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御船高木店(熊本県)での独立開業(オーナーインタビュー)

  • 大手ゼネコン ⇒ セブン‐イレブンオーナー

    箭木(ヤギ) 秀作・亜希さん ご夫妻
    御船高木店(熊本県) 2006年1月1日オープン

安定した収入と、安定した仕事ができている。
単純かもしれないけど、それが一番幸せだと思うんですよね。

OPENから13年2ヶ月経過時点の取材

秀作オーナー「前職では百億単位の手形取引をしてきた私にとって、一円単位の現金をやりとりした時は足が震えました。お金を持って店に来ていただける、そんな有難い商売はないですよ。震災の時もそうでしたが、セブン‐イレブンは凄い商売だなって思います。」

大手ゼネコンからの独立となると、一番気にされたのはなんだったのでしょう?
女房も子供もいますからね、収入はすごく不安でした。
秀作オーナー: 最初に参加した説明会では、経営システムの話を聞いても全然ピンとこなくて。前職が建設業でお金の計算にうるさい仕事でしたので、本部の担当の方にはかなり厳しめに色々なことを質問させていただきました。こうなった場合のお金はどうなるの?こうだったら?を繰り返して。それで納得できたんです。
安心したと言うか、素晴らしいシステムだなと思いました。これだけの資金で起業できることはまず無いですからね、低リスクですよ。まず、そこが凄いなと思いました。
それでも収入がどれくらい稼げるのかやっぱり不安にはなりますよね。女房も子供もいて、食わしていかなくちゃいけないので。
セブン‐イレブンを選ばれた理由は?
お店を何軒も見て感じたのは、セブン‐イレブンじゃなきゃダメだってことでした。
秀作オーナー: フランチャイズにしようとは決めてはいたんですけど、最初はセブン-イレブンじゃなくてもいいかなと思っていました。
じゃあ何でセブン-イレブンにしたかと言うと、一つはやっぱりこの経営システムが素晴らしかった。
もう一つは、色々食べ比べてみたんです。何も考えずいろんなコンビニを回ってみたんですよね。
そしたらもう、お店の接客レベル、清掃状況、あとはなんと言っても商品の味が、セブン-イレブンが断トツでトップでした。僕の個人的な感想ですが、セブン-イレブンじゃなきゃダメだと思いました。その頃からもうオリジナル商品・ファーストフード商品には合成着色料とか保存料を使用してなかったもんですから、それ自体正直言って驚きましたよ。
自分が商売するなら、美味しいものを人に勧めたいですからね。
実際、開業されてからお店の売上の流れは?
セブン‐イレブンが来ると街が活気付く。
秀作オーナー: 最初はうなぎ上りでした。セブン‐イレブンがOPENすると街が拓けるんです。私はそう思っています。セブン-イレブンが来ると街が活気付く。だからセブン‐イレブンが来るから間違いないと思って、別事業の店舗が増える。
街づくりのきっかけとして、街全体で盛り上がっていくような雰囲気ですよ。
お店の運営は楽しくやられていますか?
終わりがないから、ずっとチャレンジしていける仕事です。
秀作オーナー: この仕事っていうのは、24時間365日営業していることと同じように、終わりがないんですよ。
前職にはプロジェクト単位で納品という仕事の区切りがありましたが、この仕事の方が本当の意味でのやり甲斐はあるかもしれないです。なぜかというと、自分なりに納得する答えっていうのがまだまだ見出せてないんです。もっと儲けたいって思えば、儲けるやり方もある。
お店で待っているだけじゃなく、外に売りに行こうと思えば売りにも行ける。そう考えた時に、いつまでも利益って無限大だなって思える仕事なんです。
それが私にとっては魅力です。月の収入がこれだけって決まらない。やったらやっただけ、頑張っただけ入ってくるよっていうのがこの仕事なんですよね。だから毎日頑張れるのかなって思っています。
24時間年中無休って、人から聞かれると「大変だろ?」って言われますけど、この仕事はこの働き方でいいんじゃないかって思いますね。
ではずっとお店に入られているんですか?
従業員と信頼関係をつくり、任せることができなければお店は続けられない。
秀作オーナー: 今は発注だけお店に来ていますが、最初の2〜3年間は、朝6時から夜までずっとお店にいました。今でも覚えているんですが、その当時のOFC※さんに、「オーナーさんがお店にいたら人は育たないです」って言われたんです。「オーナーさんは責任感が強すぎる。だから全てのことに対して自分が把握して、自分の判断でと思われてると思うけど、そうではない」と。「人を信じて、人にやってもらうことも大事です」って言われたんですよ。私より全然若いOFCにね(笑)。
そこから、ずっと任せられなかった売上の管理や点検も従業員さんに任せるように。もう今では私が一番仕事ができない人だと思います(笑)。もううちの社員なんか「ちょっとオーナーさんどいといてください」って言うぐらいのレベルです。
セブン-イレブンを経営して初めて思ったのは、人の上に立って人をいかに信じられるか。これができないと、セブン-イレブンの経営は難しいと思います。お客様ともそうですが、いかに人と人との繋がりを大事にできるかが一番大切ですね。
※OFC:店舗経営相談員
ここのエリアは熊本地震の震源地ですよね
コンビニ事業の大切さを改めて感じた震災でした。
秀作オーナー: 熊本地震は、ちょうどこの辺が震源地でした。みんな泣きながらこのお店に集まってきていたんです。もう色んな方が怖くてここに集まるんですよ。駐車場も満車で人だらけです。そこから一週間ぐらいみんなうちの駐車場でテント生活でした。
本部のサポートもすごかった。セブンカーが緊急車両と同じような扱いだったんですよね。道路が崩れてきたりして、通行止めになっていてもセブンの運搬車は通れるんです。緊急車両と同じぐらいの立場で街に食料を届ける役目を担っていました。本部も、運搬も、みんな必死で物を届けてくれる。
「君のとこが開いてて良かった〜」言うて何回握手したかですよ。みなさんもう泣きながら買いに来ていただけるんですから、コンビニエンスの大切さを感じました。
結果、セブン‐イレブンをやられてよかったですか?
この仕事に就けたことに感謝しかありません。
秀作オーナー: いやもう、セブンやっとかないとダメでした。
感謝しかないです。じゃないと、こんな生活できていないんですよ。娘が2人いるのですが、中高一貫校の私立に行かせたんですよ。
教育面を考えて、郡部よりも市内の方に行った方がいいかなと思ってたもんですから。2人とも市内に通わせてですね、そのうち市内に家を建てました。それをできたのもセブン-イレブンのおかげですので。
上の娘は今年で東京の大学を卒業しました。
お子様は、セブン‐イレブンを経営する親をどう見ていたんでしょうか。
娘が、本部の就職試験を受けようかなんて言い出した時は嬉しいやら、焦るやら。
亜希さん: 子供達が大きくなるにつれて、私たちの仕事をどう見てくれるかな?っていうのはちょっと不安でした。寂しい思いをさせたこともあると思いますが、両親は一生懸命自分たちのために働いてくれてるので、できるだけ迷惑をかけずに、自分でできることは何でもやらなくちゃいけないっていう風に途中から思ってくれたのがちょっと嬉しかったですね。

