地域包括支援センターと連携し、お年寄りの見守りの役目も担っています。
この仕事は、地域の方に安心をお届けできる仕事です。
松本光生・美香さん ご夫妻
長崎宝栄町店(長崎県) 2007年11月加盟
飲食FC店正社員 ⇒ セブン‐イレブンオーナー
光生オーナー: 「配達に行って具合の悪いお年寄りを助けたこともあります。食事をお届けするというのは、安全と安心をお届けすることと同じだと感じました。今では、警察からの依頼で高齢者の安心アドバイザーもやっています。地域への貢献がこれからのコンビニの姿だと思いますよ」
ー お届けサービス(配達)で、お年寄りの暮らしをサポートしています。
光生オーナー: 自分の考えですが、これからのコンビニは地域に貢献していくことが生き残って、勝ち残っていけることじゃないかなって常に思いますね。以前、配達に行ったとき、チャイムを鳴らしても反応がなく中をのぞくと苦しそうに倒れている常連さんが。すぐに救急車を呼び、無事に退院され、今でもよく買物に来てくれるまで元気になったのですが、やはり定期的に伺えるような人がいないのは心配になります。
ー 地域抱括支援センターと連携することで、地域密着を深めています。
光生オーナー: 今では、地域包括支援センターと一緒にやることも増えています。
認知症の症状の方がいたら、地域包括支援センターに私から連絡して。逆に地域包括支援センターから配達が必要な方を紹介してもらうという流れをつくっています。
地域の人たちがそういう取り組みを見てくれて、「セブンの松本さんやね」っていうことの認知度が上がっています。それがきっかけで、地域の方がここでコーヒーを買ってくれる、何かイベントの集まりがあったらここでおつまみやビールを買っていってくれるようになりました。
また、自治会にも入っていますし、近所の集まりでも何かあればうちを使ってくれていますね。そうやって認知度を高めて、地域密着につながっていくべきなのかなって思ってるんですけどね。
ー 人が集まるところ、安全や安心をお届けできるところ。
光生オーナー: そうですね…寄りどころじゃないけど、集まる中心になればいいなと思います。
私が言うのもなんですけど、「安全」と「安心」を届けてる感じは実感してるんです。高齢者の見守りもそうですし、警察からの依頼で、高齢者の安心アドバイザーみたいなのをさせていただくようにもなりました。
実は昨年末から、移動販売の「セブンあんしんお届け便」もやっているんですよ。お客様から「本当にありがとう」って言われるあの言葉が凄く嬉しくて。商売の醍醐味ですよね。ほんとはこっちが「ありがとうございます」なのに。「うわ〜助かったばい、ありがとう!」みたいなこと言われた時には、もうほんとやってて良かったなって思いますもんね。
ー FC経営をしている親族からセブン-イレブンを薦められました。
光生オーナー: 私も前職は、FC(フランチャイズ)運営もある飲食チェーンに勤めていました。親族でもコンビニオーナー、飲食系のFCのオーナーもいました。前職も楽しかったのですが、自分でやる魅力っていうのも従兄弟たちから聞いてましたし。親族が集まれば、「お前いつすると?自分でやらんと勤めてるだけじゃダメよ」みたいな話がずっと昔からあったので。
正直FC店舗の経営は大変そうだな、とは思っていましたが「大変やけど絶対自分でやった方が楽しい。やったらやった分だけ自分に返ってくるし、絶対自分でやる方が100倍楽しかぞー」って。それぞれ違うフランチャイズビジネスをやっているのですが、どの従兄弟に聞いてもみんなが楽しいって言ってたんで。
そして、従兄弟から「やるならセブンしかやるな」って言われていました。
ー オーナーの経営をサポートする仕組みがあるFC経営。
光生オーナー: 前職もFCフランチャイズ事業だったので何も知らないわけじゃないのですが、一番オーナーさんのことを考えている会社がセブン-イレブンだよっていう話を受けました。「何が違うと?」って聞いたら、セブン-イレブンは直営店で儲けようとしてできた会社ではなく、フランチャイズを軸としてできた会社だから、システムが最初からはっきりしてるんだと。30年そのノウハウでやってるから、安心で安定してるんだと。だから安心しろと言われたんです。
