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湯布院川上店(大分県)での独立開業(オーナーインタビュー)

  • 飲食店 ⇒ セブン‐イレブンオーナー

    山崎洋史・真純さん ご夫妻
    湯布院川上店(大分県) 2016年7月30日オープン

経営コンサルタントの父から勧められたオーナーの道。
人生のすべてが凝縮された3年でした。

OPENから2年8ヶ月経過時点の取材

洋史オーナー「尊敬していた父から「やってみないか」と言われたのが始まりです。結婚して、年収もあがり、親と暮らす家も建て始めました。この3年にすべての人生が詰まっている気がします。忙しいけど、楽しい。やったぶんだけ自分に返ってくる仕事ですからね」

自分はセブン‐イレブンで成功できると思って独立されましたか?
今の成功は「やると決断したオーナーの勝ちですよ」と言われました。
洋史オーナー: 湯布院での開業を決めた時は、こんなにお客様が来ていただけるお店になるとは思っていませんでした。観光地だし、お店は少ないし、さらに夜はほとんどのお店が閉まってしまう。だから、夜は暇な店になるだろうと思っていたんです。
ところが逆でした。周囲のお店が閉まった夜こそ忙しい。
夜だけじゃなく、昼間も含めずっと忙しいお店になったんです。年収は前職の5倍ですね。
当時私の開業サポートをしてくれたセブン‐イレブンの社員の方が言ってくれました。「即決で独立を決断したオーナーが凄いんですよ。それが勝ちです。」と。
その言葉は今の自分の自信になっています。
なぜコンビニ事業、なぜセブン‐イレブンだったのでしょう
経営コンサルタントをしていた父から「やってみないか」と言われたのが始まりです。
洋史オーナー: 独立するつもりなんて全く無かったですし、コンビニ事業は考えたこともなかったです。前職は飲食業界で10年以上勤めてきました。自営でもやりましたし、直近は知り合いの会社の飲食部門の立ち上げに関わっていました。
きっかけは、父親からの一言なんです。ずっと父親から「お前はいつまで人のところで働くつもりか」って言われていました。飲食業界以外を知らない私にとって、そう言われても何をすればいいのかわかりません。
そんなある日「セブン-イレブンやってみらんか?」って言われたんです。
「え?なんでセブン-イレブン?」って思ったのが始まりです。
ご自身で納得できた理由はなんでしたか?
父から学んだ経営の知識と、セブン‐イレブンでの独立が結びついた。
洋史オーナー: まずは説明会に参加してみようということになり、まだ結婚前だった妻と一緒に行きました。
そこで話された内容が、すべて頭に入ってきて理解ができたんです。
昔、父の経営コンサルタントの仕事を2年間手伝っていた時期があったのですが、説明会では父親の講義で出てきた、マーチャンダイジング※というような言葉が重なりました。それで「あの2年間は無駄やなかった」って実感したんです。まさかこんなところで役に立つとはっていうのがあって。
あとは、話を聞いていて純粋に面白かったです。飲食しか頭になく、小売業を全く知らない私が話を聞いて面白かったんで、「やりたい」と思ったんですよ。

