セブン‐イレブンの横顔2022-2023
Interview 01
オーナー様を
あらゆる面から、
ていねいにサポート。
「前向きな経営」が
できる店舗に
小平地区 OFC
Mario Yoshino
経験のある自分だから、
オーナー様の悩みや
不安がわかります

大学卒業後、新卒で入った会社で約3年間、フランチャイズを運営する飲食業大手の店長を務めていました。販売する商品の仕込みから店舗運営全般を担当していたのですが、2013年にセブン‐イレブンが発売した「セブンカフェ」の大ヒットを目の当たりにして危機感を覚えると同時に、セブン‐イレブンの将来性を強く感じ、ぜひここで自分の力を試してみようと思い、2014年、セブン‐イレブン・ジャパンに転職しました。OFCを志望したのは、前職ではいつも経営の相談相手が欲しいと思っていたからで、フランチャイジー側の立場で働いたことがある自分なら、オーナー様の悩みや不安にしっかり寄り添えるはずだという確信もありました。入社後は約2年半の研修を経て、2016年にOFCに着任、今は小平地区で計7店舗を担当しています。

店舗が抱えている課題や置かれている環境はそれぞれ異なり、当然ながら私たちOFCが提供すべきサポートやアドバイスも異なります。どんなサポートが必要かを見極めるために、オーナー様や従業員の皆様のお話を聞くことを何よりも大切にしています。オーナー様には異業種出身の方が多いので、お話から学ばせていただくことも多いですね。また従業員の皆様からは、地域の情報を教えてもらうことが多く、それが販促のヒントにつながることもよくあります。

オーナー様へのサポートとして力を入れているのは、「オーナー様の右腕づくり」です。たとえば、店舗の経営に関わることをすべて一人で抱え込んでしまうオーナー様の場合は、頼りになるリーダー的存在の従業員が育てば、精神的にも体力的にも余裕を持って店舗運営に取り組めるようになり、結果として店舗の売上も向上していきます。キャンペーン中の揚げ物惣菜の売り込みなどを通じて、販促のノウハウや接客の楽しさを従業員の皆様と共有し、モチベーション向上と成長をサポートする取り組みにも力を入れています。

また、日々実感しているのは、セブン‐イレブンの経営は、意欲さえあれば多店舗展開などを通じて事業を大きく育てることができるだけでなく、雇用を生み、地域貢献にもつながる、とてもやりがいのある仕事だということです。オーナー様ご自身がその醍醐味に気づき、経営者としてステップアップできるようサポートするのも、OFCの役割の一つです。

安心して
経営していただくため

その一環として最近力を入れているのが、事業承継のサポートで、中でもとくに印象に残っているのは、以前担当していたあるオーナー様親子のケース。このオーナー様は2店舗を経営し、息子さんに2店舗目の店長を任せていたのですが、その店舗は利益率が低いのが課題となっていました。目先の売上が良くても、利益率が低い状態が続けば健全な経営の継続が困難になってしまいます。そこで、息子さんに「将来、どんな経営者になりたいのか」「将来のために今何をすべきか」という長期的なビジョンを持つことの大切さをお伝えし、適切な量の発注を行い、売上向上とともに廃棄量の削減に取り組みました。結果として利益率が大幅に改善し、オーナー様にも息子さんにも喜んでもらうことができました。このように、オーナー様や従業員の皆様が主体的にお店の成長に取り組むサポートをできることが、OFCとしての私の一番の喜びであり、自分自身の成長にもつながっています。

私自身の現在の目標は、地区のOFCをまとめるディストリクトマネジャーになることです。自分の担当店舗だけでなく地域全体のセブン-イレブンの販売力を高め、地域とともに成長する新たなコンビニエンスストア像の確立に貢献していきたいと思っています。