実際に、自分が経営してみても思いますけど、同じフランチャイズ事業でも全然違う。オーナーが成功しないと会社も成り立たないんだよっていうようなアドバイスを受けるんで、だからすごくwin-winな関係性だなって感じました。
ー 本部からのサポートの手厚さが想像以上でした。
光生オーナー: 想像以上だったですね。何がかって言うと、社員さんの教育が凄く良くできてるなと感じたんですよね。
本部からサポートに来てくれる担当OFCをはじめ、相手を尊重した様な話し方をするんです。私たちにだけでなく、本部社員同士でも同じなので凄く風通しが良さそうだなっていう風に感じました。前職がそんな雰囲気ではなかったので、大卒から就職して他社を知らないぶん、そんな会社もあるんだとびっくりしましたよ。
同じFC事業でも、担当OFCの指導の回数が格段に多いなって感じます。前職の店舗で店長をしていた頃は、1ヶ月に1回来るかこないかでした。
ー 最初の頃からずっとサポートしてもらっているので、尊敬しています。
美香さん: 担当OFCはやる気があって前向きなので、気持ちを引っ張ってくれます。OPENの頃はマメにサポートしてくれていました。特に昼間のシフトに入っている私がずっと一緒に居たので、最初のわからない業務を全部教えてもらいました。
発注がうまくいかなくて、涙ながらに話しをしたこともあります。担当OFCに、そんな感情や気持ちもぶつけながら今があるので、関係性はすごく良いですし、ずっと尊敬しています。
こんな量を発注するのは初めて!と少し弱気になっても、これもいける数字だって思えるぐらいのやる気を凄く見せてくれて、そのやる気が従業員さんにも伝わるので、お店全体で前向きにはなれますよね。
ー 担当OFCとは一緒に経営をしている感覚に近いです。
光生オーナー: お店によく顔をだしてくれるから、迷ったらすぐ聞けるし、レジもわからなかったらすぐ聞けるし。それが当たり前にある経営環境が凄いと思います。一緒に経営をしてくれるんだっていう安心感ですね。 尚且つ礼儀も正しいし、プレッシャーも無いし。
ー 家族と一緒にいる時間が増えたのは本当に嬉しいです。
光生オーナー: 前職では、正月も無いし年末も無い。朝は8時に行き、家に帰るのはいつも夜の10時ぐらいでした。それに比べて、家族の時間が増えました。なんでかって言うと自分でシフトを決められるので、家族と一緒に居ることができます。
子供が小さい頃は、幼稚園のバスが店舗前の下車をつくってくれたり、従業員さんが声をかけてくれました。だからもう従業員さんとも一緒に子育てをしたなっていう感じはありますね。
美香さん: 私は県外から来たんですけど、最初はこのセブン-イレブンの奥さんだったんです。何年もお店をやってきて、子供が幼稚園から小学校にあがり、知り合いも増えて「ミカちゃんね」って呼ばれるようになって。普通の転勤族よりも地域に馴染んでいるなって思います。
家族と居られる時間も沢山あるんですよね。子供が自分の仕事風景を見る時間も沢山あって。
やはり自分たちでシフトを決められる利点だと思います。
ー 学校から、私の仕事についての授業をやってほしいと依頼されたことは本当に嬉しかった。
光生オーナー: やって良かったなって思ったのは、去年娘の小学校から授業をしに来てくれって言われたことでしょうか。
町で働いてる人がどんな仕事をしてるのかっていう紹介を社会の授業でしたんです。それがやっぱり「やってて良かったな」って思えたことです。なんかこう地域のためにもなってるのかなとも感じましたし、娘もちょっと誇らしげになっていました。
その時に凄くやり甲斐を感じましたね。なんか地域が一つになって、なくてはならない存在じゃないけど声をかけてもらえるぐらい認知度が上がったのかなって思って。地域一体となってやってるなっていう感じがして、凄いやってて良かったなって改めて思いました。
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