セブン‐イレブンの経営の仕組みがすんなり頭に入ってくるし、面白いと思えたし、もうこれはセブン-イレブンをやるしかないと思ったんですよね。
※マーチャンダイジング:消費者の欲求・要求に適う商品を、適切な数量、適切な価格、適切なタイミング等で提供するための企業活動=「商品政策」「商品化計画」
経営コンサルタントをやられていたお父様が勧められたのはなぜですか?
小売業で生き残るのはセブン‐イレブンだ、と父は言っています。
洋史オーナー: 今まで父から仕事を勧められたことはなかったのですが、生まれて初めて「セブン‐イレブンをやらないか」って言われたんです。
父がセブン‐イレブンを勧めてきたのは、これまでのセブン‐イレブンを創ってきた歴代の社長の経営手腕や、経営哲学に絡んだことが多かったからだと思います。本当は自分でやりたかったみたいですけどね。
オーナーになってからも父が開催する経営セミナーには出席するように言われています。その理由は、「小売業は時代の変化に合わせた経営方法を知っておかないと生きていけないよ」ってことです。
父が、小売業で唯一生き残るのは、日本ではセブン‐イレブンだと昔からずっと言っていましたね。
ではスムーズに開業まで進んだのでしょうか
課題は3つ。妻の親の承諾、結婚、開業資金でした。
洋史オーナー: 開業するにあたって、3つの課題がありました。
当時まだ結婚していなかった妻と説明会に行き、その後、独立を機に妻の親に挨拶に行き承諾をもらい結婚しました。
資金に関しては、父親にお願いをしに行きました。電話じゃなく、ちゃんとアポイントをとって。勧めてくれたのが父ということもあり、お金を貸してくれることを承諾してくれました。
これで、課題がクリアになったんです。
奥様もびっくりされたのではないでしょうか。
純粋に食べていけるのかな、って不安はありました。
真純さん: 最初、「説明会があるから付いてきてくれんかな?」と言われて。怪しいなと思ったんで、聞くだけならいいよってついて行きました。その頃は、また飲食をするのかなと思ってたんですよね。でも飲食業って、それでずっと食べていくのは大変だろうなっていう思いはあったんですよ。
セブン‐イレブンを開業するといっても、兄弟とかでやるんだろうと思っていたら、そうもいかず。じゃあ結婚しようかって。すごい展開になってしまいました。
セブン‐イレブンでやるとしても、経済的な面でちゃんと食べていけるかは不安でした。
生活が一変されましたね。大変でしたでしょう。
人手不足で大変でした!だけどそれは、お店の雰囲気をよくすることで解消可能です。
真純さん: 覚悟は決めましたが、まさかこんなに忙しくて大変になるとは思っていませんでした。湯布院は田舎で観光地なのでどうせ暇だろうと思ってて。それが…オープンしたらとんでもない!ずっと忙しかった。
湯布院は街全体が人手不足で、旅館とも人手の取り合いなんですよ。
そんな人手不足の中、もともとお客様だった人がスタッフ募集のポスターを見て応募してくれたんですよね。たぶんお店の雰囲気を見て決めてくれてたんだと思うんです。
そうやって人が入ってきてくれるのを見ると、私たちもあぐらをかかずに常にお客様からは見られてるし、スタッフからも見られているということを意識しなきゃダメだなって。
楽しんで仕事をしていれば、自然と人は集まってくるのかなと思っています。
今はどんな働き方をされているのでしょうか?
何が売れているのかを、自分の目で見たいから毎日店に来ちゃいます。
洋史オーナー発注をしに店に来て、6時間ぐらいは店におるんかな。
デイリー商品の発注を任せたいけど、これやっぱりダメなとこなんですけど、自分がやっちゃうんですよね。やっぱりここだけはやっておきたい、ちゃんと見ておきたいっていうのがあって。どんな物が売れてるのかとか結構見ていますね。
本当は店長が全部できるんですよ。店長に任せておけば良いのですが、休んでいると落ち着かないんです。
忙しいけどお仕事が楽しいんですね。
父からも「やっぱりセブン‐イレブンって凄いね」って言われます。
洋史オーナー忙しくなかったら楽しくないですよ、忙しいから楽しい。何か嫌なことがあっても忘れられるぐらい。やったらやっただけ返ってくるっていうのがあるんで。
父からも「やっぱりセブン-イレブン凄いね」って言われます。「ほんと良かった、安心した」と。今は、僕が1人の経営者としてやっているのが、父から見たら嬉しいみたいですね。
父親は毎回言うんですけど、何が一番大事かって言ったらリズムが一番大事って言うんですよね。どんなに頭が良い人でも、どんなに優秀な人でも、リズムが悪い時って何をやっても上手くいかないっていうのをいつも言ってます。
だから、僕は今リズムがいいんです。湯布院に来るって決めた時点でリズムが良くて、そのリズムが継続できてるんで。
真純さん: 私はまだ純粋に楽しい!って言い切れないところがありますね。やり出したらやっぱり凄く大変だったし、適当にはできないじゃないですか。
今の私は2号店の湯布院湯の坪店をメインに仕事をしているのですが、湯布院川上店とは客数が全然違うので、売上も違う。それがやっぱり悔しい。自分の中で負けたくないっていうのが、強いんですよ。
そういう立場になったからこそ気づくのですが、主人は根性のある凄い人やなと思いますね。それに負けられないって思っている私も可愛くないのかなって思いますけど…。
でも、一緒に仕事ができてるのは良かったかなと思います。
今は新居を建設中なんですね。
3世帯住宅を建てているのが、最後の親孝行かな。
洋史オーナー: 私の母はこっちに来て一緒にお店を手伝ってもらっています。妻の母が大分市に1人だったので、全員一緒に暮らそうっていうことになって。今、3世帯住宅を建てています。2人だったら喧嘩になることも、4人いればならないかなって(笑)。
苦労して育ててもらったので、最後にできる大きな親孝行ですかね。年収も上がったので「欲しいものは?」って聞かれるんですけど、特にないんです。だからこれからは、今の自分があることへの恩返しを親や従業員さんにやっていきたいなって思っています。
オーナーになられてからいろいろなものが固まりましたね。
今までの経験を経て、新しい道が1本伸びた。
洋史オーナー: 大分市から湯布院に来て、オーナーになることを決めてからの3年間は凄い変化でした。
人生のすべてがこの3年間に詰まっているんじゃないかなって思います。
結婚も、仕事も、親と暮らすこともすべてこの3年で固まりましたから。今までの経験があった上で、色んなものが集まってまとまって、今の道が1本になりましたね。

<取材を終えて>
店のドアが閉まることのないくらい忙しいお店でした。震災後、海外からのインバウンド客が増え、海外旅行客の文化として素泊まりでコンビニの食事を楽しみにしている傾向があるそうです。ご本人も想像していなかった事態に驚いていましたが、そんな忙しさが楽しいと言っていたオーナー様でした。人生の決断で何が起きるかわからない、そんなお話を聞けてとても楽しかったです。

    • 担当ライター:とがしみきこ

      リクルート関連の求人制作業務にて、あらゆる業種の取材・コピーライティングなどを数百本経験。現在はWEB業界にて様々な企画、デザイン、取材、コピーライティングを担当している。

      担当ライター:とがしみきこ

      リクルート関連の求人制作業務にて、あらゆる業種の取材・コピーライティングなどを数百本経験。現在はWEB業界にて様々な企画、デザイン、取材、コピーライティングを担当している。

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