インタビュー フードドライブ編
セブン‐イレブン・ジャパンでは現在、埼玉県さいたま市の一部店舗でフードドライブ※を行っています。ここではお店の方に取り組みの感想と今後の展望についてお聞きしました。
※フードドライブ:一般家庭で消費しきれない未使用食品を集め、地域の支援団体等に寄付する活動。この活動は、食にお困りの方々を支援する取り組みであることに加え、ご家庭で余ってしまう食品を有効活用することで食品ロスの削減にもつながります。
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- 地域のために! お客様と一緒に推進する 「フードドライブ」
- セブン‐イレブン さいたま日進駅東店
- オーナー 武井 和則さん
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さまざまな工夫でお客様にアピール
フードドライブの回収ボックスは現在、レジカウンター横にありますが、設置場所を決めるまでには紆余曲折がありました。当初は入り口近くのわかりやすい場所がベストかと考えましたが、近くにはごみ箱があり、その横に大切な食品を置くのは、やはり気が引けます。少しでも目立つようにと、最終的にレジカウンター横の食品ケースの近くに決定。スタッフからも「せっかくやるならアピールしよう」という声が自発的にあがり、オリジナルPOPを作成するなど、一人でも多くのお客様に取り組みを知っていただけるよう工夫しています。
設置後は、お客様のご理解や関心も高まっていると感じています。フードドライブの回収ボックスに気がついた方が、後日改めて寄贈目的で来店されたり、中にはお米を持参したり、店内で購入した商品をそのまま寄贈される方もいらっしゃいます。ご協力に感謝するとともに、その志の高さに私自身も見習わなければならないと思っています。
フードドライブの回収ボックスにお手製のPOPでお客様に。手書き文字が良い目印に。
店舗での活動を情報発信につなげる
地域とのつながりも大切にしており、例えば北区内の小学校ともちょうど何かできないかとお話ししていたところでしたので、今回のフードドライブは願ってもない取り組みだとうれしく思っています。連携先の方々にも喜んでいただき、さらに取り組みの輪が広がることを期待しています。
また店舗ではペットボトル回収機の設置はもとより、「てまえどり」やエシカルプロジェクトなど、サステナブルな取り組みに関しても積極的に取り組んでいます。まだご存知でないお客様も多いので、様子を伺いながらタイミングを計ってご説明したり、スタッフにも取り組みへの理解をうながすようにしています。
身近なコンビニエンスストアの店舗でフードドライブやペットボトル回収といったさまざまな活動を行うことで、お客様に直接情報発信できるのが、セブン-イレブンならではの強みだと思います。今後も認知を上げるために、さらなる情報発信を続けていきます。
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寄贈先の
チム・チム 七夕☆子ども食堂様より -
(チム・チム 七夕☆子ども食堂様
コメント) お米や食品など食卓に欠かせないものをいただけるのに加えて、お菓子などが入っているのがコンビニエンスストアならでは、ですね。お菓子をいただくと子どもたちがとても喜ぶので、こちらもありがたく思っています。こういった取り組みがもっと広がればいいなと思っています。
(オーナーさんコメント)
セブン‐イレブンのオーナーになって約30年がたちますが、お客様の環境意識への高まりはかなり実感しています。店舗がお客様のお住まいの近くにあるため、ペットボトル回収やフードドライブに協力しやすいのも、大きな付加価値だと思います。