全国各地の小学校で、セブン‐イレブンが
食育をテーマにした出張授業を開催。
そのなかで、子どもたちのアイデアをもとに、
地域の食材を使った商品を一緒になって
つくりあげるプロジェクトです。
地元の生産者さんや自治体の皆さんに、
セブン-イレブンのお店で働く人たち。
みんなとつながり、ひとつになって、
地域においしさと元気を届けます。
2026.8.7
主体性を育む学び舎で、
探究し、自ら動き、
切り拓く。
茨城県笠間市にある小中一貫校、みなみ学園義務教育学校は、市内全域から通学が可能な小規模特認校※。各学年が35名以下で構成され、特色ある少人数教育を行っています。この学校から6年生が、セブン‐イレブン・ジャパン(以下、セブン‐イレブン)が全国で開催する「食育プロジェクト」に取り組むことになりました。全4回にわたり実施される出張授業で、子どもたちは食品ロスや地産地消を学び、その課題解決につながる商品のアイデアを考えます。本記事では、2026年6月18日に行われた、第1回目の授業の模様をお伝えします。
※ 小規模特認校:少人数で学べる小規模校の良さを生かし、一定の条件のもとで、居住地の学区に関係なく(みなみ学園義務教育学校の場合は笠間市内全域から)通学を認める制度・学校のこと。
学校と企業、二人三脚で育む
「アントレプレナーシップ」。
セブン‐イレブンとみなみ学園義務教育学校の連携の始まりは、食育プロジェクトの開催前に遡ります。そのきっかけが、セブン‐イレブンが2026年3月に同校で行った「情報を生かす産業」をテーマにした出張授業です。コンビニエンスストアが売上などのデータを販売業務にどのように活用しているのかを、社員がグループワークなどをまじえながらレクチャー。みなみ学園義務教育学校の教頭先生 川松さんは、この授業に立ち会った感想をこう述べています。
笠間市立
みなみ学園義務教育学校
教頭
川松さん
「身近な存在であるセブン‐イレブンが題材となることに加え、そこで働く方々が授業をしてくれたことで、子どもたちにとっては、とても印象深い体験となりました。」
この出張授業での学びを深化させるために企画されたのが、今回の食育プロジェクトです。社会や地域の課題を自ら発見し、解決に向けて行動する姿勢を養う「アントレプレナーシップ学習」の一環として、セブン‐イレブンとともに商品化に挑みます。川松さんはプロジェクトへの期待を、次のように話します。
「商品や販売のアイデアを考えることで、実際に課題解決に向けてのアクションを起こすことができます。子どもたちにはこの機会を活かして社会的事象への興味を高めてもらい、課題を“自分ごと”ととらえ、社会を変えていく主体者になってほしいです。」
課題解決への第一歩は、社会の仕組み、
地域を知ること。
食育プロジェクトの第1回出張授業で、セブン‐イレブンと子どもたちが最初に取り組んだのが、社会や地域に潜む課題を一緒に見つけること。セブン‐イレブン オペレーション本部 福島・茨城ゾーン 笠間地区 ディストリクトマネジャーの田中さんが講師となり、食品ロスや地産地消について子どもたちにレクチャーを行います。まず田中さんは、セブン‐イレブンが取り組む食品ロス対策として、お客様に陳列棚の手前の商品から選んでご購入いただく「てまえどり」と、販売期限が近い商品の店頭での値下げ販売「エコだ値」について説明。これらの対策を併用した一気通貫型の取り組みが、課題解決のために大切であることを伝えました。
セブン‐イレブン
オペレーション本部
福島・茨城ゾーン 笠間地区
ディストリクトマネジャー
田中さん
続いて、地産地消をテーマに、地域の名産品を地域で食べることの意義について伝えていきます。茨城県が誇る名産品にも触れ、今回の商品化の題材となる県産小麦「ゆめかおり」や「笠間の栗」も紹介されました。授業の感想を、田中さんは次のように語ります。
「私の出張授業の内容を踏まえたうえで、子どもたちから『遠方に出荷すると運搬時のガソリン使用量が増える』や『残菜を廃棄する時にはCO2が排出される』など、鋭い意見も飛び出しました。それぞれが自分の知識を活かして、ディスカッションする姿に感動しました。」
おいしいだけじゃない、
地域の未来へつながる商品づくりを模索。
田中さんから、「食品ロスを減らすには、魅力的な商品を生み出すことも重要」と聞いた子どもたち。授業後半は、発見した課題解決に向けて商品アイデアを考えていきます。事前授業で訪れた給食センターでの学びや、教頭の川松さんが講義内容をまとめた板書、友達との語らいからヒントを得て、さらには参加した大人たちのアドバイスも参考にしながら、一人ひとりがコンセプトシートにアイデアを書き込んでいきました。
今回のプロジェクトを企画したセブン‐イレブン オペレーションサポート部 地域共生担当の野地さんは、子どもたちのアイデアに驚かされたと語ります。
セブン‐イレブン
オペレーションサポート部
福島・茨城地区 地域共生担当
野地さん
「ゆめかおりを使ったパンと笠間の栗クリームを組み合わせるなど、子どもならではの柔軟な発想があり、私自身とても刺激になりました。」
また、授業を受けた子どもたちへの想いについて次のように話します。
「食品ロスや地産地消という言葉は知られていますが、企業をはじめとした大人たちがどのように取り組んでいるのかは、まだまだ知られていません。子どもたちには、授業を通じてその一端に触れてほしいです。将来、子どもたちの中から、社会課題を解決へと導くような職業に就く子が現れるとうれしいです。」
7月に行われる第2回目の出張授業では、子どもたちによる商品アイデア発表会を開催。近隣店舗のオーナーの皆さんや製パンメーカーの担当者も参加して、商品アイデアを膨らませていきます。この発表会の様子は、次回の記事でお伝えします。










