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子どもの独立を機に異業種から転身。
新たな挑戦は、お店を育てていくこと

伊藤直人さん・美佐子さん

十和田西四番町店(青森県) 
2022年8月加盟

ホテル勤務 ⇒ セブン-イレブン・オーナー


お子様の独立を機に、異業種からセブン-イレブンのオーナーに転身した伊藤直人さん、美佐子さんご夫妻。未経験からの挑戦ゆえ苦労もありましたが、周りの人の力を借りながら、お店とともにおふたりも成長をしてきたそうです。満を持して、たどり着いた新天地。ここに至るまでの経緯や一緒に働く従業員さんへの思いをうかがいました。

子どもの独立を機に転身を決意

現在、青森県十和田西四番町店でオーナーを務める伊藤直人さん。伊藤さんが約25年間勤めた地元のホテルを退職し、セブン-イレブンのオーナーに転身したのは2022年11月。47歳のときです。
「30代からコンビニエンスストアの経営に興味を持っていました。しかし、当時はまだ子どもたちが小学生。加盟への思いを抱きつつも、『子育てが一段落ついてから』と考えていたので、その頃は下調べをするだけでした」
伊藤さんが、現実的に加盟を意識し始めたのはご長男が大学生になった頃。青森市内で一人暮らしを始めたご長男に会いに行く際に、セブン-イレブンに立ち寄るようになると、コンビニエンスストアの経営に対する思いが強くなったそうです。
「青森県にセブン-イレブンが進出したのは2015年です。それまでセブン-イレブンが近くになかったため、以前より県内に進出していた他社のコンビニエンスストアへの加盟を考えていました。しかし、セブン-イレブンに足を運ぶようになると『やるならセブン-イレブンだ』という気持ちに切り替わりました。目新しい商品が多く、種類も豊富で驚きました。当時は青森県に数店舗しかありませんでしたが、これからはセブン-イレブンが増えていき、県内のコンビニエンスストアの主流になると確信しました」(伊藤直人オーナー)
セブン-イレブンに通うごとに「お店を持ちたい」という思いは強くなっていったという伊藤さん。説明会に参加するなど下準備は進めていたそうですが、最終的に加盟を決断したのは、ご長女が大学生になったときです。
「子どもと過ごせる時間は限られているので、子育てを優先したことは自分たちにとっては正解だったと思います。長女が大学生となり一人暮らしを始めたことを機に加盟したい旨を本部に伝え、現在お店を構える十和田市の物件を候補として紹介いただきました。もともと暮らしていた地域からは距離があったため、引っ越しが必要になりました。住み慣れた土地を離れることに迷いはありましたが、思い切って加盟を決断しました」(オーナー)
伊藤さんご夫妻は、移住にともないセブン-イレブンの「U・Iターン独立支援制度」を利用しました。
U・Iターン独立支援制度とは、移住前の住所から開業店舗までの距離が最短50㎞以上の転居を伴う移住が対象となり、店舗の承認から契約までにかかる交通費や宿泊代、引っ越し費用を本部が負担する制度です(※利用には諸条件があります)。
「加盟をバックアップしてくれる制度が充実していることは説明会でも聞いて知っていました。本部が引っ越し費用を負担してくれたので、かなり助かりました」(オーナー)

新しい挑戦は、苦労も覚悟のうえ

伊藤さんはホテルスタッフ、奥様の美佐子さんは介護の仕事に従事してきました。おふたりとも小売業は未経験だったためオープン当初は覚えることが多く苦労もあったそうです。
「私も妻も異業種からの転身なので、最初はわからないことばかりでした。OFC(オペレーション・フィールド・カウンセラー)さんやコンビニエンスストアで働いた経験がある従業員さんのサポートが救いになりました」(オーナー)
「オープン後2週間ほどはOFCさんが頻繁にお店に出向いてくれて、心強かったです。わからないことはその都度聞き、教えてもらいながら仕事を覚えていきました。OFCさんと従業員さんの力添えがあったからこそ、素人の私たちでも乗り切ることができたのだと思います」(伊藤美佐子マネージャー)
また、オーナーは「新しいことを始めるのだから、苦労は覚悟のうえでした」とも振り返ります。
「長年勤めたホテルを定年まで勤め上げる選択肢がなかったわけではありません。慣れた仕事を続けることのほうが楽な道だともわかっていましたが、それでも新しいことに挑戦したいという思いが強くありました。苦労は覚悟をしていましたがコンビニエンスストアの仕事が特別大変ということではなく、どんな仕事でも初めて足を踏み入れるときは楽ではありませんよね。最初は苦労するけれども、経験を積んでいけば落ち着くだろうと思いました」(オーナー)

