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上三川多功店(栃木県)での独立開業(オーナーインタビュー)

  • セブン‐イレブンオーナー店勤務 ⇒ セブン‐イレブンオーナー

    増山博紀・理恵さん ご夫妻
    上三川多功店(栃木県) 2017年1月26日オープン
    「従業員独立支援制度」利用

数年後、AIの進化で職を失うかもしれない。そんな時代の変化でも生き抜いていけるのは事業主だと思い、独立を決断しました。

OPENから2年3ヶ月経過時点の取材

博紀オーナー「売上をあげる仕組みもしっかり揃っている、人が辞めないような環境づくりで人は集まってくれる。自分の信念ややり方で利益が出るのはやっぱり楽しいですよ。自分の好きにさせてもらって利益が出るってことは、自分の行動に対しての正しさの証明でもありますから」

前職も別のセブン-イレブンのオーナー店で店長をされていましたが、そこから独立に踏み出されたのは?
数年後、AIの進化でも職を失わないのは事業主じゃないか、と。
博紀オーナー: よくテレビとかでAIとか聞くじゃないですか。このままディープランニングのシステムが進むことによって失われる職種がたくさん出てくると思います。コンビニエンスのレジもその一つ。
そう考えた時に、やはり雇われている側よりは事業主である方が時代への順応性が高いんじゃないかと思ったんです。どんな仕事であっても、管理職から切られていくんじゃないかという不安があったんですね。
だからセブン-イレブンの仕事をやっていたから独立したのではなく、どんな仕事をしていても共通して抱いた不安からの決断だったと思っています。
コンビニ以外の道も考えられたりしませんでしたか?
すべての売場を見届けることができるのは、コンビニしかありませんでした。
博紀オーナー: 他は考えなかったですかね。例えば同じ小売業でスーパーをやろうって思った時に、バイヤーは買い付けしかできないですし、キャッシャーはレジ打ちしかできないですし、それこそ部門で別れているところだったらデリカテッセンやペストリー、鮮魚でもそれぞれの売場しか管理監督することができない可能性が高いです。
しかし、コンビニなら入口から出口まで全てを見届けることができる。そこに自分の意思を反映することができる、それができるのはこの仕事しかないと思っていたんです。
店長として働かれていたとき、セブン-イレブンが良いと思うポイントはあったのでしょうか。
フランチャイズでありながらも、自分らしさをカタチにできる仕事ですね。
博紀オーナー: 私はたまたま前職もセブン-イレブンのお店で働いていましたが、ほとんどのオーナーは未経験からオーナーになるじゃないですか。そう考えると、フランチャイズのシステムはとてつもなく素晴らしいんですよ。
経営の運営スタイルっていうものが教科書の様に一つにまとまっていて、誰でもそれを行うことによって一定以上の利益が生み出せますよっていう仕組みが整っています。
更にはそこにオーナーの特色を付けることで、差別化ではなく区別化を計れる。

