セブン‐イレブンの横顔2024-2025

セブン‐イレブンの
「商品力」

セブン‐イレブンの最大の強みはなんといっても商品力の高さ。
品質を妥協なく追求するのはもちろん、パッケージに使用される素材から店頭に並ぶまでの行程まで
あくなき探究心で日夜その品質の向上に努めています。

チームMDマーチャンダイジング

さまざまなメーカー様やベンダー様などとチームを組んで商品開発をするチームMDは、
セブン‐イレブンの商品開発力のベースとなっています。
徹底したマーケット戦略のもと、各分野の高い技術と知恵を結集し、
品質、安全性、おいしさにこだわった理想の商品を追求します。

チームMDの仕組み
TOPICS
カップデリの大人気定番商品「たことブロッコリーバジルサラダ」のおいしさの秘密
たことブロッコリーバジルサラダ

オリジナルフレッシュフードの中でも大人気のカップデリ。原材料、製法、そして容器にいたるまで、この商品の開発にもチームMDの力が活かされています。

  • 原材料
    バジル
    バジルのこだわり
    バジルソースに使われるバジルは、柔らかく香りが強い2節目までを手摘みで収穫しています。
  • 製法
    たこ
    たこのおいしさをひきだす
    通常茹でられることの多いたこを、「蒸す」ことで、たこの旨味が残り、色鮮やかで柔らかい食感に仕上げています。
  • 容器
    トップシール
    トップシールでおいしく、やさしく
    従来使用されていたプラスチック製のフタをトップシールに変更。容器内の空気環境を調整することで鮮度が保たれ、消費期限が1日半延長可能になりました。プラスチックの使用料削減にもつながり、おいしさと環境へのやさしさを両立させた容器になりました。

チェーン全店売上と
商品別売上構成比

チェーン全店売上
53,452億円
2024年2月期
  • 加工食品
    26.6%
  • ファスト・フード
    29.2%
  • 日配食品
    12.5%
  • 非食品
    31.7%
  • 加工食品
  • ファスト・フード
  • 日配食品
  • 非食品

オリジナルフレッシュフード

原料からパッケージまで徹底してこだわります

お客様の日々の食事と直接つながるオリジナルフレッシュフード。
安全においしく召し上がっていただくために、原料から生産、物流、
そしてパッケージまで開発と改良を重ね、日々進化し続けています。
また、種類が豊富でお好みの組み合わせで選べることも強み。
毎日、たくさんのお客様に手にとっていただいています。

でき立ての味わいを追求!
こだわりが詰まった
「肉の旨み味わう牛めし」

牛めし

電子レンジで温めることで、でき立てのおいしさを楽しめるチルド弁当。その中でも、「肉の旨み味わう牛めし」は、熱々のご飯の上に、割下と玉ねぎの煮汁でふんわりと煮た牛肉が乗る人気の高い商品です。味へのこだわりはもちろん、製造工程における徹底した品質管理と、ご飯と具材を分けたパッケージで、ほかでは味わえないクオリティを実現しました。

製法
牛肉は、専用の設備で調理の直前に薄くスライス。短時間で一枚ずつていねいに煮ることでふんわりした食感を実現しています。
おいしさ
チルドで販売できる商品だからこそ、食品添加物の使用を必要最小限におさえ、より素材の味わいを引き立たせています。
急速冷却
調理した具材とご飯は急速冷却することでおいしさと品質を保ちます。
TOPICS
充実した製造と物流のインフラが高い品質と安定した供給を支えます

工場や配送センター、システムインフラなど、すべて独立したすぐれた専門性を持つ
お取引先様の高度な技術を活かし、高品質かつ安定的な製造を実現。
よりおいしく、安全・安心なオリジナルフレッシュフードをお届けすることを可能にしています。

