インタビュー 職場体験編

セブン‐イレブンの一部のお店では「職場体験」を行っています。職場体験とは小中学生がお店を訪問し、清掃や品出し、レジ作業などお仕事を実際に体験するもの。今回は地区のOFCさん※と連携して職場体験に取り組む、セブン‐イレブン鹿児島護国神社前店のオーナー林さんとマネジャーの満恵さんにお話を聞きました。

※OFC…オペレーションフィールドカウンセラー:経営相談員

  • 地域に生きる!未来のお店のためのファンづくり「職場体験」
    セブン‐イレブン鹿児島護国神社前店
    オーナー 林 哲司さん
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テーマは生涯顧客になっていただくこと

店舗周辺に障がい者のための学校や施設があり、他店よりも障がいのあるお客様が多いため、肩を貸してのご案内や、筆記での接客などを常に心がけています。ありがたいことに口コミで対応の良さが広がり、ご利用者も増えていますが、まだまだ地域に根ざしていない感があり、店舗のことをもっと知ってもらおうと、職場体験を始めました。担当のDMさん※OFCさんも協力的で、マニュアルにとどまらないアイデアを出してくれるなど、活動を後押ししてくる、とても頼りになる存在です。

職場体験参加者の年齢は幅広く、中には車椅子のお子さんも。そのため、どう伝えるか、何を体験させてあげるかには工夫が必要で、当日は子どもたちの表情や興味の様子を見ながら、一方的にならないよう、時には脱線もしながら柔軟に進めています。店舗や環境問題に関心を持ち、よりリラックスしてもらうために用意したクイズも好評です。

何よりうれしいのは、参加した子どもたちが喜び、楽しんで「このお店にまた来たい」「いつか働きたい」と言ってくれること。人手不足や少子化が年々深刻になる昨今、お客様との関係を深め、地域に生涯顧客をつくることは私自身のテーマでもあります。職場体験でセブン-イレブンを好きになってくれた子どもが、いつか本当にアルバイトに来てくれたり、就職してくれたらと思うとワクワクします。そのためにもつねに一人ひとりのお客様を見て、それぞれに最適な対応ができるよう、時代とお客様ニーズに合わせたコミュニケーションや、店舗づくりの工夫をしていきたいと考えています。

※DM…ディストリクトマネジャー:エリアの責任者

  • お客様ともスタッフとも密にコミュニケーション
    セブン‐イレブン鹿児島護国神社前店
    マネジャー 林 満恵さん

ある時、お客様から「他店でレジに人がいなくて困った」というお話をうかがい、ハッとしました。お客様との何気ない会話で気づかされることは多く、コミュニケーションの重要性を再認識しました。また当店は豊富な種類の調味料や野菜を取り扱うことで好評をいただいていますが、それもお客様のご要望があってこそ。「足りないから買う」から「ここにあるから買いに来る」という来店動機につながり、工夫次第でお客さまのニーズに対応したサービスが提供できる、セブン-イレブンならではの強みだと思います。

お客様の声は必ずスタッフ全員と共有し、以後の意識改善につなげています。一人ひとりが自ら考え、状況に応じた的確な行動できるように、スタッフとのコミュニケーションも密に取り、しっかり育てていきたいと思っています。

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From 職場体験を経験して

  • 小学3年生男子

    レジの対応が面白かった。「みらいデリ」のナゲットが思った以上においしくてビックリしました。今度お母さんと買いに来ます!

  • 小学4年生男子

    最後に自分でつくった「てまえどり」のPOPをラミネート加工してもらい、好きな場所に貼りました。お客さんが見てくれてうれしかった。

  • 高校1年生男子

    前回参加して楽しかったので、また来ました。セブン-イレブンに関するクイズや店内見学は、2回目でも新しい発見があってワクワクしました。

  • 中学2年男子

    いつもは入ることができないジュースなどが入っている冷蔵庫の裏側で、品出しのお手伝いをしたのが楽しかったです。

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  • 知っておきたい
    セブン‐イレブンの職場体験とは?

  • 各店舗において、お仕事(清掃やレジ接客、品出しや商品アピール等)を実際に体験して、コンビニエンスストアでの仕事を知っていただくとともに、セブン‐イレブンが行っているSDGsの取り組みの理解を深める機会を設けています。