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本部の力を借りながら課題にも対峙し、
自分らしい商いを続けていきたい

多田明彦さん・茂美さん

徳島津田浜之町店(徳島県) 
2013年9月加盟

個人スーパー ⇒ 他のコンビニエンスストア ⇒ セブン-イレブン・オーナー


セブン-イレブンの四国進出を機に、加盟を決めた多田明彦さん、茂美さんご夫妻。従業員さんの教育や接客強化などを適宜取り入れることで、売り上げも向上していったそうです。オープンして約10年。そのときどきの課題と向き合いながら、お店を成長させてきたおふたりに、これまでの道のりとお店への思いをうかがいました。

時代の流れに合わせて、業態を変更

現在、徳島津田浜之町店のオーナーを務める、多田明彦さん。セブン-イレブンに加盟する以前は、ご実家が続けてきた商店を引き継ぎ経営していました。
「実家は小さいスーパーマーケットを経営しており、そのお店を私が引き継ぐことになりました。引き継いで数年経った頃、改めて周囲を見渡してみると近くには町の庁舎や会社、中学校や高校もありました。この立地であればコンビニエンスストアのほうが向いているのではないかと思い、酒販店を基盤としたコンビニチェーンに加盟をしました」
見込んだとおり、昼や夕方のお弁当の需要が高く、好調な期間も続いたそうです。しかしながら、時代の流れに伴い周辺の環境は変化。市町村の合併により庁舎は移転し、高校も他校との統合により移転。町から人が減ってゆき、同時にお客様も減少してしまったそうです。
「当時加盟をしていたコンビニエンスストアはフランチャイズではなかったため、本部のサポートなどもありません。お客様の減少は顕著だったものの、近所の方たちのニーズを取り込みながら自分たちのアイデアと工夫で商売を続けてきました。しかし、10年先の明るい未来は想像しがたい。このまま続けることは厳しいとも考えていました」(多田明彦オーナー)
その頃、研修で東京に行く機会が定期的にあったという多田さん。そのたびに、まだ四国に進出していなかったセブン-イレブンに足を運んでいたそうです。
「東京に行くと毎回セブン-イレブンに立ち寄り買いものをしましたが、そのたびに商品力に驚きました。同時に四国に進出すれば、『四国のコンビニエンスストア事情は変わるだろう』とも思いました」(オーナー)
当時、他の大手コンビニエンスストアはすでに四国に進出し、店舗数も増加していました。それらのコンビニエンスストアと比べても、セブン-イレブンの商品のクオリティは圧倒的に高いと確信していたそうです。
「セブン-イレブンにニーズがあることは間違いない。四国に店舗ができれば主流になっていくだろうと思いました。とはいえ、四国には当分できないのだろうとも思っていたので、当時は、経営していたお店の参考になればという思いで店内を見ていました」

セブン-イレブンを新たな道に選択

多田さんのもとに「セブン-イレブンが徳島に進出」というニュースが飛び込んできたのは2013年のこと。前職のコンビニエンスストアに加盟し、15年ほど経った頃です。
「前職を続けながらも将来のことは模索していました。いくつか転身先の候補も考えていましたが、セブン-イレブンが進出するとなればそれに勝るものはないだろう。すぐに、『やろう』という決断に至りました」(オーナー)
その後、説明会に参加。本部と相談のうえ、徳島市内にできる店舗への加盟を決意した多田さん。引っ越しも経て、現オーナーを務める徳島津田浜之町店にて新たな道のスタートを切りました。
奥様、茂美さんもセブン-イレブンの加盟には賛成。しかし、引っ越しを伴うことには多少の懸念はあったそうです。
「さまざまな角度から検討して、セブン-イレブンがベストだという結論に至ったことはよくわかっていたので、加盟することにはすぐ賛成しました。ただ引っ越しをすることに引っかかる点がなかったわけではありません。加盟を決めた当時、子どもたちはまだ中学生で、転校も必要になります。でも、子どもたちが受け入れてくれて、実家の家族も背中を押してくれたので不安なく始めることができました」(多田茂美マネージャー)