セブン‐イレブンの商品だけを
製造している工場の比率
90.7%
商品開発を支えるインフラ
製造工場
172工場
セブン‐イレブンの商品だけを
製造している工場
全国156工場
温度帯別
共同配送センター
全国164カ所
プロセスセンター
調味料 / 9カ所   野菜 / 9カ所
2024年2月末現在

品質を追求し続ける
プライベートブランド

「お客様の日常の食卓をより豊かに・楽しく・便利に」
品質と品揃えの徹底した追求

プライベートブランドの常識を変えたと言われるセブンプレミアム。
品質と価値にこだわり続け、累計売上が15兆円を超える国内最大級のブランドに成長し、
現在では合計アイテム数は約3,400に。豊富なラインアップにより、お客様の多様なニーズに応えています。

セブンプレミアムのブランド
  • セブンプレミアム
    ゴールド

    一流の料理人や専門家とともに、「とっておきの味」とみんなに教えたくなるおいしさを、食卓にお届けします。

  • セブンプレミアム

    「毎日食べたい」と満足いただけるおいしさを、食卓にお届けします。

  • セブンプレミアム
    ライフスタイル

    地球環境にも配慮し、確かな技術とこまやかな工夫を重ね、「自分らしくいられる」と感じながら未来に続く生活をお届けします。

  • セブンカフェ

    いつでもどこでもこだわりのおいしさで、「リフレッシュできるひと時」とワクワクする笑顔をお届けします。

冷凍食品の進化

社会環境の変化にともなう中食需要が増加する中、セブン‐イレブンにおける冷凍食品の売上は、15年で約20倍にまで拡大しました。
手軽でおいしく、買い置きにも対応できる冷凍食品は、「タイパ」重視の調理環境への移行や、
「調理定年」を迎えた人の増加なども背景に、年々ニーズが高まっています。
セブン‐イレブンでは、そのような変化に対応し、品質向上と品揃えの充実につとめ、
冷凍食品がテーブルを彩る料理の主役となるよう、その価値を高めてきました。

セブン‐イレブンにおける
冷凍食品販売の推移

2007年度のセブン‐イレブンの冷凍食品販売金額を100とした場合の指数変化グラフ

2007年度のセブン‐イレブンの冷凍食品販売金額を100とした場合の指数変化グラフ
TOPICS
圧倒的な品質の高さで大ヒットを記録した
「セブンプレミアム ゴールド 金のマルゲリータ」
セブンプレミアム ゴールド 金のマルゲリータ

グループ累計売上 2,000万枚突破!

2018年11月発売以降、本格的な味わいが人気を博し、累計2,000万枚以上を販売している「セブンプレミアム ゴールド 金のマルゲリータ」。本格的なナポリピザを忠実に再現するため、おいしさのベースとなる生地は厳選した専用小麦粉を使用し、一枚一枚手で伸ばして、特注の高温オーブンで焼き上げています。 原材料にもこだわり、出来立ての味わいを冷凍技術で閉じ込め、ご自宅にいながら本場の味わいをお楽しみいただけます。

新たな消費行動を定着させたセブンカフェ

2013年の登場以来、その革新的なおいしさと手軽さから瞬く間に大ヒットし、
「コンビニコーヒー」という新たなジャンルを築き上げたセブンカフェ。その後も味と品質の向上に挑み続けています。

販売開始から10年で累計販売数70億杯達成。
セブンカフェ「強さ」のヒミツ
  • コーヒー豆へのこだわり

    グアテマラ、タンザニア、コロンビア、ブラジルの4カ国のコーヒー豆を使用。4段階焙煎が、深みと奥行きのある味わいを実現しました。

  • 容器へのこだわり

    マシンとともに容器のデザインにもこだわったセブンカフェ。日本を代表するクリエイティブディレクター佐藤可士和氏の監修の元、シンプルで上質な世界観が表現されています。

