ダイバーシティ
多様な人材の活躍を推進
「ダイバーシティ推進プロジェクト」
を設置
多様な人材の活躍を推進するため、2014年に「ダイバーシティ推進プロジェクト」を設立しました。プロジェクトでは、多様な視点、価値観、生活観を活かした商品・サービスの開発や売場づくり、また働く環境などにおいて満足度を高められるよう取り組んでいます。
女性従業員のチャレンジを応援
女性の活躍を積極的に推進するため、次の目標を掲げるとともに、さまざまな施策を実施しています。
2020年度目標(2022年まで)
- 女性のマネジャー(課長職級)以上の比率30%達成
- ・女性OFCの育成
- ・男性の育児参加促進
女性の管理職登用と育成
女性管理職の登用、育成は重要な経営課題の一つであり、女性ならではの視点を活かし、組織の活性化と女性の活躍推進を図っています。
男性の育児参加促進
男性従業員にも家事や育児への参加を目的として、1日または1時間単位で取得できる育児休暇制度を導入しています(年5日まで有給で取得可能)。
休暇取得を促進する為、育児休暇の仕組みや取得方法を記載した「育児・看護休暇 虎の巻」を作成し、イントラネットに掲示しています。
制度導入当初から、積極的に休暇の取得を促進し、2019年3月から2020年2月までの1年間で527名の男性従業員が取得しました。
出産の立会い以外にも、育児や幼稚園の行事に参加するために育児休暇を取得する男性従業員が増えています。
仕事と育児の両立支援
スポット保育
フランチャイズチェーン本部である当社は、加盟店支援の役割を担っており、また流通小売業に携わっていることから、繁忙期である祝日や年末年始については基本的に勤務日となっています。一方、小学生以下の子どもを持つ「子育て社員」においては、そうした日に小学校や保育園がお休みとなることが多く、預け先の確保が難しいため勤務を断念せざるをえないケースがありました。その為、スポット保育を行うことで「子育て社員」の勤務をサポートし、存分に活躍できる環境を作れるようにしています。
※スポット保育とは専門の会社に保育を委託の上、自社の会議室などを利用して臨時の保育を行うこと。

育児休職からの復職ガイダンスの実施
育児休職から復職する社員に対して復職後に「復職ガイダンス」を行なっています。
会社から「おかえりなさい」のメッセージを伝え、先輩社員とのディスカッションを行なうことで、両立の不安の解消に繋げています。
2017年はテストとして本社勤務の社員において、ガイダンスの実施を復職の約1ヶ月前に変更し、開催しました。実施時期を早めることにより、本人と配属先に対して早めの準備を促しています。また、当日はシッターを手配し、お子様を預けて仕事をすることにも慣れてもらいました。
ガイダンスの中では育児の経験が必ず仕事でも活きることを伝え、復職後のさらなる活躍を期待しています。

主な外部評価
2014年10月21日に東京労働局より子育てサポート企業としての認定を受けました。今後も女性の活躍推進を支援し、安心して働くことができる職場づくりをめざします。

2020年9月には女性活躍推進法に基づき、女性の活躍推進が優良な企業を厚生労働大臣が認定する「えるぼし認定」の2段階目を取得しました。

障がい者の活躍支援
障がい者の雇用を推進するため、特別支援学校と連携し、店舗実習の受け入れを積極的に実施しています。仕事の内容がイメージと合っているのか、また継続できそうなのかなど、事前に確認しながら就職支援につながる取り組みを進めています。このような活動の結果、2020年6月1日現在の障がい者雇用率は2.38%となっています。
障がいのある従業員の職場定着を目的に、専門の知識を持った社内ジョブコーチ(企業在籍型職場適用援助者)が、店舗や事務所を訪問して面談を実施するなど相談のしやすい体制を整えており、働きがいのある職場づくりに取り組んでいます。