産食材を、地域の工場で製造し、地域のセブン‐イレブン店舗で販売し、地元のお客様に購入していただくこと。この循環は「地域創生」にも貢献できていると考えています。
地域食材を使用した商品をその地域で販売することは、フードマイレージ(食料の輸送にともなう消費エネルギー量)の減少に繋がります。また、生産者の方々や行政とも連携することで、フードロスの削減や生産者応援などにも結びついています。
うどんに使用する小麦をすべて国産に
電子レンジで加熱するタイプの「カップうどん」のうどんに使用する小麦を2022年9月よりすべて国産に切り替えました。小麦本来の香りやもちもちとした食感が特長の国産小麦を使用することで、味や品質の向上を図るとともに、“持続可能な調達”を目指します。また地域により、その土地で収穫された小麦を使用した地区オリジナル商品も発売し、地産地消の取り組みも盛り上げていきます。