全国各地の小学校で、セブン‐イレブンが
食育をテーマにした出張授業を開催。
そのなかで、子どもたちのアイデアをもとに、
地域の食材を使った商品を一緒になって
つくりあげるプロジェクトです。
地元の生産者さんや自治体の皆さんに、
セブン-イレブンのお店で働く人たち。
みんなとつながり、ひとつになって、
地域においしさと元気を届けます。
2026.7.17
3つの『わ食』と
子どもたちのアイデアで
地域の食材を未来につなぐ
広島市安佐南区の川内小学校は、全校児童995人程が元気に学ぶ、活気あふれる小学校です。周辺は太田川と古川に挟まれた肥沃な土地で、日本三大漬物の一つである「広島菜」の主要生産地。
同校では、児童たち自ら広島菜を栽培し、子どもたちが考えた「食育キャラクター」を投票で選ぶなど、活発な食育活動を行っています。
今回は、セブン‐イレブン・ジャパン(以下セブン‐イレブン)が全国で取り組む「食育プロジェクト」に、川内小学校6年生の参加が決定。この記事では、2026年6月2日に行われた第1回目の出張授業の様子をご紹介します。
江戸時代から続く伝統野菜「広島菜」を未来へ。
「広島菜」は、江戸時代から栽培が始まったとされる広島県の伝統野菜。高菜、野沢菜と並ぶ日本三大漬物の一つです。
大きな葉とほどよい辛味、風味が特徴で、冬に収穫され、和え物やおにぎりの具材などで食されるほか、お漬物(菜漬け)として一年を通して地域の人々の食卓に欠かせない存在となっています。
一方で、近年は食生活の変化などにより、生産量や消費量が減少するという課題に直面しています。
川内小学校では地域の食材を未来につなぐ取り組みとして、広島菜を「地産地消」「食育」の教材にした学習を長年継続してきました。そうした活動が評価され、2025年2月には広島ユネスコ協会から「活動奨励賞」を受賞しています。
セブン-イレブン オペレーション本部
地域共生 中国地区マネジャー
香取さん
今回の「食育プロジェクト」で、小学校の子どもたちと商品づくりに取り組む意義について、セブン-イレブン オペレーション本部 地域共生 中国地区マネジャーの香取さんは次のように語ります。
「広島菜をはじめとする地元の食材の魅力を、子どもたちのアイデアをもとに一緒に考え、発信することは、地域で頑張る生産者さんの応援や、地域課題の解決につながると考えています。学校だけ、地域だけ、企業だけでは解決できないことも、みんなで力を合わせれば乗り越えられると思っています。」
地域とのつながりが育む、子どもたちの自信。
川内小学校では、3年生の学習課題として広島菜の種植えから栽培、収穫、そして漬け込みまでを体験します。
さらに子どもたちが手作りした広島菜漬けは、さまざまな手書きのメッセージを添えて、小学校近くのセブン‐イレブン広島川内4丁目店で販売。毎年、心待ちにしている住民も多く、即完売するほどの人気です。
同校の校長先生 岡崎さんは、こうした活動について、「学校の中だけで終わらず地域の方々へ発信できることに大きな意味があります。」と話します。自分たちが関わった広島菜が地域の人に届き、喜んでもらえる経験は、子どもたちにとって地域とのつながりを実感する機会にもなっています。
広島市立川内小学校
校長
岡崎さん
そして今回、6年生が挑戦する商品開発をする「食育プロジェクト」に対し、校長先生は、「多分一番喜んでいるのは私です。『よっしゃー』と思いましたね。」と、満面の笑顔。
「自分たちの考えたアイデアをもとに、商品が開発され、大好きなお店に並んで社会へ発信されていきます。子どもたちには『自分たちにもこんなことができるんだ』という大きな自信や役立ち感を持ってほしいですね。私自身も、どんなものを生み出してくれるのか楽しみです。」と、大きな期待を寄せています。
子どもたちの自由な発想から生まれる
さまざまな商品アイデア。
いよいよスタートした第1回目の授業。1時間目は、セブン‐イレブンの歴史や地産地消の取り組みについて説明を受けた後、川内小学校の栄養教諭をつとめる寺奥さんから、広島市が食育の指針としている「3つの『わ』食」の考え方を学びました。
これは、栄養バランスのとれた日本型食生活の「和食」、家族や地域との団らんを表す「輪食」、環境を大切にする「環食」の3つを意味する言葉。子どもたちは熱心に耳を傾けました。
続く2時間目は、子どもたちに日本型の食生活を広めるためのミッションが発令されました。その内容は、3つの『わ』にならって、セブン‐イレブンで販売する商品アイデアを考えること。広島の伝統食材である「広島菜」をはじめ、広島県産豚肉「お米(マイ)ポーク」「広島県産レモン」「広島県産ほうれん草」の4つがお題として出され、それぞれの食材を使った商品のアイデアをクラスごとに出し合いました。
授業で子どもたちの自由なアイデアに触れたセブン‐イレブン商品本部 地区MD統括部 中国地区 チーフマーチャンダイザーの高田さんは、その驚きを次のように語ります。
「広島菜のおにぎりにお好み焼きを取り入れたり、県産のレモンと春雨を組み合わせたカップデリを考えたり、大人では思いつかないような発想ばかりでした。また、『たくさんの人に健康になってほしい』や『小さな子どもからお年寄りまで食べやすい商品にしたい』といった、食べる人を思いやる視点も感動しました。楽しいアイデアをぜひ形にしたいです。」
『わ』食について講義をした教諭の寺奥さんも、今回のプロジェクトへの期待を次のように話してくれました。
「子どもたちには、将来は自分たちで食の選択ができるような大人になってほしいです。そう思いながら、学校での食育に日々取り組んでいます。今回の食育プロジェクトも、大切な学びの機会になってほしいですね。」
これから子どもたちが考えたアイデアをもとに、商品化に向けて、第2回、第3回の出張授業が進められていきます。学校、地域、企業が力を合わせて取り組む今後の展開に、ぜひご期待ください。










