つくば赤塚東店(茨城県)での独立開業(オーナーインタビュー)

  • コンビニエンスストアの店長 ⇒ オーナー業態転換での新たなるスタート

    関 保明・夏美さん ご夫妻
    つくば赤塚東店(茨城県)
    2014年7月25日オープン

「ありがとう」の気持ちをつなげて、
たくさんの幸せを生みたい。

肩の力を程よく抜いて、心からお店づくりを楽しまれているご様子の関オーナーさま。いつも心にあるのは「周りに幸せな人を増やすこと」だとおっしゃいます。その思いはいかにお店経営に活かされているのでしょうか? お話を伺いました。

  • オーナーインタビュー
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以前から独立したいとお考えだったのですか?
保明さん: さかのぼれば中学の卒業文集に「自分のお店を持ちたい」と書いていて。その後も商業高校に行ったり、調理師免許をとったりと、自然と将来商売をするための勉強をしていました。でも、社会人になって就いた仕事といえば、工場や事務などで「お店を持つ」ことには何ら関係のないものばかり…。飽きっぽい性格も手伝って、20代の頃は1年おきに転職するような感じでした。そんなあるとき、ふと「何をやっても続かないなら好きなことをしよう!」と思い立ち、以前から興味のあった接客の仕事をしてみたら、これがすごく楽しかった!それをきっかけにコンビニの仕事に出会い、やがて店長として一店任せていただくようになりました。自分の好きなようにお店がつくれる面白さの虜になり、仕事に没頭しました。気付けば約8年。そろそろ自分のお店を!という思いが膨らみ、やるなら業界トップクラスの環境で力を試そうとセブン-イレブンを選びました。
実際にセブン-イレブンの経営をしていかがですか?
保明さん: コンビニ経験があったので、セブン-イレブンの強さは分かっていたつもりでしたが、実際に入ってみてその強さのワケに合点がいきました。販促もここまでやるのか!と驚くほど、セールやキャンペーンが毎週のようにあり、集客力が全然違いました。ただ優れた商品があるだけじゃない、ナンバーワンになるからには、それなりの工夫や苦労、チャレンジがあったのです。それに本部やOFC(※)さんの熱意がすごい。何とかうちのお店の売り上げを上げようと、損益なども鑑みながらいろいろなアドバイス をしてくれるんです。ほんと熱い人ばかりで、たまにぶつかることもあるんですけどね(笑)。でもそれはお互い「なんとかしたい」という気持ちがあるからこそ。その気持ちのぶつかり合いで、お店はどんどんいい方向に向かう。オープンから2年経ちようやくお店が落ち着いてきた今、それを心から実感しています。
※OFC…店舗経営相談員
お店経営の醍醐味はどんな点でしょうか?
保明さん: きっかけはオープンして2ヶ月目のときに経験したおでんセール。分からないながらもスタッフと協力して目標以上売ることができました。予約活動や仕込み、売場を装飾したり…。みんなで売り上げをつくったのが良かったですね。また、うちのお店は客単価が低いので、低価格帯の単品なども力を入れています。自分のカンで「これは売れそう」と思ったら、大きく仕掛けたり。それがエリアで上位にあがっていたりすると「よっしゃ!」ってガッツポーズ。セブン-イレブンは自分が「こう!」と思ったことは、どんどん形にしていくことができる。それが何よりの醍醐味だと思います。
お店経営でいちばん大切にしていることは?
保明さん: 「ありがとう経営」というのをオープン当初から行っています。私たちがお給料をいただけるのは、お買い物をしてくださるお客さまがいるからこそ。私はそんなお客さまに「また来たい」と感じていただくことこそが仕事の本質だと考えています。しかしながらスタッフの多くは初めのうち、レジや品出しが仕事だと思いがち。でも、それはあくまでも作業であって仕事というのはお客さまに対して感謝の気持ちをもって接することだと私は思うのです。例えば品出し中にレジにお客さまが並んでいたら、すぐに手を止めてお客さまのもとに行けるか?困っているお客さまがいらしたら、ご希望に添えるまで対応することができるか?…仕事とは「ありがとう」の気持ちを行動として表現することだとスタッフには伝えるようにしています。この「ありがとう」は、スタッフ同士でも言えること。互いがいるから気持ちよく働けるし、フォローしあうことができる。忙しいとつい感謝の気持ちを忘れがちですが、みんなで意識すれば「ありがとう」は連鎖して、とても働きやすい職場になっていくと思います。オープン以来お店では一人ひとりの意識を高めるため、あえて「ありがとう」の言葉を多く使うようにしていますが、最近はお互い認め合うことで、みんなが自信をもって働いてくれるようになり、さらには「ここは自分のお店」という積極性も生まれてきました。今後も「ありがとう」の気持ちをつないで、お客さまやスタッフ、すべての人に幸せ与えられるお店にしていきたいですね。
  • 店長インタビュー
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奥さまはオーナーの独立への思いをどう感じてましたか?
夏美さん: 独立したい、やるならセブン-イレブンというのは、結婚する前から聞いていました。私自身、高校生のときにコンビニでアルバイトをしていましたし、人とのコミュニケーションは好きなので、いいかなと思っていました。結婚しても子どもができてもずっと仕事は続けていきたいという気持ちもあったので、反対することもなく受け入れていましたね。
現在のお仕事のペースや家事や子育てとの両立、ご苦労についてお聞かせください
夏美さん: 朝は6時頃起床、朝食の支度や家事、子どもに朝食を食べさせたりして、8時半過ぎに保育園に行きます。勤務は9〜17時くらいまでで、夕方子どもをお迎えに行ったら夕飯をつくり、夕食が終わったら子どもをお風呂に入れて、その間にたまった家事をして…と毎日怒涛のように一日が過ぎていく感じです。ときどき13時にお店をあがれるときは、まとめてお買いものを済ませたりもします。オーナーも近くに住むお義母さんも助けてくれますし、スタッフも「やっておきますよ」と言ってくれるので本当に感謝です。仕事はずっと続けていきたいと思っていたので、この環境は恵まれていると思います。とはいえ正直な気持ちを言えば、家事も全然できていないし、子どもとの時間も多く持てずストレスを感じることもあります。子どもが大きくなったらまた環境も直面する問題も変わってくるだろうし、それを思うと眠れないことも…。そんなふうに不安は常に付きまといますが「なんとかなる!」という気持ちと周りの方への感謝の気持ちを忘れずこれからも頑張っていきたいです。
  • おわりに
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今後の目標や将来に向けての思いをお教えください
保明さん: 人の幸せをいかにたくさんつくっていくか。それが自分の成功であり幸せにつながっていくと考えているので、お店を増やしたいとか、いっぱい稼ぎたいとか、そういうことよりもどちらかというと働いていて幸せと感じるスタッフや店長を増やしていきたい。自分の周りに幸せな人が増えれば、当然自分も嬉しいじゃないですか。それは自ずと自分の成功につながるはずだと信じて、今後も目の前のお客さま、スタッフ、家族と感謝の気持ちをもって向き合っていきたいです。お店は幸せがいっぱい生まれる場所、それが私の理想ですね。

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