お世話になっている税理士さんや銀行の偉い方から、「いいところに目を付けたね」と言われました。
斎藤 香・麻生さん 親子
福島桜水店(福島県)2016年10月加盟
飲食店自営業 ⇒ セブン‐イレブンオーナー
母と娘の2人で始めたセブン‐イレブン開業。すでに独立の経験がある斎藤さんが感じたセブン‐イレブンでの独立の魅力とは?
ー 確実に売上が伸ばせて、失敗のない仕事がしたかったんです。
香オーナー: 震災後、ずっと売上が減少していました。このまま続けても厳しいと判断して、業務転換の一大決心を。
でももう若くないので、冒険というか、失敗ができないと思っていたんです。好きなことだけをするのではなく、確実に売上を伸ばせるような仕事をしたかったんですね。間違いない仕事っていったらおかしいかもしれないですけど、確実に売上が伸ばせて、自分がやりがいを感じられるような仕事と考えた時、私の中ではセブン-イレブンでした。
ほんとに興味本位でホームページを見て、初めてオーナー用の説明会っていうものがあることを知りまして、それで思い切って予約を入れたんです。
ー 少しでも迷ったら行ってみるのをオススメします。
香オーナー: その説明会っていうのは私にとってはとても魅力的なものでした。
本部がこんなにバックアップしてくれるんだっていうのが解ったのが大きかったです。ほとんど素人の私がコンビニのオーナーになんかなれんのかなって思いながら行ったんですけど、そこでの説明会ってすごくよくできていて、こんな素人の私でもオーナーになれるって思えたんです。
最初、説明会に行く前は、私も半信半疑でしたし不安もありました。
だから、不安に思うんだったら、説明会に行って、実際に本部の説明を聞いたり、DVDでオーナーさん達の生の声を聞くのが一番だと思います。
ー 考えましたが、資本が大きすぎて。
香オーナー: 考えました、実は。
葬儀屋さんがいいなと思ったんですけど、資本も額が大きくなるので、イチから自分の力で立ち上げるっていうと無理があるなっていうことを現実的にわかってしまい。他コンビニでも募集を見つけて説明会に行ったんですが、最初から1対1で体制もちょっと希望していたものと違ったんです。自分の中ではやっぱりセブン-イレブンの商品が好きだったので、そこは揺るぎなく、やっぱりセブン-イレブンということで。
ー ローンもありますから、確実に見返りがある仕事じゃないと始められませんでした。
香オーナー: 「いいところに目つけたね」って、知り合いの銀行の偉い方にも、税理士さんにも言われました。福島でセブンオーナーをやってる方はもう30年40年と長くやってらっしゃる方が多いんですけど、震災以降は私とは逆に売り上げが伸びてたりとかしてるのを見ているからだと思います。
信頼している税理士さんにそう言ってもらえるのは安心でした。住宅ローンや教育ローンありますし、年齢的にも確実に見返りがあるものじゃないと、もうできないっていうのはありましたね。もう若い時みたいに、これがやりたいからやりたい!失敗してもいいや!みたいな気持ちはもうないので。
ー 仕事が変わるのは賛成。だけど1人でやってね、って言ってました
麻生さん: 最初は泣きながら抵抗しました。当時は好きな仕事に就いていたのもありますが、15年契約というのがやっぱり何があるかがわからないので一番心配でした。
承諾した理由は、やっぱり親子なので時間の融通は利くかなと思ったんですよ。例えば、具合悪いからやってねとか、海外に行くのが好きなので、その時間とかもとれるかなって思いなおしたんです。
ー 私は守りで、母は攻め。接客の姿はやっぱり家の母とは違いますね。
麻生さん: 本部の方に言われたのが、私は守りで母は攻めだって言われました。
やっぱり人との関わり方とか、従業員さんとのコミュニケーションとか、母のほうがうまくいくと思うんです。なので私が一人では絶対できないことをやってもらってる感じです。
母は接客業をずっとやってきているので、ニコって笑顔になってレジを打ってる姿を見ると、やっぱり家とは違うなって思います。
ー ありましたよ!今はもういいかなって思ってますが。
麻生さん: いろいろあります(笑)。
でもほんとに些細なことだと思います。若くして責任者になってしまった感じなので、まさかこうなるとはって思ってなかったんですよね。
開店して始めて取り組んだ大きな販促キャンペーンが解らないことだらけで大変すぎて、私を探さないでくださいって書いて、いなくなりたいと思ったことも。でも、本部の方がアドバイスをしてくれたおかげでなんとか乗り切りました。
ー 今は、私も母も週2日休めています。
麻生さん: OPENしてからしばらくは休めませんでしたが、今は週2回休めています。お休みの時は、友達と会ったりしてます。
多分今なら、「今日休みたい」って言ったら休める環境にはなってますね。本部の人も休んでくださいって言ってくれるので。
母と一緒にお買いものに行ったりすることもあります。
ー 従業員さんや、娘のサポートに恵まれていると感じた時ですね。
麻生さん: あります。
香オーナー: 商品はもちろん自信を持ってお勧めもできるんですけど、やっぱり一番は従業員さんや娘にはすごく恵まれていること。しかも今の従業員さんがすごくみんな成長してくれて、人間関係もほんとにうまくいってるのが私にも分かるので、それが今一番ですね。
このセブン-イレブンをやらなければ今のメンバーとも出会うことできなかったし、自信を持って商品を販売できるってスゴイことです。今の従業員さんはありがたいですね。やってよかった?って改めて聞かれると、そう思います。
麻生さん: この仕事でしか会えなかった人に会えたこともそうですし、お客さまに声掛けとかして売れた時とかね、嬉しいです。「揚げ物300個売ろう!」ってみんなで言って頑張って売り切ったりとか。従業員さんもみんなでやってくれるので、達成感もあります。
ー 言いたいことが言えること、娘の違う一面が見れたこと。
麻生さん: やっぱり言いたいことが遠慮なく言えるところだと思います。甘えられるのも、娘からすると良いところです。
あとは親子だから、これができてこれができないんだなっていうのが見えるので、これはやんないとっていうのが先にわかりますね
香オーナー: この子は一番頑張ったと思います。お店を引っ張ってくれているのが娘で、一番勉強して、下のスタッフにも教育してくれてるっていうのは、娘です。家では、ほんとお嬢さまみたいに何もしないんですね。家事はもちろん、お手伝いもしない人が、お店に来るとすごい仕事ができるんですよ。びっくりするほど。
感謝してますし、娘と一緒にやって良かったし、私も今年で50歳なので先々のことを考えると、後継者ということでも娘と一緒にやりたいと思っていたので、娘と組んで私はよかったと思います。
ー 私達にしかできない、お客さまからも従業員さんからも愛されるお店に。
香オーナー: そうですね。感じのいいお店にはしたいんです。うちにも、だんだん常連のお客さまが付いてきてるので、お客さまに愛されるお店と、あと従業員からも愛されるようなお店になれたらいいなって今は思います。人ってすごく大事だなっていうのは身に染みて感じているので。
麻生さん: お客さまにも何か感じてもらえるお店にしたいし、従業員さんが働きやすいお店にしたいですね。
香オーナー: 環境づくりとかね。それは私たちにしかできないことだと思うので。
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