京都上鳥羽卯ノ花店(京都府)での独立開業(オーナーインタビュー)

  • 電気工事会社(自営)⇒ オーナー業務転換での新たなるスタート

    西浦大作・由美子さん ご夫妻
    京都上鳥羽卯ノ花店(京都府)
    2004年4月23日オープン

大変でも「やってよかった!」と思える。
それは、自分だけのお店づくりができるから。

「人が育たない」「やってもやっても仕事が終わらない」…苦労の数年間を経て、今ではお客さま、スタッフから愛されるお店に。オープン当初のご苦労、それを乗り越えたきっかけについて伺いました。

  • オーナーインタビュー
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セブン-イレブン経営を検討したきっかけは?
大作さん:電気工事関連の会社を父から引き継ぎ20年。しかし不況のあおりを受けて、仕事は少しずつ減少していきました。最後は、職人さんへの給与支払いもままならず、同業他社との提携の話や関連会社への就職という話も持ち上がりました。そんな状況のなかで、まったくの異業界であるコンビニに興味をもったのは、何より人が好きだったこと。学生時代に接客のアルバイトをしていて、その魅力を思い出したんですね。それにコンビニはまだまだ伸びしろがあると思った。なかでもセブン-イレブンは商品も良く、売るならおいしいもの、自信をもって売れるものを、とオーナー募集の門を叩いたわけです。
24時間営業。最初はいかがでしたか?
大作さん: 最初の数ヵ月はスタッフも定着せず、夫婦ふたりでお店を運営する状態。仕事は山積みで1日2-3時間の睡眠時間で働く日々が続きました。ときには丸一日以上働き、家に帰ってとフラーっと倒れるように眠ることも。でも、こんなたいへんな状況でも「やってよかった!」と思っていましたね。仕事がなくなってしまうという不安やしがらみもなく、本質的なところで仕事に没頭できることに幸せを感じていました。
最初の大変な時期を乗り越え、順調にいくようになったきっかけは?
大作さん: やはりスタッフの教育ですね。OFCさんに知恵をいただきながら、「どうしたらスタッフが定着し成長するか?」を考えました。そして、スタッフを接客やサービスレベルによって5つのランクに分け、さらにその評価シートをつくることで、スタッフ自身が「今自分に足りていないこと、習得しなければならないこと」を明確にしていったんです。そしてその人にとってちょっと難しいと思う仕事もどんどん任せるようにしました。すると少しずつですがスタッフが辞めなくなり、接客やサービスの質が変わっていきました。その成果が目に見えて現われたのが2年後くらいに近畿エリアで開催された「接客コンテスト」。なんとうちのスタッフが優秀賞をいただくという快挙をあげたのです。本当にうれしかったですね。お客さまからは『いつ行っても感じ良くて、みんなよく頑張ってる。品揃えも良いから、遠回りしてでも寄っちゃうんだよ』という言葉をいただくようにもなりました。スタッフたちもこのお店で働いていることにやりがいと誇りを持ってくれているようで、どんどん積極的に動いてくれる。私たちの出番がないくらいです(笑)。
  • 奥さまインタビュー
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独立の話を聞いて、由美子さんは?
由美子さん:24時間営業というのがネックでした。今までの生活から180度、休みなく働き続けなければならないなんて、到底無理だと思ったのです。それでもセブン-イレブンの説明会に行ってみると、システムもしっかりしていて商品の良さを感じました。これまで私たちは、会社経営でかなりしんどい思いをしてきたので、セブン-イレブン経営はとても魅力的に映りました。24時間営業という不安は残るものの、一人ひとりのお客さまを大切にしていけばお客さまもきっとついてくれる、安定した経営ができるのでは、と気持ちが変わっていきました。
24時間営業。最初はいかがでしたか?
由美子さん: 私は毎日辞めたくて(笑)。店頭では笑顔でいてもバックルームに入ると自然と涙が出てしまう。急に忙しくなった上に、やることすべてが新しいことづくしで、ついていくのに精いっぱいだったんです。夫に「3年経ったらラクになるから」と言われても「そんなことないわ!」ってケンカもしょっちゅう。今思い返すと、夫を困らせてばかりでしたね。
最初の大変な時期を乗り越え、順調にいくようになったきっかけは?
由美子さん: オープン当初、深夜は夫、昼間は私というように分担していました。当然昼間は私一人なので、何か分からないことがあったときが大変。もちろんOFCさんにも助けていただくことも多いですが、その場ですぐ対処しなければならないこともいっぱいあります。これはもう場数を踏むしかありません。少しずつできないことができるようになって、最初の一年でだいぶ鍛えられました。あと、何より大きかったのは先輩オーナーの存在ですね。お店経営のこと以外にも、これまで溜まっていた悩みを相談したら、「うんうん、わかるわかる、うちも同じだったよ」って聞いてくれて。その瞬間、すーっと体から力が抜けて気持ちがラクになりました。みんな同じ悩みをもって、夫婦ケンカしながらもやっていると分かったら、もっと力を抜いて楽しんでみようって思えたのです。それからですね、「忙しくて辛い」が「忙しいけど楽しい」と気持ちが変わっていきました。やっぱり同じオーナー夫婦同士じゃないと分からないこともあるから、私たちも悩んでいる後輩オーナーがいたら応援してあげたいと思いますね。
  • おわりに
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検討されている方にメッセージをお願いします。
大作さん: 苦労してでも人生を変えたい、自分のやりたいことをしたいと思う方はぜひチャレンジしてほしいと思います。当然最初は大変です。でもセブン-イレブンなら的確なサポートをしてくれる本部の方々もいる。OFCさんには「オーナーの心構え」から「ポスターの貼り方」ひとつまで本当に幅広いことを教わりました。おかげさまで今では自信を持って自分のお店づくりができています。信頼して任せられるスタッフも増え、しっかり休みを取れるようにもなった。「複数店出店」という次の目標もできました。私はセブン-イレブン経営をやって本当によかったと思っています。
※OFC=オペレーション・フィールド・カウンセラー(店舗経営相談員)

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