経験を積んだことで働き方や時間の使い方も変化

最初の頃は日々の業務を覚えることで精一杯だったというおふたりですが、日を追うごとに慣れていき、働き方や時間の使い方も変わっていったそうです。
「自分たちが仕事を覚えるまでは従業員さんに指示することができませんでした。従業員さんと一緒に私たちも仕事を覚え、両者がともに単独でも業務をこなせるようになってくると、仕事が分散されていき負荷が減っていきました。それから、慣れないうちは1つのことを終わらせるのにも時間がかかりました。しかし、経験を積むことで効率よくこなせるようになるので、少しずつ時間の余裕も生まれてきました」(オーナー)
オープンから数カ月経った頃には、売り場にも目配りする余裕が生まれてきたと言います。
「次第に、売り場やお客様の動きにも目を向けられるようになっていきました。どういう商品に手が伸びるのか、どこに置くと注目されやすいかなどが見えてくると、商品の陳列の仕方も自然と『お客様目線』を意識するようになりました。売れるものの傾向もわかってくるにつれ、発注の精度も上がっていったように思います」(マネージャー)
また、従業員さんと共に売り場づくりをできるようになったことも変化のひとつのようです。
「最初の頃は、自分に売り場をつくるノウハウがなかったので、コンビニエンスストアでの実務経験がある従業員さんに頼るばかり。今は自分から提案もできるようなりましたし、意見を出し合って考えられるようになりました。一緒に試行錯誤していくことは楽しいですし、売り上げにつながれば喜びも共有できます。少しずつですが、経験がある従業員さんに追いつけてきたのではないかなと思います」(マネージャー)

従業員さん向けの研修制度も利用

オープンして約1年が経った今、「一人ではできなかった」ことを痛感していると話すオーナー。気持ちのうえでもベストなタイミングで加盟できたのではないかと、振り返ります。
「じつは、コンビニエンスストアに漠然と興味を持ち始めた頃は一人で経営をするつもりでした。若さゆえの強がりもあり、『一人でできる』という根拠のない自信がありました。もしその考えのまま経営を始めていたら独りよがりになり、失敗したのではないかと思います。年齢を重ねるごとに、一人ではできないことや周りの人と協力することの重要性を理解するようになりましたが、そのような考えを持てた今だからこそ、経営が成り立っているのではないかと思います。その点からしても、良いタイミングで転身できたのかもしれません」(オーナー)
そして、未経験の自分たちがここまでやってこられたのは、やはり「従業員さんのおかげ」と話すおふたり。だからこそ、従業員さんたちが続けやすく、やりがいを持って働ける環境にしたいとも話します。
「従業員さんにお子さんがいる方ならばお子さまの予定、学生さんは学業や行事などとバランスをとっていかなければなりませんから、それらに支障がないように、私たちもできるだけ配慮をしたいと思っています」(マネージャー)
「先日、従業員さんの一人が『接客コンテスト』の地区予選に参加しました。このような場は従業員さんにとっても、私たちにとってもよいモチベーションになります」(オーナー)
また、セブン-イレブンはオーナー向けの研修だけでなく従業員さん向けの研修制度も充実しています。伊藤さんご夫妻の元で働く従業員さんの多くも研修に参加したそうです。
「オープン前には、ほとんどの従業員さんが『開店前研修』に参加しました。レジの操作や接客の基本などを実習する研修ですが、経験がない方はもちろん、他のコンビニエンスストアで働いたことがある方も『受けてよかった』と言っています。レジひとつとっても会社ごとに使い方が異なるので、オープン前にセブン-イレブンのレジの使い方を知れて安心できたようです」(オーナー)
オープンして半年が過ぎた頃には5名の従業員さんが接客のスキルを学ぶ「シフトリーダー研修」にも参加。こちらも従業員さんに好評だったそうです。
お子様の独立を機に、仕事も暮らしも一新した伊藤さんご夫妻。まだ軌道にのったとは言い難いそうですが、日を追うごとに仕事の楽しみややりがいも大きくなっているそう。
「まだまだ始まったばかりです。子どもも先の姿を想像すると楽しいですが、お店も2年後、3年後にどうなっているのだろうかと想像すると胸が高鳴ります」(オーナー)
これまで、子育てに集中してきたおふたり。お子様が独立したこれからは、お店を育てていくことが、子育てに変わる「夢中になれること」のようです。

オーナーからのメッセージ


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