  • 抽出へのこだわり

    おいしさを最大限に引き出す、一杯ずつのペーパードリップが、日本人のし好に絶妙にマッチ。お好みの味わいを選んでいただけます。

    カフェラテは対象外です。
TOPICS
新しい日常が生まれるかも?
セブンカフェスムージーが誕生
セブンカフェスムージー

「お店で作るスムージー」は、素材のフレッシュ感が味わえる「急速凍結した野菜や果物」と野菜ピューレや果汁などを凍らせ、おいしさや栄養素を詰め込んだ「アイスキューブ」を組み合せました。お店の専用マシンでミックスして、でき立てを楽しめます。また、大きさや見た目の問題で通常は廃棄されてしまう野菜や果物も原料として使用しているので、フードロス低減にも貢献。環境にやさしく、おいしくて手軽に野菜や果物が摂れる商品として、2024年2月末までに全国への展開を目指しています。

厳格な品質管理が
おいしさと安心を生み出します。

すべての商品を一番おいしい状態でなおかつ安全にお届けするためには、
生産地から製造、配送、店舗まで一貫した品質の管理を行うことが重要です。
セブン‐イレブンでは、温度の管理と生産履歴管理にとくに力を入れ、徹底した管理体制を敷いています。

  • 生産地

    レシピマスターシステム

    おにぎりやお弁当などのオリジナルフレッシュフードは、どこの工場で、どのような原材料が、どのくらい使用されているのかを確認できる「レシピマスターシステム」を運用し、原材料産地や加工方法、管理状況などをデータベースで管理しています。これにより原材料までさかのぼって履歴を確認することが可能です。

  • 工場

    衛生管理(HACCP)

    地域や季節など多様なニーズに合わせた生産、多くの人の手がかかった産業に即した独自の「NDF-HACCP認証制度」を構築し、全工場にて認定を取得しています。さらに2018年10月より国際標準HACCPの制度化に対応すべく認定制度を「NDF-FSMS認証制度」に改正し、全工場の認証取得を完了しました。

  • 配送センター

    温度帯別共同配送

    商品ごとの味や品質を維持するためには、温度管理は重要な要素の一つです。セブン‐イレブンでは、最適な温度帯に分けて共同配送センターから各店舗に一括で配送しています。また、地域によっては、1台のトラックの中を複数の温度で管理できる工夫をすることで商品毎に最適な温度でお届けしています。

  • 店舗

    店舗衛生管理

    お客様に安全・安心な商品を提供するために、什器温度の記録や清掃の実施記録などの衛生管理を日々店舗で行っています。また、その記録を従来の「紙」への記録から、より正確で効率的なタブレット端末を使用した「デジタル」での実施に順次移行することで、管理の徹底と環境負荷の低減にもつなげます。

温度帯別共同配送

商品ごとの味や品質を維持するためには、温度管理は重要な要素の一つです。
セブン‐イレブンでは、最適な温度帯に分けて共同配送センターから各店舗に一括で配送しています。

畑から始まる鮮度管理
「コールドチェーン」

畑で収穫されたばかりの野菜を、新鮮なまま輸送・加工するために「コールドチェーン(低温物流網)」を導入しています。
収穫された野菜は、その場で低温保管され、配送車、仕分けセンター、製造工場から店舗まで、一貫した温度管理のもとで配送されています。

安全と安心のために
生産履歴管理を徹底

オリジナルフレッシュフードに使用する原材料は、商品になるまでのあらゆる生産履歴をデータベース化。
原産国や工場、アレルゲン物質や添加物の有無、その素材が使われているメニューや、販売エリアごとの使用量などすべての情報をチェックできます。

TOPICS
日本デリカフーズ協同組合(NDF)について

NDFは1979年に設立された団体で、それまでは製造メーカーごとでばらつきのあった衛生・品質管理の情報共有や、原材料の共同購入、商品や設備の開発においても連携を図り、全国どこでも安全・安心な商品をお客様にお届けすることを目的としています。現在では62社が加盟しており(2024年2月末現在)、セブン‐イレブンのオリジナルフレッシュフードを製造するメーカー様に加盟いただいています。