セブン-イレブンの仕事は、フランチャイズでありながらも自分らしさをカタチに出せて、大きく利益を出すことができるっていうシステムだと私は思っています。
前職でも店経営をたくさん経験されてきたんですね。
マイナス店舗もプラスに変えられる、それをできるのがセブン-イレブン経営です。
博紀オーナー: 前職で任されたお店は、地区の売上に比べて売上が悪いお店でした。
だけど、僕の在籍していた2年半の間は、お店を一度も赤字を出すことなく黒字に転換させての運営を達成できました。
その経験から環境が整った中で出せる利益と、逆境の中から出せる利益とは意味合いが変わってくる面白さに気がついて、それで是非独立してみたいって思ったのもありますね。商売の面白さに気づいたというのでしょうか。
そんな逆境で、どうやって黒字経営が出来たのですか。
売上だけが利益の仕組みではありません、ちゃんと儲かる仕組みはあります。
博紀オーナー: オーナーになる前に心配されるのって、客数は来るかな?売上は確保できるかな?という心配が多いですよね。
でも売上の母数が違えば、必要な経費も変わります。なので、売上のいいお店だけが儲かるわけではないと思うんです。僕の経験から、売上が低くても、セブン-イレブンの仕組みを使えば利益が出る方法はあると思っています。当然、売上を上げていく努力も大切ですけどね。売上が少ない、お客さんが少ないっていうことだけに注視してしまうと、本来何処に問題があって利益が出てないのかっていうのが見えにくくなるような気がします。
その逆境を乗り越えられた背景にはなにがあるのでしょう?
本部のOFCさんが居てくれたからです。
博紀オーナー自分自身の信念みたいなものももちろんですが、当時担当してくれていた本部スタッフのOFC※さんが一緒に頑張ってくれたからだと思っています。
彼も凄く信念を持っている人で、正しいと思ったことは絶対に曲げないタイプの人間だったので、お互いの言い分をぶつけあったこともあります。彼が居てくれたからこそ、あの逆境や苦行の中であっても耐えてこれたと思っています。こういう存在が本部にいてくれているのは大きいですよ。
※OFC=各店舗に配置されている店舗経営相談員
経験者のオーナーなら、独立後もうまくいったのでしょうね。
客層や地域性を見極めるのに一年はかかりましたね。
博紀オーナー: そこまでスムーズではなく。やっぱりこの立地や客層に合わせて、どうやって利益を出していくかのサイクルをある程度定めるために最初の1年間は苦心しましたかね。
この店舗は一体何で利益が出せるんだろうか、デイリーなのかな?ソフトドリンクなのかな?と。
春夏秋冬だけでは計れないようなものも、地域性も多分にありますから。
奥様も昔はセブン-イレブンで働いた経験もあるということで、独立は賛成でしたよね?
独立となると話は違う、経営者側で自分が働くのは不安がありました。
理恵さん: 独立をしたいというのは知らなかったです。
もしかしたらとは思ってたんですけど、ずっとこのままオーナー店舗の社員でいくのかなって思っていました。独立したら、私も手伝わなくちゃいけないっていうのがあったので、実は最初は反対していたんですよ。
私が働いていた頃とお店のルールや設備も違いますし、あの頃はオーナーや先輩にお世話になっていましたが、今度は私が指導しなくちゃいけないと思うとやっぱり不安でした。
オーナーはどうやって説得されたのですか?
これからの経済状況、働く環境や時間の使い方を考えて独立が良いと思ったんです。
博紀オーナー: ここから、5年10年20年先の経済状況、それを踏まえた上で自分たちの生活様式などを考え、起業した方が良くなるかなっていうことを話しあいました。AIの進化や稼ぎはもちろん、働く環境や時間もですね。
理恵さん: その話を聞いて、やっぱり仕方ないかなって感じましたね。
博紀オーナー: 自分のやりたい事ができればいいのかなとは思うんですよ。子供がいたら運動会に行ってあげたいなとか、学芸会があれば行ってあげたいって時に、時間を作れる環境だったら一番いいのかなと思うんですよね。だから今凄く従業員さんに恵まれていて、割とここ20年ぐらいで最も優雅な生活をしてますけど。
今はどのくらいお店に出られているんですか?
今は1日3時間程度。今は従業員さんに恵まれていますから。
博紀オーナー: うちの家内は基本的に早朝と人が居ない時の夕方シフトインしてもらう様にしてもらっています。
あと自分は同じ様に人が居ない所は埋めますし、そうじゃないんだったら各時間一定のリズムで必ず顔を出して、各従業員さんの状況を確認していますね。今は、1日5時間くらい店にいて、僕は1日3時間ぐらいしか働いてないです。
でもそれだって、今はですからね。
もしかしたらこの先もっと長い時間働くかもしれないし、これが維持されるかもしれない。それは従業員の集まり具合と教育とその店内体制の維持具合によって変わってくるかなとは思っています。
今のところ人に困ったことはないと聞いていますが、それはどうやって?
自分なりの公平さで接して、従業員さんが辞めない制度を考えています。
博紀オーナー: 従業員さんに平等ではなく公平に接することによって、従業員さんが従業員さんを呼んで来てくれる体制ができるんです。うちはオープンして3年目なんですが、2年間求人広告費ゼロです。
この近くの商圏を見ても、パートさんが働ける、アルバイトで高校生が働ける場所ってこの近くに数百カ所あります。そこから働く場所を選ぶんですが、それは仕事の大変度合いで選ばれているんじゃありません。そもそも、大変じゃない仕事って存在しないと思うんですね。
そんな中から選んでもらうために、平等ではなく公平にすることを意識して、辞めたくならない仕組みや環境を考えています。
例えば、シフトや新しい店舗運営の取り組み体制などを見える化をしておくことによって、「そっか、こういう理由だったから私のボーナスってこんな感じだったんだ」とか、公平に感じてもらうようにしています。
頑張ったぶんを従業員に還元する仕組みもわかりやすくしていますし、頑張った度合いをグラフ化するなどしています。
結果、独立されてよかったと思われていますか?
自分のやり方で利益が出るのはやっぱり楽しいですよ。
博紀オーナー: セブン-イレブンっていう店舗の中で担う役割が違うだけですよ、それはオーナー職も同じですよ。
責任の度合いや範疇が違うだけであって立場はみんな平等ですからね、そこは勘違いしちゃダメなんです。決して僕は従業員より偉いとか、そんなことを思ったことは無いですし、店長職と違うのは、お店を運営する上で担う責任が違うだけですね。
ただ、オーナーとなって自分の好きにさせてもらって利益が出るってことは、自分の行動に対しての正しさの証明であるわけなので、やっぱり楽しいです。
ましてやそれが、逆境と制約の中で出せたら、これ以上に面白いものは無いんじゃないかって思っています。
本部の経営、運営マニュアルっていうものをちゃんと理解できれば、未経験の方でも成功できると僕は思いますよ。

<取材を終えて>
オーナーさん、真面目で硬い方かなと思ったら、従業員さんともとても仲良く話されていました。しっかりとした信念やルールはお持ちですが、従業員さんからも好かれているのが人材を集める一番大事な要素なのかもしれませんね。

    • 担当ライター:とがしみきこ

      リクルート関連の求人制作業務にて、あらゆる業種の取材・コピーライティングなどを数百本経験。現在はWEB業界にて様々な企画、デザイン、取材、コピーライティングを担当している。

      担当ライター:とがしみきこ

      リクルート関連の求人制作業務にて、あらゆる業種の取材・コピーライティングなどを数百本経験。現在はWEB業界にて様々な企画、デザイン、取材、コピーライティングを担当している。

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