秀作オーナー: 反抗期もありましたが、仕事をちゃんと見てくれていたんでしょうね。大学の3年生の時に、「父さん、セブン&アイ・ホールディングスって大きいよね」って。「どうしようか、就職試験受けてみようか」とか言いだして。
娘がOFCになって、お店のアドバイスとかやりはじめたら大変だ!お願いだからそれはやめてくれって(笑)。
まあでもね、セブン&アイ・ホールディングスというのは素晴らしい会社で、教育が徹底されているところなので。お世話になってもいいかなっていうのは正直あります。
大きく人生が変わりましたね。
一番の幸せは、安定した当たり前の生活が送れること。
秀作オーナー: 結果論ですけど、この仕事をしてよかったと思うのは、きちんとした収入を稼いで、安定した生活ができたということだと思います。単純かもしれないですけど、それが一番幸せだと思うんですよね。
それなりの収入を稼いで、それなりの生活費を女房に渡すっていうのが、意外に単純だけどできないことなんですよ。
サラリーマンであってもリストラということもある。そういう恐れもなく、14年続けてこれたのは幸せなことです。
言い方としては、第2の人生みたいな形にはなるんですけど、ほんとにこの人生で良かったねって女房とよく話すんです。

<取材を終えて>
大きなお金を扱う仕事をしていた方にとって、一円単位の小売業はどううつるのか?と思っていましたが、むしろ目の前で現金を持ってきてくれることに足が震えた、という言葉は衝撃的でした。お子様からお年寄りまでお金を持って何かを買いに足を運ぶ。そんな当たり前のことに感銘を受けるオーナー様がいるって、凄く素敵だなと感じました。

    • 担当ライター:とがしみきこ

      リクルート関連の求人制作業務にて、あらゆる業種の取材・コピーライティングなどを数百本経験。現在はWEB業界にて様々な企画、デザイン、取材、コピーライティングを担当している。

      担当ライター:とがしみきこ

      リクルート関連の求人制作業務にて、あらゆる業種の取材・コピーライティングなどを数百本経験。現在はWEB業界にて様々な企画、デザイン、取材、コピーライティングを担当している。

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