セブン‐イレブンの横顔2022-2023
Interview 03
オーナー・従業員が
一丸となって
「お客様に選ばれる店」に
広島中筋2丁目店 オーナー
Makoto Nakasuga
「このセブン‐イレブン、
何かが違う!」と
思われる店舗にしたい

広島市内で他社コンビニエンスストアの店長を約7年間、その後セブン‐イレブンの店長を約7年間経験した後、2011年7月にオーナーとして独立しました。独立するにあたってセブン‐イレブンを選んだのは、以前店長として働いていた他社と比べてセブン‐イレブンは本部と店舗の関係性が強く、担当OFCの店舗にかける熱量が圧倒的に高かったからです。この人たちと一緒なら、きっと良い店がつくれると確信できたので、安心してオーナーとしての一歩を踏み出しました。本部から提案された出店場所(現在の広島中筋2丁目店のある場所)は地方都市としては珍しく人口が増え続けているエリアですが、その分、競合店も多く、幹線道路から見えない立地ということもあり、開店当初は売上が安定しませんでした。でも、OFCのサポートを受けながらセブン‐イレブンの基本四原則(品揃え、鮮度管理、クリンリネス、フレンドリーサービス)を徹底、フレンドリーな接客と売場づくりにこだわり続けたところ、お客様に「このセブン‐イレブンは、ほかとは違うね」とおほめいただけるようになりました。すると少しずつ売上が上昇。経営も安定し、5年後の2016年には同じ広島市内に2号店を出すことができました。

みんなで楽しみながら
目標達成!

成長を牽引してくれたのは、主に昼間の時間帯を担当している女性従業員たちの存在です。中堅・ベテランの従業員には本部主催の研修を受講してもらい、リーダーとして売場づくりや接客の中心的役割を果たしてもらうだけでなく、新人スタッフの教育まで担当してもらっています。当店の教育の基本は率先垂範、つまり、実際にやって見せることです。そのため、夕方や深夜のシフト希望で入ってきた新人にも、最初の数回はリーダーたちのいる昼間のシフトに入ってもらい、リーダーたちの声がけや接客、商品陳列の整理などを直接見て学んでもらっています。そうすることで、新人は早く仕事を覚えられ、リーダー自身もさらに成長、結果として店舗の活気が向上していくという良い循環が生まれるようになってきました。従業員一人ひとりに店舗経営の当事者であることを意識してもらうことが、お客様の満足度向上につながり、結果として売上の安定にもつながったのです。

また、人材育成の一環として、「揚げ立てです、いかがですか?」「アプリでクーポンを配布中です」などとお声がけする取り組みを行っているのですが、全員で楽しみながらやっているうちに、全時間帯で声がけが増えて店舗全体が明るい雰囲気になり、販促の効果も上がっています。「商品を売る」というシンプルな目標に向かって一致団結し、目標を達成する喜びや一人の人間としての成長を実感できるのが、セブン‐イレブンで働く一番の醍醐味。私自身も店長時代から今にいたるまで、日々、セブン‐イレブンの仕事から多くを学び、成長させてもらっています。

「セブン‐イレブンで働くこと」の
価値を高めたい

今後、挑戦していきたいのは、「セブン‐イレブンで働くこと」の価値を高めていくこと。たとえば大学生に「近いからセブン‐イレブンでバイトでもしようかな」ではなく、「社会勉強になるからセブン‐イレブンで働きたい」と思ってもらえるようにしたいです。実際、セブン‐イレブンで働けば、言葉づかいや接客マナーはもちろん、コミュニケーションや臨機応変な対応力など、本当にさまざまなスキルが身に付きます。うちの店舗でアルバイトした学生が社会に出て「セブン‐イレブンでバイト経験のある子は安心だね」と言ってもらえるような人材を育てていきたいですね。もちろん、私自身もオーナーとしてまだまだ成長途中。とくに今は競合も増え、黙っていても売れる時代ではないからこそ、やりがいは大きいです。これからも従業員と力を合わせて、お客様に選ばれる店舗づくりにまい進したいと思っています。