店内体制を整えることで売り上げも向上

「オープン前には近隣にチラシを配る活動を行いますが、それに力を入れた甲斐がありオープニングセールの3日間は大盛況。初日は朝7時オープン予定でしたが、その前から待ってくれていたお客様もいました。3日間レジはフル回転で、私たちは休む暇もありません。ありがたいことに本当にたくさんのお客様が来てくださいました」(オーナー)
しかしながらオープンニングセールは特別な日。大盛況だった3日間が過ぎ通常の営業が始まると、その静けさに急に不安が募ったそうです。
「通常営業の初日は、たまたま雨風が強い日だったのでお客様が少ないのも致し方ない状況でしたが、初日からこれで大丈夫だろうかと不安になりました。そんなときに、私の目の前に現れたのが『来たよ』と言いながら店内に入る、雨がっぱを着た近所のおばあさん。本当にありがたかったし、勇気づけられました。そして、『心配している場合ちゃう。がんばらな、あかん!』という気持ちに切り替わりました。この日のことは、いまでも鮮明に覚えています」(オーナー)
オープン間もない頃は体制が整っていないこともあり、慌ただしい期間もあったという多田さん。お店を軌道にのせるために行った施策のひとつがシフトリーダーの育成でした。
「加盟店オーナー向けの地区の勉強会が時折あるのですが、そこで教わったことのひとつが、店内体制の構築です。仕事を仕切れるリーダー、いわゆるシフトリーダーを育成して全時間帯に配置できれば運営がスムーズになり、全体のレベルも底上げされるとのこと。すぐに取り入れようと思いました」(オーナー)
その後多田さんは、オープニング当時から働く従業員さんを中心に、シフトリーダーを育成することに注力。店内の体制を整えることにより経営が安定し、それが売り上げの向上にもつながっていったそうです。
また、売り上げを伸ばすために力を入れたもう一つのことが、「接客」です。
「オープン前に研修を受けましたが、その際に『お辞儀』の効果を教わりました。お辞儀をきちんと行ったことで、売り上げが伸びた実績があるとのこと。その教えも積極的に取り入れて『感じのいい接客』を心掛けるようにすると、リピートしてくれるお客様も増えていきました」(オーナー)

本部の助けがあるからこそ、売り場に集中できる

これまで約10年間経営をしてきた、多田さんご夫妻。振り返ると本部の制度やOFC(オペレーション・フィールド・カウンセラー)に助けられたことは多々あったと言います。
「OFCさんは売り上げを伸ばすための的確なアドバイスをしてくれる心強い存在です。また、セブン-イレブンは『オーナーサポート制度』が充実していますが、そのなかには冠婚葬祭のときに本部の方がサポートに入ってくれる制度があります。私も父の法事のときや、甥の結婚式のときに休暇をいただきましたが、その際、本部の方がオーナー業務を代行してくれました。安心して出かけることができ、助かりました」(オーナー)
「前職のときは、企画も宣伝も財務処理も、すべて自分たちで一からやらなければなりません。そうなると売り場でやりたいことがあっても、なかなか手がまわらない状態でした。セブン-イレブンの場合は、土台があってそのうえで運営していきますから、売ることに集中ができます。そしてOFCさんが私たちの力を引き出し、私たちが成功できるように導いてくれます。その環境が整っているのもセブン-イレブンの魅力です」(マネージャー)
体制を整えたことで軌道にのり、安定した経営ができているという多田さん。現在は徳島市内で2つの店舗を経営していますが、2店舗目となる徳島金沢1丁目店は奥様・茂美さんが中心となり運営をしています。
「徳島金沢1丁目店はありがたいことにお任せできる従業員さんも多く、私が店頭に出ることはほとんどありません。事務所で発注をしたり、企画をしたり、シフトをつくるなどデスクワークが中心です。お店にはほぼ毎日出勤していますが、自分の都合に合わせてお休みもとれているので、時間的にも気持ち的にも余裕のある働き方ができています」(マネージャー)
茂美さんが大事にしていることのひとつが、従業員さんとのコミュニケーションです。
「従業員さんは一人ひとりご家庭の事情も違います。どう働きたいかなどをおうかがいして無理のないようにサポートしたいと思っています。それから仕事のことだけでなく、お子さんのことや家族のことなどで何か困ったり、悩んだりすることがあれば話を聞き、寄り添える存在でありたいと思っています。私自身、子育てと仕事の両立などさまざまなことを体験してきたので、仕事以外の面でも頼ってもらえたらうれしいです」(マネージャー)
日々が充実していて楽しく働くことができていると話すおふたり。多田さんは、およそ10年前にセブン-イレブンへの加盟に踏み切ったことは正解だったと改めて振り返ります。
「前職をそのまま続けていたとしても、生活していくことはできたと思いますが、現在のような余裕のある働き方はできていなかったのではないでしょうか。ただ生活していくだけでなく、お客様にどうすれば喜んでもらえるか、売り上げを伸ばすことができるか。先を考えてやっていくことが商売の大前提です。いまはそれができる環境だと思います」(オーナー)
商売好きの多田さんにとって、「売ること」に専念できるセブン-イレブンの経営は、やりがいがあり、ご自身の力を発揮できる仕事です。これからも本部やOFC、そして従業員さんと力を合わせながら、自分自身とお店のさらなる成長を図っていきたいそうです。

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