セブン‐イレブンが目指す 環境配慮循環型社会
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”循環”するって
どういうこと?
どうして「循環型社会」を
目指すの?
私たちが暮らす地球はとても大きく、そのスケール感は普段の生活の中ではなかなか実感できません。そのため、この地球上にある資源や環境が有限であり、きちんと守り、育てていかないと、いつか枯渇してしまうことにほとんどの人が気づかずに暮らしてきました。
セブン‐イレブン・ジャパンは、この限りある資源や環境をただ消費するだけではなく、再び新しいなにかに再生していく、「環境配慮循環型社会」を目指すべきだと考えています。
そのために、現在は3つの「循環」にチャレンジ。持続可能な社会の実現のため、最も重要な取り組みの一つであるこれらの活動は、私たちだけではなく、お客様やサプライチェーンなど、すべてのステークホルダーの方々と共に取り組む大きな挑戦なのです。
資源の循環
地球上にある貴重な資源を枯渇させることなく有効に利用するため、私たちはさまざまな資源循環のための取り組みを行っています。
例えば、私たちの日常でよく使われるペットボトル。このペットボトルを、店頭で回収・リサイクルして再商品化する「ボトルtoボトル」の取り組みを、お客様とメーカー様のご協力のもと実現しました。
エネルギーの循環
私たちは毎日の企業活動の中でたくさんのエネルギーを使用しています。全国のセブン-イレブン店舗で使用される電力消費量は2,910GWh(2022年度)。店舗で消費されるこの電力を、再生可能エネルギーに置き換えることで大幅な省エネルギー化の促進とCO2排出量の削減を実現します。
「思い」の循環
持続可能な社会の実現のために、私たちが循環させようとしているのは資源やエネルギーだけではありません。この社会の中で、さまざまな立場で暮らす人たちの「思い」をつなげていくことで、よりよい社会にしていくことができると信じて、「思い」を循環させるための取り組みも行っています。
例えば、各ご家庭の余剰食品などを地域の社会団体を通じて生活支援を必要とするご家庭へ寄付したり、商品の原産地に対し、それぞれの国に対して必要な様々な支援を行うなど、食品ロス削減や持続可能な調達にもつながる活動を行っています。
ここまできました! 「GREEN CHALLENGE 2050」
持続可能な社会の実現のために、4つのテーマと具体的な数値目標を掲げ、セブン&アイグループ全体で2019年からスタートした「GREEN CHALLENGE 2050」。目標に向けてどの程度この取り組みが進んでいるのかを検証してみました。それぞれの、取り組みテーマをクリックしてみてください!
4つのテーマと2050年の目標
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- CO2排出量削減
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グループの店舗運営にともなう
CO2排出量
(2013年度比)排出量 実質ゼロ
- CO2排出量削減
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グループの店舗運営にともなう
CO2排出量(2013年度比) 29.4%
削減達成! 2022年度実績
自社の排出量(スコープ1+2)
のみならず、スコープ3を含めた サプライチェーン全体で 削減を目指します。
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- プラスチック対策
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オリジナル商品で使用する容器の
環境配慮型素材の使用比率 100%
- プラスチック対策
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オリジナル商品で
使用する容器の 環境配慮型素材の 使用比率 32.5%達成!
2022年度実績
算出対象はオリジナル商品を取扱う7社(セブン‐イレブン・ジャパン、イトーヨーカドー、ヨークベニマル、ヨーク、アイワイフーズ、赤ちゃん本舗、セブン&アイ・フードシステムズ)
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- 食品ロス・
食品リサイクル対策 -
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食品廃棄物量
(2013年度比) 75%削減
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食品廃棄物の
リサイクル率 100%
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- 食品ロス・
食品リサイクル対策 -
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食品廃棄物量
(2013年度比) 22.1%
達成! 2022年度実績
売上百万円あたりの
食品廃棄物発生量。
算出対象は食品関連事業会社6社(セブン‐イレブン・ジャパン、イトーヨーカドー、ヨークベニマル、ヨーク、シェルガーデン、セブン&アイ・フードシステムズ) -
食品廃棄物の
リサイクル率 58.7%
達成! 2022年度実績
算出対象は食品関連事業会社6社(セブン‐イレブン・ジャパン、イトーヨーカドー、ヨークベニマル、ヨーク、シェルガーデン、セブン&アイ・フードシステムズ)
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- 食品ロス・
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- 持続可能な調達
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持続可能な
食品原材料の使用比率100%
- 持続可能な調達
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持続可能な
食品原材料の 使用比率 19.1%達成!
2022年度実績
オリジナル商品(セブンプレミアムを含む)で使用する食品原材料のうち、持続可能性が担保された原材料の使用比率。
算出対象は食品関連事業会社6社(セブン‐イレブン・ジャパン、イトーヨーカドー、ヨークベニマル、ヨーク、アイワイフーズ、セブン&アイ・フードシステムズ)
あんなことや、こんなことも
サステナブルな社会の実現を目指して
私たちセブン‐イレブン・ジャパンは、生活に密着したインフラであるコンビニエンスストアを全国に21,000店舗以上展開する企業として、様々な社会課題を解決と、サステナブルな社会の実現のための多岐にわたる取り組みを行っています。
日々変化しつづける社会と、何よりお客様のニーズにもあわせ、長期的な視野を持ちながら常に新しい試みにも挑戦しています。ここでは、そんな新しい挑戦の中からいくつかのトピックをご紹介します。
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- みらいデリ
- 未来のために、つなぐおいしさ。
- 「みらいデリ」は、環境負荷の低減と安定的な生産の双方を実現する原材料を使用した新しい価値を提供する商品シリーズです。お客様に安全でおいしく、環境にも配慮した商品の提供するため、先進の技術を積極的に取り入れた商品開発を進めています。
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- 環境負荷低減店舗実証実験
- 省エネ・創エネ・蓄エネを店舗で実現
- セブン‐イレブン・ジャパン全体で排出するCO2の90%が店舗での電力消費によるものです(スコープ3を除く)。そこで、店舗での環境負荷低減をさらに進めるため、「省エネ・創エネ・蓄エネに」の店舗単位での実現を目指した実証実験を本格スタート。購入電力量は約60%削減、CO2排出量については約70%削減することを目指しています。
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- 清走中
- 地域と連携してごみ拾いを
エンターテイメントに - セブン‐イレブン・ジャパンは、街中のごみを集めながらミッションに挑戦し、拾ったごみの種類や重量、ミッションの達成度を競い合うゲーム感覚のごみ拾いイベント「清走中」を、株式会社Gabと共創し、各地の自治体と連携しながら実施しています。
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- 店舗での省エネの取り組み
- 省エネリーダーの選任や、
インナーキャンペーンの実施も - セブン‐イレブンは、全国に21,000店舗以上展開しているため、各店舗内での地道な省エネへの取り組みもとても大きな効果が期待できます。「省エネ対策重点6項目」を周知し、各店舗内での省エネ値への意識向上を図り、スタッフさんの中から省エネリーダーを選出するなど、一人ひとりが省エネに取り組んでいく姿勢を育てています。