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女性やシニア層にも
愛されるお店に。
便利は
次のステージへ。
21世紀に入り、
女性の社会進出や少子高齢化が加速。
「若い男性」の利用が中心だった
コンビニエンスストアも、
女性やシニア層にも愛される存在に
変化することが求められました。
人々のライフスタイルの変化に合わせて
店内ATMの設置や食事宅配サービスなど
革新的なサービスを次々と開始。
食では、低価格だけではない
新たな価値を追い求め、
有名店ラーメンシリーズや
こだわりおむすびなどを開発し、
幅広い世代に驚きと感動をもたらしました。
CULTURE 2000-2009
CULTURE
2000-2009
今では「セブン-イレブン=緑のユニフォーム」という印象が広く浸透しましたが、ローズウッド色をベースカラーとしたユニフォームもセブン-イレブンの親しみやすい印象を形成してきた文化の一つです。2003年、地域に密着したフレンドリーな印象をより強調し、従来のイメージを一新した第4世代のユニフォームが誕生。ローズウッドと薄いピンクのやさしい色合いを基調に、右胸と背中にロゴをあしらったデザインでした。
SERVICE&SYSTEM 2000-2009
SERVICE&SYSTEM
2000-2009
店舗に行かなくてもセブン-イレブンのおいしい食事を楽しめるお届けサービス「セブンミール」。店舗に「来ていただく」 からお客様の元へ「伺う」 というサービス形態によって、買物に行くのが困難なシニアの方や、買物や料理に時間が割けない方を支援しました。買物の利便性向上だけでなく、お届けの際に一人暮らしの高齢者の異変を察知したら各市町村と連携対応するなど、シニアの方の見守りにも貢献しています。
SERVICE&SYSTEM
2000-2009
2001年5月、アイワイバンク銀行(現セブン銀行)を開業し、店舗へのATM設置を開始。24時間365日、お金の引き出しや預け入れ、振込みが可能になりました。「深夜に電車もタクシー代もない時に助かった」「大事な振込みをすっかり忘れていて近くのセブン-イレブンに駆け込んだ」という経験をした人も多いのではないでしょうか。また、土日・祝日も含めて午前7時から午後7時まで、手数料無料で入出金できることも話題となりました。
SERVICE&SYSTEM
2000-2009
支払い手段の一つとして暮らしにすっかり馴染んだ電子マネー「nanaco」。実は流通業界として初めての電子マネーだったのです。セブン&アイグループでは多店舗を展開するセブン-イレブンやグループ店舗のスケールメリットを活かして「nanaco」を開発。多くの小銭を持ち歩かないスタイルやポイントによる「お得」な買物の実現に貢献しました。
nanacoのキャラクターは長い首が数字の7に見える「キリンのナナコ」。カラダに7色の模様を持つおしゃれな女の子です。長い首でみんなより少し先が見わたせるため、新しい物好き。好奇心もいっぱいで買物が大好きです。nanacoの便利さにいち早く気づいて、みんなより一足先に使っていたのでした。
HIT PRODUCTS 2000-2009
HIT PRODUCTS
2000-2009
おいしいカップ麺が食べたくなったときの選択肢の一つとして、セブン-イレブンの「有名店ラーメンシリーズ」を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。2000年4月、札幌味噌ラーメンの「すみれ」と博多とんこつラーメンの「一風堂」の2つの有名店のカップ麺を発売。実在の有名ラーメン店の名前を使用したカップ麺は業界初でした。納得の味ができるまで試行錯誤して生まれた「有名店ラーメンシリーズ」は、今も多くの人々に愛されています。
※発売当時の商品画像ではありません。
焼きたてシュークリーム専門店が出店を始め、シュークリームブームが到来していた2000年前後。セブン-イレブンがスイーツ開発に注力して生み出したのが、ふわふわ皮の「ミルクたっぷりとろりんシュー」です。「おいしくて、100円(当時)とお手頃な価格」とお客様のクチコミが広がり、2004年は正月三が日だけで100万個の販売を記録するなど、多くの方がとろりん食感のとりこになりました。その後何度もリニューアルを重ね、現在では「窯焼きシュー とろ生カスタード」として人気を集めています。
※参考文献:『セブン-イレブンおでん部会 ヒット商品開発の裏側』吉岡秀子(朝日新書)
HIT PRODUCTS
2000-2009
コンビニエンスストアにおける高級おむすびブームの先駆けとなったのが、「こだわりおむすび」です。具材は「キングサーモン」(税抜160円)と「いくら」(税抜170円)の品揃えからスタート。当時のコンビニエンスストアのおにぎりとしては高価格でしたが、セブン-イレブンのおにぎり分類の販売ランキングで1位2位を独占するヒットとなりました。高価格だからこその贅沢なおいしさが、人々の心をつかんだのです。
HIT PRODUCTS
2000-2009
低価格が特徴であったプライベートブランドの常識を覆したのが「セブンプレミアム」です。セブン&アイグループの共通プライベートブランドとして、49アイテムからスタート。コンビニエンスストアではニーズが低いと思われていた調味料や加工食品などの販売を大きく押し上げました。住居関連商品や生鮮食品などにも広げていき、遠くに行かなくても近くのセブン-イレブンで買えばいい、という便利な買物スタイルが定着するきっかけになりました。
店舗数が世界一に。
「世界のセブン-イレブン」に。
2003年に日本で10,000店舗を達成し、世界で初めて一つの国内に10,000店以上のチェーン店を持つ小売企業となりました。その数年後、店舗数が全世界で32,000店を超え、世界最大のファストフードチェーン店を抜いて世界一となりました。日本、米国、台湾、タイ、韓国など17の国と地域にまで展開を広げ、店舗数は2007年6月末時点で32,717店となり、日本だけでなく多くの国にとって暮らしに欠かせない存在となったのです。
セブン-イレブンのスイーツと過ごす、
とっておきのスイートタイムは?